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『反逆兒』(はんぎゃくじ)は、1961年の日本映画。同年度芸術祭参加作品。
大佛次郎の新作歌舞伎(戯曲)『築山殿始末』を伊藤大輔の脚本・監督で映画化した時代劇である。富士フィルム総天然色、シネマスコープ、映倫番号:12552。
天正7年(1579年)、徳川家康の長男・三郎信康は、武田との戦で勝利を収め、岡崎城に凱旋した。しかし、今川義元の姪である母・築山御前と織田信長の娘である妻・徳姫との板挟みに苦悩していた。
錦之助の熱演の凄まじさに、監督の伊藤大輔自身も感激し涙を流した[2]。
淀川長治はこの映画における「大輔氏の演出」を絶賛し、キネマ旬報ベストテン選出で、昭和36年日本映画の1位に選んでいる[3]。 滋野辰彦は、伊藤の晩年の映画では、本作を「最高の作品」と讃え、信康の悲劇が、「時代劇の正統ともいうべき格調を持った演出」で描かれたとしている[4]。
1995年10月21日にVHSビデオが、2008年12月5日にDVDが発売されている。
1964年、監督の伊藤大輔自らの脚色と演出により『反逆児』のタイトルで舞台化された。 主演は映画と同じく中村錦之助(萬屋錦之介)、音楽も映画と同じく伊福部昭が担当した。
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