安息香酸
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安息香酸(あんそくこうさん、英: benzoic acid、独: Benzoesäure)は芳香族化合物であり、特に芳香族カルボン酸である。ベンゼンの水素原子1個がカルボキシ基に置換された構造を持つ。水に溶かすと酸性を示し、酸解離定数 pKa は 4.21 である。
概要 安息香酸, 識別情報 ...
安息香酸 | |
---|---|
安息香酸の結晶 | |
Benzoic acid | |
別称
| |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 65-85-0 |
PubChem | 243 |
ChemSpider | 238 |
UNII | 8SKN0B0MIM |
EC番号 | 200-618-2 |
E番号 | E210 (防腐剤) |
KEGG | D00038 |
MeSH | benzoic+acid |
ChEBI | |
ChEMBL | CHEMBL541 |
RTECS番号 | DG0875000 |
バイルシュタイン | 636131 |
Gmelin参照 | 2946 |
3DMet | B00053 |
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特性 | |
化学式 | C6H5COOH |
モル質量 | 122.12 g/mol |
示性式 | C6H5COOH |
外観 | 無色の結晶性固体 |
密度 | 1.32 g/cm3, 固体 |
融点 |
122.35 °C, 396 K, 252 °F ([1]) |
沸点 |
249 °C, 522 K, 480 °F |
水への溶解度 | 可溶 (温水) 0.34 g/100ml (25 °C) |
THF, エタノール, メタノールへの溶解度 | THF 3.37 M, エタノール 2.58 M, メタノール 2.91 M [2] |
酸解離定数 pKa | 4.21 |
屈折率 (nD) | 1.5397 |
構造 | |
分子の形 | 平面構造 |
双極子モーメント | 1.72 D (ジオキサン溶媒中) |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | JT Baker |
EU Index | 掲載なし |
主な危険性 | 刺激性あり |
NFPA 704 | |
引火点 | 121 °C, 394 K |
発火点 | 570 °C, 843 K |
関連する物質 | |
関連するカルボン酸 |
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関連物質 | ベンズアルデヒド, ベンジルアルコール, 塩化ベンゾイル ベンジルアミン ベンズアミド 安息香酸ベンジル |
出典 | |
ICSC | |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
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安息香酸のカルボキシ基に対してオルト位の水素原子がヒドロキシ基に置換されると、サリチル酸となる。
抗菌・静菌作用があるので、水溶性のナトリウム塩、安息香酸ナトリウム などは清涼飲料等の保存料として添加されている。酸型保存料の一種。殺菌作用はない(既に細菌などの増殖したものに対しては無効)。旧厚生省は安息香酸を天然に存在しない添加物に分類している[3]。