メンゲブル
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メンゲブル (蒙格布祿) は明朝末期のハダナラ氏女真族。初代ハダ国主・ワン (王台) の末子、四代国主。
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名称表記 | |
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満文 | ᠮᡝᠩᡤᡝᠪᡠᠯᡠ |
転写 | menggebulu |
漢文 |
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生歿即位 | |
出生年 | 嘉靖42(1563)? |
即位年 | 万暦19(1591)? |
死歿年 | 万暦28(1600) |
血筋(主要人物) | |
従祖 | ワンジュ(王中)(初代ハダ部主) |
父 | ワン(王台)(初代ハダ国主) |
母 | 温姐 |
兄 | フルガン(二代ハダ国主) |
兄 | カングル |
子 | ウルグダイ(五代ハダ国主) |
甥 | ダイシャン(三代ハダ国主) |
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ワンの死後、甥・ダイシャン (第三代国主)、兄・カングルとで国を三分し、ハダの衰頽を加速させた。カングルが病死し、ダイシャンがイェヘの謀略で殺害されると国主に即位したが、即位前、即位中を通じてイェヘの策略に踊らされ、最後もイェヘの奸計でマンジュ (建州部)、後のアイシン (後金) のヌルハチに囚われた挙句、ヌルハチ暗殺の嫌疑をかけられて殺害された。