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寺西家阿倍野長屋

大阪市阿倍野区にある建築物 ウィキペディアから

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寺西家阿倍野長屋(てらにしけあべのながや)は、大阪府大阪市阿倍野区に所在する歴史的建築物。国の登録有形文化財に登録され、大阪まちなみ賞を受賞している。また本項では同じく登録有形文化財となっている寺西家住宅主屋寺西家住宅蔵についても述べる。

概要 寺西家阿倍野長屋, 情報 ...

概要

1932年 (昭和7年)建築。同時期に建築された住宅街に建つ。4軒長屋2階建てであり、構造上では2軒ずつに分かれ、間に防火壁を設けている。長屋でありながら各戸毎に妻入りの玄関、また当初から風呂を持つ。取り壊してマンションを建築する計画もあったが、2003年 (平成15年) 12月1日、長屋としては全国初となる登録有形文化財となった。 翌年には宮大工によって再生され、2020年3月現在はイタリア料理店、日本料理店、中華料理店、焼肉店が営業されている。また、2006年には大阪まちなみ賞大阪市長賞を受賞した[1][2]

  • 主屋 – 1926年 (大正15年) 築、木造 、瓦葺き、建築面積102m2。東が平屋、西が入母屋造2階建。1階玄関横の応接室は切妻造で内外ともに洋風の意匠2005年12月26日、登録有形文化財となった[3]
  • 蔵 – 1935年築、瓦葺き、建築面積18m2、主屋西側、土蔵造2階建、切妻造。基礎は花崗岩の石積、外壁は漆喰塗で頂部に鉢巻を廻す。南側に庇付の扉と窓、北側に窓を設置。2020年3月現在、蕎麦店を営業している。主屋と同日に登録有形文化財となった[4]
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交通アクセス

脚注

関連項目

外部リンク

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