WASP-20

WASP-20は、地球から見てくじら座の方向に約680光年離れた先にあるF型主系列星である。

WASP-20A
星座	くじら座[1]
見かけの等級 (mv)	10.779[2]
分類	F型主系列星[3]
位置 元期:J2000.0[2]
赤経 (RA, α)	00h 20m 38.5361s[2]
赤緯 (Dec, δ)	−23° 56′ 08.567″[2]
赤方偏移	-0.000002[2]
視線速度 (Rv)	-0.64 km/s[2]
固有運動 (μ)	赤経: -1.4 ミリ秒/年[2] 赤緯: -18.3 ミリ秒/年[2]
距離	684.6 ± 65.2 光年 (210 ± 20 パーセク[1])
絶対等級 (MV)	4.1[4]
物理的性質
半径	1.392 ± 0.044 R☉[1]
質量	1.202 ± 0.040 M☉[1]
平均密度	太陽の0.447 ± 0.033倍[1]
表面重力	4.232 ± 0.020 (log g)[1]
自転速度	4.71 ± 0.50 km/s[1]
スペクトル分類	F9V[3] G1[4]
表面温度	5,950 ± 100 K[1]
金属量[Fe/H]	-0.009 ± 0.061[1]
年齢	70+20 −10 億年[1]
他のカタログでの名称
CD-24 102[2] GSC 06413-00439[2] 2MASS J00203853-2356086[2] TYC 6413-439-1[2] TOI-194[2]
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WASP-20B
分類	恒星
地球から見た位置 （WASP-20Aとの関係）
位置角	176.93 ± 0.07°[3]
角距離	0.2578 ± 0.0007 秒角[3] (~60 au[3])
物理的性質
表面温度	5,060 ± 250 K[3]
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特徴

大きさの比較

太陽	WASP-20

WASP-20は、太陽の1.202倍の質量と1.392倍の半径を持つ恒星である。表面温度は5,950Kで、太陽の5,778K^[5]よりわずかに高温である。年齢は約70億年で、太陽よりやや年老いているとされている。2016年、WASP-20から0.2578秒角（約60au）離れた位置に、表面温度5,060Kの伴星が発見され、「WASP-20B」と名付けられた^[3]。

惑星

2014年にスーパーWASPによるトランジット法の観測で、WASP-20Aの周りを公転している太陽系外惑星WASP-20bが発見された^[1]。

WASP-20Aの惑星^[1]

名称 （恒星に近い順）	質量	軌道長半径 （天文単位）	公転周期 (日)	軌道離心率	軌道傾斜角	半径
b	0.313±0.018 MJ	0.06003±0.00067	4.8996285±0.0000034	<0.11	85.57±0.22°	1.458±0.057 RJ