WASP-10b

WASP-10bはペガスス座の方角に約290光年の位置にあるWASP-10の周囲を公転している太陽系外惑星である。木星の3倍以上の質量を持つが、半径は8%大きいだけであるため、密度は月と同程度である。地球が太陽の周囲を365日で公転するのに対して、WASP-10bは主星の周りを3日で公転する^[2][3]。

WASP-10b
木星との大きさの比較
星座	ペガスス座
分類	太陽系外惑星 (木星型惑星)
発見
発見年	2008年[1]
発見者	D. J. Christian ら[2] (スーパーWASP)
発見場所	ロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台[2]
発見方法	トランジット法[2]
現況	公表
軌道要素と性質
軌道長半径 (a)	0.03781+0.00067 −0.00047 au[3]
離心率 (e)	0.057+0.011 −0.005
公転周期 (P)	3.0927616 ± 0.0000112日[3]
軌道傾斜角 (i)	88.49+0.22 −0.17 °[3]
近点引数 (ω)	2.737+0.194 −0.166 °
通過時刻	HJD 2454664.030913 ± 0.000082[3]
準振幅 (K)	533.1 ± 7.5 m/s[3]
WASP-10の惑星
位置 元期:J2000.0
赤経 (RA, α)	23h 15m 58.30s[1]
赤緯 (Dec, δ)	+31° 27′ 46.3″[1]
距離	462光年 (141 pc[1])
物理的性質
半径	1.080 ± 0.020 RJ[3]
質量	3.15+0.13 −0.11 MJ[3]
平均密度	3.11 ± 0.20 g/cm3[3]
表面重力	67.30+1.89 −1.83 m/s2[3][注 1]
平衡温度 (Teq)	1370 ± 50 K[3]
他のカタログでの名称
2MASS J23155829+3127462 b, 1SWASP J231558.30+312746.4 b, WISE J231558.31+312745.9 b[1]
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