出島灯台
滋賀県大津市にある私設灯台 ウィキペディアから
滋賀県大津市にある私設灯台 ウィキペディアから
出島灯台(でけじまとうだい[1][2])は、滋賀県大津市今堅田一丁目に立つ黒塗り木造の私設灯台。琵琶湖唯一の灯台で、大津市有形民俗文化財に指定されている。
出島灯台 | |
---|---|
位置 | 北緯35度7分2.83秒 東経135度55分40.87秒 |
所在地 | 滋賀県大津市今堅田一丁目字出島274番1(地番による表記) |
塗色・構造 | 黒塗り、木造 |
灯質 | 白熱球 |
塔高 | 8 m (地上 - 塔頂) |
初点灯 | 1875年 |
出島灯台が立つ付近は、琵琶湖がもっとも狭まったところで岩礁も多く、1875年(明治8年)に客船「満芽丸」の転覆で乗客47人が亡くなる水難事故が発生した[3]。これを受けて、同年に近くの船会社により出島灯台が建てられた。以来、1918年(大正7年)に光源が灯油から白熱灯に変わるまで、出島の9戸の家が当番を決めて灯台の灯を灯し続けていた。白熱灯に変わった後は自動点灯になっていたが、出島灯台は1951年(昭和26年)にその役目を終え、今はモニュメントとして修復保存されている[4]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.