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ファミリートレーナー(Family Trainer)は、バンダイ(現・バンダイナムコエンターテインメント)が1986年にファミリーコンピュータ向けに発売した体感装置。日本国外ではPower Pad(パワーパッド)の名称で発売された。
ファミリートレーナー用に発売されたタイトルは全部で10タイトルある。付属のマットを利用してテレビ画面の前で実際に足踏みしたりジャンプしたりする事で操作する。その操作方法は、集合住宅や家屋の2階などで利用する場合、室内が大きく揺れたり騒音になったりすることがあり、また場所を取ることもあって、日本の住宅事情に則してみると実用的な利用は困難な家庭が多かった。そのため、足ではなく両手でマットを叩くなど工夫している家庭も多く存在していた。
2008年にはバンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)より約20年ぶりの新作『ファミリートレーナー』がWii用として発売された。同作は2009年1月に、全世界で販売本数が100万本を突破した[1]。2009年に発売された『ファミリートレーナー2』も全世界で60万本を記録している[2]。
また、Wii版ファミリートレーナーはバンダイナムコゲームスの「ファミリーシリーズ」のラインナップに加わることになった。
2020年にはバンダイナムコエンターテインメントより『ファミリートレーナー』がNintendo Switch用として発売された。Joy-Conおよびレッグバンドによるプレイで、マットは使用しない[3]。
★は日本のみで発売、それ以外のタイトルは日本国外でも発売された。◆は日本未発売。
いずれもバンダイ発売。ソフトの開発はヒューマンが担当した。
バンダイナムコゲームス・バンダイレーベルより発売。ソフトの開発は主にハ・ン・ドが担当している。
バンダイナムコエンターテインメントより発売。ソフトの開発はWii版と同じくハ・ン・ドが担当している。
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