ヤッファ
ウィキペディアから
ウィキペディアから
4000年以上前の古代都市からの歴史を有するという、イスラエルに所在する地中海に面した港町。現在イスラエルのテルアビブに併合された市街地はテルアビブ中心部からみて南部に位置する。
ヤッファの地名は、アラビア語:يَافَا(ヤーファまたはヤーファー)とヘブライ語:Yafo(ヤッフォ)、そのラテン語表記と歴史的変遷によりJapho(ヤーフォ)、Joppa(ヨッパ)、Yapu(ヤプ)などと様々な表記(読み方)が存在する。テルアビブの公式行政単位名には「Tel-Aviv/Yafo」とヘブライ語の「Yafo」が含まれている。
新約聖書使徒言行録に記述される、イエスの使徒ペテロが滞在したとされる「皮なめしのシモンの家」がある。
ヤーファーは1950年までテルアビブとは別個の自治体であったが、1950年に北部のテルアビブ市と南部のヤーファー市が合併し、新たにテルアビブ・ヤッフォ市が新設された。
イスラエル建国以来、この地区はイスラエルを代表するスラム街であった。麻薬を打つための注射針などもよく落ちていたと言う。だが、近年になり、ヤッフォの旧市街は「芸術の街」として生まれ変わり、旧市街にはアラブ・ヘブライ劇場も設立されている。ただ、隣接するパレスチナ系住民が多いアジャミ地区は、2010年現在も貧民街のままであり、ユダヤ人による土地の買占めや、行政の怠慢に憤りを感じている住民も多い[1]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.