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日本の政治家 ウィキペディアから
坪井 透(つぼい とおる、1950年(昭和25年)2月7日[1] - )は、日本の政治家。元茨城県かすみがうら市長(通算3期)、元茨城県議会議員(1期)、元千代田町議会議員(2期)。
茨城県新治郡千代田村下稲吉(現在のかすみがうら市下稲吉)に生まれる。1962年、千代田村立下稲吉小学校卒業。中学校に関して、本人や本人公式サイト[2] 及び支援団体は「1965年、千代田村立下稲吉中学校卒業」と公表しているが、下稲吉中学校は1981年4月の開校であり[3]坪井の年齢で同中学校は存在しておらず「下稲吉中学校卒業」とは正確性がなく在り得ない経歴であり、2014年と2018年の2度とも選挙後に至って市民に向けて訂正告知がない。高校については1968年3月、茨城県立石岡第一高等学校園芸科卒業[4]。高校卒業後は農業に従事。しかし流通の問題で十分な所得が得られないことから、農産品の加工・直販・出荷センター「マルツボ」を20歳代半ばで立ち上げた[5]。
坪井が経営する農事組合法人マルツボは、第一期目の市長に就任するにあたり、市長職と自己の会社経営の兼務は禁止されていたこともあり、妻である坪井あや子が経営職に就いている。しかし、交代後にマルツボは「脱税」が公表されて、水戸地検に検挙される。2012年7月4日、水戸地方裁判所土浦支部において、マルツボに罰金600万円、被告のあや子に懲役10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。裁判長は判決理由で「被告人個人の納税意識の欠如だけでなく、親族経営にかかわる法人の経営のあり方や、その体質全般に根ざした病理とも評されて然るべき犯行」と指摘した。判決などによると、同法人は2007年7月から2010年6月の間、売り上げの一部を除外して申告し、計約2,400万円を脱税した[11]。あや子は水戸地裁土浦支部で「悪質極まりない行為」との判決を受け、東京高裁に上告することなく判決を受け入れた。なお、透が2期目の選挙に出馬し当選した2014年7月当時は、あや子はまだ執行猶予期間中での当選であった。
第一期市長時代(2006年7月 - 2010年7月)、市議会議員選挙(2007年1月)後、間もなく市議会議員の報酬を11万円の大幅増額を提案するが、一般市民からの激しい怒りを受け、日本テレビやテレビ朝日の番組でも話題になり、余儀なく撤回する[12]。
任期中、複数回の議会にわたり、議員から「政治倫理条例の制定」の要望を受けるが、その都度、嫌がって避けている。2017年(平成29年)6月8日の定例議会にて、かすみがうら市議が坪井に答弁を求める。
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