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和田 薫(わだ かおる、男性、1962年5月5日 - )は、日本の作曲家、編曲家、指揮者。 山口県下関市出身。純音楽作品(クラシック・現代音楽)の他、映画音楽、アニメ音楽、ゲーム音楽などを手がける。映画音楽(実写)の代表作に『忠臣蔵外伝 四谷怪談』、アニメの代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』(第4シリーズ)、『金田一少年の事件簿』、『学校の怪談』、『犬夜叉』、『D.Gray-man』『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』、『らんま1/2』(2024年版)など、ゲームの代表作に『キングダム ハーツ シリーズ』、『モンスターハンター4』(オーケストレーション)など。
重厚なオーケストレーションに邦楽器や民族楽器を取り入れたエスニック色彩の音色が特徴。アニメ音楽は『ゲゲゲの鬼太郎』や『犬夜叉』、『学校の怪談』など妖怪・ホラーをテーマにした作品のほかに『レレレの天才バカボン』などのコミカルな作品も得意とする。『ゲゲゲの鬼太郎』では管弦楽と邦楽器を併用することにより、妖怪の世界を表現し、その手法は第5シリーズにも受け継がれている。この手法をさらに昇華させたのが『犬夜叉』である。楽器本来の音色を重んじており、シンセサイザーは独自の音色(実在する楽器では表現できない音色)を奏でる際にのみ使用する[1]。
2003年には著名な音楽家7人とともに、『犬夜叉』の音楽を管弦楽に編曲したCD『Wind 犬夜叉 交響連歌』を発売した。
また管弦楽のみならず吹奏楽も、作曲家活動の最初期から継続的に手がけている。東京音楽大学在学中に作曲した『吹奏楽のための土俗的舞曲』は1984年度全日本吹奏楽コンクール課題曲の公募で選出された作品であるが、その後に同作の管弦楽編曲版を終曲とした『オーケストラのための民舞組曲』へと発展しており、両作とも初期の代表作の一つとなっている。他にも自作の管弦楽から吹奏楽、あるいは吹奏楽から管弦楽への編曲を多数行っており、『犬夜叉』の音楽の吹奏楽用編曲も自ら行っている。さらに師である伊福部昭の作品『ラウダ・コンチェルタータ』や『ゴジラ』の音楽の吹奏楽用編曲なども行っている。
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