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『大きい1年生と小さな2年生』(おおきいいちねんせいとちいさなにねんせい)は、古田足日の児童文学作品である。1970年に偕成社から出版された[1]。挿絵は中山正美が担当した。舞台は原作者の古田が実際に在住していた東京都東久留米市としている[2]。
身体は大きいけれど気が弱い小学1年生の男子・まさやと、逆に小さいけど気の強い小学2年生の女子・あきよ。いつも通学路ではカラスが舞う暗がりな坂道を怖がるまさやのために、あきよは手をつないで歩いてくれた。そんな彼女を頼もしく思うまさやだったが、ある日まさやはいつもと違って泣いているあきよの姿を見てしまう。彼女が好きだというホタルブクロの花を摘んで持ってきたところ、絡んできた上級生に踏みにじられてしまったのだ。まさやはあきよを元気付けようと勇気を振り絞り、ホタルブクロの花が数多く咲いているという「一本杉の森」へ行く事を決心する。
アニメミライ2014出品作として、2014年3月1日に公開。監督は『ドラえもん』の長編映画シリーズや『宇宙兄弟』などを手がけた渡辺歩。渡辺は幼い頃読んだ原作に感動し、「いつかアニメ化したい」と考えていたという[5]。本作は渡辺に加え、キャラクターデザインが渡辺と共に『ドラえもん』などを手掛けてきた金子志津枝、プロデューサーは外﨑真[6] というメンバーに加え、アニメーション制作にA-1 Picturesと『宇宙兄弟』のメインスタッフが中心となっている。また、挿入曲としてアントニン・ドヴォルザークの『ユーモレスク変ト長調』が使用されており、作中の随所で流れる。
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