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平織りの綿織物の一種 ウィキペディアから
ギンガム(英: Gingham、仏: Vichy)は、平織りの綿織物の一種[1]。
チェック(格子模様)である場合が多く、その模様自体をギンガムチェックと呼ぶ。
名称の由来は諸説あるが、その一つとしてマレー語のGenggang[2](意味は「縞模様」)[3]が挙げられる。また、フランスの地方名であるGuingamp(ガンガン)を由来とする説もある[1]。
当初はストライプ柄をギンガムと呼んでおり、例えば1828年のロンドンの雑誌にはpink striped ginghamという記述が見られる[4]。また、ヴィクトリア朝時代のアンブレラは、その柄からa gingham と呼ばれていたこともあったという説もある[4]。
『オズの魔法使い』の1939年の映画版では、主人公のドロシーが、青と白のギンガムのワンピースを着用している設定だった。
女優のブリジット・バルドーはピンクのヴィシー・チェック[7]を好んだといわれる[8]。1959年の2度目の結婚の際に着用し、ブームとなった。
ギンガム柄のボタンダウンシャツ(イギリスのブランド「ベンシャーマン」など)は、モッズファッションのアイテムの一つとして1960年代から用いられている。また、モッズコートの裏地として使用されることもある。
神戸屋レストランは1987年から、ギンガムチェックの青いエプロン[9]を店員の制服に用いている[10]。
マンチェスター・ユナイテッドFCは、2012/13シーズンに、濃淡の赤を用いたギンガム調のユニフォームを採用している[11]。
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