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吉備路は、岡山市北西部(足守・高松・真金・一宮の一部)から総社市にかけての一帯の総称で、著名な観光エリアである。現在は倉敷市の一部となっている真備町や、倉敷市庄の北部も含めるときがある。
観光地として整備されているほか、一帯に広がる田園地帯の中を自転車専用道(吉備路自転車道)が通っており、岡山市から総社市までの観光地を自転車で巡ることができる。2009年から毎年開催されているそうじゃ吉備路マラソンでは吉備路の史跡をめぐる形でコースが作られていることから人気を呼び、2012年の開催では15223人[2]の参加者が集まった。
田畑の中に佇む備中国分寺の五重塔が吉備路のシンボル的存在であり、その周辺が吉備路の中心地区となっている。この付近はかつて古代吉備王国時代の中心地だったと考えられており、古墳を始め数多くの史跡が存在する。また、それらの史跡の中には桃太郎伝説にまつわるものも多い。
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