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WASP-60
ペガスス座の恒星 ウィキペディアから
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WASP-60は、ペガスス座の恒星で12等星。太陽系外惑星が発見されている。
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概要
G1のスペクトルを持つ[1]橙色の主系列星で[4]、ガイア計画で観測された年周視差によると地球から約1,420光年の位置にある[注 1]。半径、質量とも太陽よりやや大きい。
2011年、太陽系外惑星探索コンソーシアム「WASP(Wide Angle Search for Planets)」のチームが2004年から2011年にかけて行ったトランジット法による探査で太陽系外惑星WASP-60bが発見された[3]。この惑星は、半径が木星の約86 %、質量が51 %で、主星からわずか0.05天文単位 (au) の軌道を約4.3日の周期で公転している[3]。
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名称
2019年、世界中の全ての国または地域に1つの系外惑星系を命名する機会を提供する「IAU100 Name ExoWorldsプロジェクト」において、WASP-60 と WASP-60b はセルビア共和国に割り当てられる系外惑星系となった[4]。このプロジェクトは、「国際天文学連合100周年事業」の一環として計画されたイベントの1つで、セルビア国内での選考、国際天文学連合 (IAU) への提案を経て、太陽系外惑星とその母星に固有名が承認されるものであった[6]。2019年12月17日、IAUから最終結果が公表され、WASP-60はMorava、WASP-60bはVlasinaと命名された[2]。Moravaは、セルビア国内で最も長い距離を流れるモラヴァ川水系[2]。Vlasinaは、モラヴァ川の一支流、南モラヴァ川の重要な支流ヴラシナ川である[2]。
脚注
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