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WASP-72
ろ座の恒星 ウィキペディアから
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WASP-72は、ろ座の恒星で11等星。太陽系外惑星が発見されている。
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概要
F7のスペクトルを持つ[3]黄白色の主系列星で[4]、ガイア計画で観測された年周視差によると地球から約1,440光年の位置にある[注 1]。
2013年、太陽系外惑星探索コンソーシアム「WASP(Wide Angle Search for Planets)」のチームが2011年から2012年にかけて行ったトランジット法によ、る探査で太陽系外惑星WASP-72bが発見された[3]。この惑星は、主星からわずか0.04天文単位 (au) の軌道を約2.2日の周期で公転しており、主星から受ける強力な放射で表面温度は2,210 K という高温となっている典型的なホット・ジュピターである[3]。
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名称
2019年、世界中の全ての国または地域に1つの系外惑星系を命名する機会を提供する「IAU100 Name ExoWorldsプロジェクト」において、WASP-72 と WASP-72b はモーリシャス共和国に割り当てられる系外惑星系となった[4]。このプロジェクトは、「国際天文学連合100周年事業」の一環として計画されたイベントの1つで、モーリシャス国内での選考、国際天文学連合 (IAU) への提案を経て、太陽系外惑星とその母星に固有名が承認されるものであった[6]。2019年12月17日、IAUから最終結果が公表され、WASP-72はDiya、WASP-72bはCuptorと命名された[2]。Diyaは、モーリシャスへ移民したインド人の祖先が持ち込んだ、油脂のランプで、ディーワーリーなど特別な機会に灯される[2]。Cuptorは窯のことだが、モーリシャスでは姿を消して久しく、より洗練されたオーブンにとって代わられている[2]。
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脚注
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