能勢電鉄妙見の森ケーブル
兵庫県川西市の黒川駅からケーブル山上駅に至っていたケーブルカー / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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妙見の森ケーブル(みょうけんのもりケーブル)は、かつて能勢電鉄が兵庫県川西市で運営していた黒川駅からケーブル山上駅に至るケーブルカー路線である。正式な路線名称は鋼索線(こうさくせん)であるが、国土交通省監修の『鉄道要覧』に路線名称は記載されていなかった。なお、2013年(平成25年)3月16日に妙見の森ケーブルと改称するまでは妙見ケーブルの通称を使用していた[3]。
概要 鋼索線, 基本情報 ...
鋼索線 | |
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黒川駅出発直後の1号車「ほほえみ」 (2007年11月) | |
基本情報 | |
通称 | 妙見の森ケーブル |
国 | 日本 |
所在地 | 兵庫県川西市 |
種類 | 鋼索鉄道(単線2両交走式) |
起点 | 黒川駅 |
終点 | ケーブル山上駅 |
駅数 | 2駅 |
開業 | 1925年8月1日 |
廃止 | 1944年2月11日 |
再開 | 1960年4月22日(下部線のみ) |
再廃止 | 2023年12月4日 |
所有者 | 能勢電鉄 |
運営者 | 能勢電鉄 |
使用車両 | 1号車「ほほえみ」、2号車「ときめき」 |
路線諸元 | |
路線距離 | 0.6 km[1] |
軌間 | 1,435 mm[1] |
線路数 | 単線 |
最大勾配 | 424 ‰[1] |
高低差 | 223 m[2] |
最高速度 | 平均速度2.2 m/s[2] |
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妙見の森リフトとともに能勢妙見堂のある妙見山へのアクセスルートとして運行されていたが、2023年(令和5年)12月3日限りで営業を終了し、翌12月4日に妙見の森リフトとともに廃止された[4][5]。
1067mm軌間の多い日本のケーブルカーとしては珍しく標準軌を採用していた[注釈 1]。廃止時に運行されていた車両はナニワ工機製(アルナ工機を経て現在はアルナ車両)で、1960年(昭和35年)の再開業時のもので、1号車に「ほほえみ」、2号車に「ときめき」という愛称が付いていた。