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Scribus
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Scribus(スクライバス[2])は、オープンソースなDTP(デスクトップパブリッシング)ソフトウェア。動作OSは、Linux、UNIX、macOS、OS/2およびWindows(NT系)。 Adobe PageMakerやQuarkXPress、Adobe InDesignの様に高度なページレイアウト機能を持つ。
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概要
Scribus は、柔軟なレイアウト構成、植字およびプロ品質のイメージセッティング装置のためのファイル調整や、動的・対話的なPDFのプレゼンテーションや組み版の作製を目的として設計されており、使用目的としては新聞、パンフレット、会報、ポスターや冊子などがある。
Scribus は、SVGを含み広範な画像形式ファイルの利用が可能となっており、CMYKやICC プロファイルによるカラーマネージメント機能がPythonによるスクリプトとして組み込まれており、24以上の言語で利用可能である。
印刷は、組み込みのレベル3 PostScriptドライバによって行われ、TrueTypeやType 1、OpenType等のフォント埋め込みもサポートされている。また、このドライバはレベル2 PostScriptを完全にサポートしている。
PDFへの対応は透過、暗号化および入力可能なフォーム、注釈、ブックマークを含む。PDF のエクスポートは問題無いが、インポートと編集は出来ない。またScribusがエクスポートしたPDFファイルは、プロポーショナルフォントを含む場合Acrobat Readerで検索することが出来ない [3][4]。
ファイルフォーマットはSLAと呼ばれ、XMLで記述されている。OpenDocumentのテキスト形式ファイルやリッチテキスト、マイクロソフトワード形式およびHTML形式のファイルが(制限はあるものの)インポートが可能である。
Scribusは QuarkXPressやMicrosoft Publisher、InDesignなどの商用ソフトウェアのネイティブフォーマットを読み込んだり書き込んだりすることは出来ない。開発者はこれらファイルフォーマットのリバースエンジニアリングは非常に複雑であり、またこれらのソフトウェアの開発元から法に訴えられる恐れがあると考えている [5]。
組版については日本語のフォントは使えるものの、日本語特有の組版規則には対応しておらず、縦書き・右綴じ・ルビ・四分アキなどには対応していない。また禁則処理では、追い込み・ぶら下げには対応しておらず、追い出しのみの対応となっている。アラビア語のような右横書き言語にも対応していない。そのため、日本語での組版には適していない。
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改良の歴史
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関連項目
脚注
外部リンク
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