三重電気鉄道松阪線
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松阪線(まつさかせん)は、かつて三重県松阪市の松阪駅から櫛田川中流の大石駅までを結んでいた本線(大石線)と、市街地の平生町駅から海岸沿いの大口駅までを結んでいた支線(大口線)から構成されていた、三重交通(廃止時点は三重電気鉄道)の鉄道路線である。
概要 松阪線, 概要 ...
松阪線 | |
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概要 | |
現況 | 廃止 |
起終点 |
起点: 松阪駅(大石線) 平生町駅(大口線) 終点: 大石駅(大石線) 大口駅(大口線) |
駅数 | 17駅(大口線2駅含む) |
運営 | |
開業 | 1912年8月17日 (1912-08-17) |
廃止 | 1964年12月14日 (1964-12-14) |
所有者 | 松阪軽便鉄道→松阪鉄道→松阪電気鉄道→三重交通→三重電気鉄道 |
使用車両 | 車両の節を参照 |
路線諸元 | |
路線総延長 |
20.2 km (12.6 mi)(大石線) 2.8 km (1.7 mi)(大口線) |
軌間 | 762 mm (2 ft 6 in) |
電化 | 直流600 V 架空電車線方式 |
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停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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開通当時は地域の足を独占したものの、紀勢東線開通後に松阪駅 - 射和駅間で紀勢東線松阪駅 - 相可駅間(射和駅と相可駅は櫛田川を挟んで近接)と競合したこととモータリゼーションの進行で、三重交通から三重電気鉄道が分離した翌年に、三重電気鉄道が近畿日本鉄道(近鉄)に合併されて同社の路線となる中、松阪線は譲渡される直前に廃止された。
現在は、三重交通の路線バスが蛸路 - 中万 - 射和間を除き、ほぼ廃線跡沿いを運行し、松阪線の松阪駅舎跡には三交百貨店が建てられた。また、射和・大石の両バス停は駅の名残を残している。