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日本のコンピュータゲーム ウィキペディアから
『スーパーロボット大戦J』(スーパーロボットたいせんジェイ)は、バンプレストから発売されたゲームボーイアドバンス用シミュレーションRPG。
ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | ゲームボーイアドバンス[GBA] |
開発元 | エーアイ |
発売元 | バンプレスト |
シリーズ | スーパーロボット大戦シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | ROMカセット |
発売日 | 2005年9月15日[1] |
対象年齢 | CERO:B(12才以上対象)[1] |
売上本数 | 約18万2000本[2] |
キャッチコピーは「新たな審判の時、来たる。」。
SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の一つ。ゲームボーイアドバンスで発売された同シリーズの第6作目かつ最終作に当たる。全52話(分岐も含めると合計68ステージ)。タイトルの「J」は「Judgment」(ジャッジメント、「審判」の意)の頭文字である[3]。
本作の特徴として、それまでのスーパーロボット大戦シリーズにおいてレギュラーであったゲッターロボシリーズが登場しておらず[† 1]、ガンダムシリーズも世界観が宇宙世紀以外の作品で構成されている点がある。こうした変化によって本作では『機動戦艦ナデシコ』『機動戦士ガンダムSEED』がストーリーの中核を成していた。また、変わった所では自軍の戦艦の艦長(パイロット)が全員女性というのもシリーズ初の展開だった[† 2]。
もう一つの特徴としては、前作『スーパーロボット大戦D』から戦闘シーンの演出が大きく進化しており、『スーパーロボット大戦α』以降の据え置き機作品同様、ロボットがフルアニメーションするようになった。ニンテンドーDSで発売された次作『スーパーロボット大戦W』以降の携帯機作品においてもこの傾向は継続されていく。
この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
★マークはシリーズ初参戦作品。☆マークは携帯機初参戦作品[† 3]。
全14作品。新規参戦は『宇宙の騎士テッカマンブレード』、『フルメタル・パニック!』、『フルメタル・パニック?ふもっふ』、『マジンカイザー 〜死闘!暗黒大将軍〜』の4作品。携帯機初参戦作品は『冥王計画ゼオライマー』、『機動戦士ガンダムSEED』、『マジンカイザー』、『ブレンパワード』。
『フルメタル・パニック!』は原作小説ではなくアニメ版からの参戦。またロボットアニメではない作品(『宇宙の騎士テッカマンブレード』、『フルメタル・パニック? ふもっふ』)の参戦は今回が初である。
『冥王計画ゼオライマー』出典のグレートゼオライマーは、原作本編に登場せずイラストのみ存在していたものだったが、本作登場のため森木靖泰により新たに再デザインされている[† 4]。
なお、本作以降の携帯機シリーズの公式サイトでは、オリジナルキャラクター(バンプレストオリジナル)を参戦作品として扱わない。
ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦シリーズのシステムを参照。
など、前作『スーパーロボット大戦D』からのシステムが多数継承されている。他にも新たな試みとして
といった試みもなされた。また、『スーパーロボット大戦MX』からお気に入りシステムが改良を加えて導入されている。開始時のほかに、ゲームを1回クリアするたび新たに3作品をお気に入りに選択できるようになり、全作品をお気に入りに指定すると、最大改造段階が15から20に伸び、同時に獲得できる資金と経験値が全作品一律1.5倍へと増える。
全3作品のお気に入り指定枠は『スーパーロボット大戦MX ポータブル』や『スーパーロボット大戦W』『スーパーロボット大戦K』にも引き継がれた。また、本作にはフル改造ボーナスが存在するが、お気に入りの指定で改造段階の上限が伸びても非指定の時の改造上限まで改造すればフル改造ボーナスを得られる。
戦艦に搭載されたユニットの精神コマンドも使用可能となり、同時に戦艦搭載ユニットへの精神コマンドも使用可能になったほか、強制出撃以外のユニットを出撃していないユニットと交代することも可能。ただし、一度出撃したユニットをもう一度交代で出撃させることはできない。
『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2』ではバリアを無効化し、援護攻撃が可能だった合体攻撃が、本作ではバリアが発動する上、援護攻撃も不可能になった。
主人公は
の2人から、主人公機はベルゼルート、グランティード、クストウェルの3機+隠し機体となるヴォルレントの計4機体から選択可能である。また今回は、主人公と共に機体に乗りこむサブパイロットとして、三人の候補の中から選択可能となっている。候補は以下の通り。
三人のうち一人しかサブパイロットにはできないが、出撃前に誰を乗せるかを決めることができる。選んだサブパイロットによって機体性能が変化するほか、後半の新型機体の必殺武器の戦闘アニメーションもサブパイロットにあわせて変化(ヴォルレントの後継機ラフトクランズでは武器の性能および名称も変化)する仕組みとなっている。なお、必殺技を使用するには三人のうち一人を20回以上乗せなければならず、全ての戦闘アニメーションを見たいのなら、最低でも二回クリアする必要がある。一度必殺技が使えるようになったサブパイロットとは、周回を重ねてもいつでも使用できる。
携帯ゲーム機でのシリーズとしては初めて、オリジナルキャラクターのカットイン上でのアニメーションが行われた[† 5]。女主人公およびサブパイロット三人は胸が、男主人公は髪の毛が揺れる。
2005年8月20日・21日に幕張メッセにて行われた「キャラホビ2005」にて、本作は『Another Century's Episode 2』とともに出展された[4]。ロボ魂プレミアムスーパーステージと題された特設ステージでは、プロデューサーの寺田貴信と声優の緑川光によるトークイベントが行われ、玉置成実の新曲『CASTAWAY』が本作のイメージソングになることが発表された。
CMソングには『機動戦士ガンダムSEED』においても楽曲を担当した、玉置成実の「CASTAWAY」が使用された[5]。
CMのナレーションは『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュをはじめ、『機動戦士ガンダムSEED』(イザーク・ジュール)、『フルメタル・パニック!』および『フルメタル・パニック? ふもっふ』(相良宗介)、『機動戦艦ナデシコ』(ダイゴウジ・ガイ、白鳥九十九)の5役を演じた関智一[6]と、『フルメタル・パニック?ふもっふ』のボン太くん役の金田朋子[7]が務めた。また、公式サイトで公開された限定バージョンのCMではボン太くんのみで喋っているバージョンもあった[8]。
発売に合わせて、ゲームボーイミクロ用オリジナルフェイスプレートが抽選で10,000名に当たるプレゼントキャンペーンが行われた[9]。
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