キララとウララ
日本の女性アイドルデュオ ウィキペディアから
日本の女性アイドルデュオ ウィキペディアから
キララとウララは、日本の女性アイドルデュオ。1984年8月1日、シングル「センチ・メタル・ボーイ」でデビュー。近未来的なテクノ歌謡の楽曲をリリースしている。
レコードデビュー前は単に「香奈子&なぎさ」と名乗っていた。しかし、デビューする際に事務所の社長に芸名はどうすると尋ねられたところ、実は中学の時にすでに決めていたと、「キララとウララ」の名前を提案して採用されたという。芸名の由来は、中学の時に「星を見る会」という名の下で、学校で歌いながら星を観察していたところ、「ああ、キララって光ってる星がある」と冗談で言った。すると、その呼び名いいねということになり、「じゃあ、もうひとつの呼び名はウララってかんじじゃない」ということで「キララとウララ」になった。また、大谷の方がキラキラしているイメージがあったのでキララとなったとのこと[1]。1985年に3枚目となるシングルのラブ・アドベンチャーを発売した際には、キラウラと名乗っていた[2]。
テクノ歌謡スタイル[3]で、テクノサウンドと派手な衣装が特徴[4]のアイドルデュオ。デビュー曲の「センチ・メタル・ボーイ」はしばしば「モールス信号のようなイントロを持つ」と表現される[4]。昨今では珍しくないインカムを付けて歌うスタイルは、1980年代半ばとしては目新しいものであった。腰のベルト・ポーチに収めた送信機に電波を送るテレビ放送用に開発されたソニー製のワイヤレスシステムは、送信可能距離が500メートル以上で当時の金額にして200万円かかったという[5]。
約3年間の活動の後に解散[3]。その後、アルバムは中古市場で高値で取引されていたとされており[3]、約20年後の2007年に復刻版が発売されることとなった[3]。
# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1984年 8月1日 | A面 | センチ・メタル・ボーイ | 売野雅勇 | 井上大輔 | SV-7408 | |
B面 | 恋のアドリヴ | EPO | 清水信之 | ||||
2 | 1985年 3月5日 | A面 | 多感期のフラミンゴ | 売野雅勇 | 井上大輔[6] | SV-7475 | |
B面 | バイキング | 井上大輔 | 川口真 | ||||
3 | 1985年 9月21日 | A面 | ラブ・アドベンチャー | 岩里祐穂 | 船山基紀 | SV-9059 | |
B面 | Love Adventure | J.Horns | |||||
4 | 1985年 12月5日 | A面 | パックンたまご! 〜空からたまごが降ってきた〜 | 三浦徳子 | 松浦雅也[7] | SV-9083 | |
B面 | (インストゥルメンタル) | - | |||||
5 | 1986年 4月21日 | A面 | ブイン ブイン ブイン | 所ジョージ | 新田一郎 | KV-3074 | |
B面 | BINBO'86 | 岩里祐穂 | |||||
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.