トップQs
タイムライン
チャット
視点
MANPA
読売テレビの深夜アニメ枠 ウィキペディアから
Remove ads
『MANPA』(マンパ、Monday ANimation PArkの略)は、読売テレビ (ytv) で火曜未明(月曜深夜)に放送されている関西ローカルの深夜アニメ枠。
![]() | この記事には複数の問題があります。 |
本項では、前身の『MONDAY PARK』(マンデーパーク)および読売テレビにおける深夜帯(おおむね23時台以降)に放送される深夜アニメ全般について扱う。
概要
要約
視点
2004年4月13日の『MONSTER』(日本テレビ製作)の放送開始を機に、火曜未明(月曜深夜)に『MONDAY PARK』(マンデーパーク)の名称で1時間体制の深夜アニメ番組枠として新設された。2012年1月10日より現在の『MANPA』(マンパ)となり、同年4月3日以降は放送時刻が1:59 - 3:33となっている。
番組数は2023年4月期現在、おおむね3 - 4本程度である(後述するショートアニメや情報番組を含む[注釈 1])。時期によっては、自社制作の土曜夕方のアニメ番組(月曜19時台・日曜7時台時代を含む)やそれに関連する旧作の再放送がラインナップされる場合もある。
枠の創設から間もない2004年11月22日以降(Yahoo!テレビの番組表による)、新聞などの紙媒体の番組表やテレビなどの受信機におけるEPGでは『MANPA』全体で1つの番組として扱われている。2023年4月期現在、近畿地方の地上波放送局の深夜アニメ番組枠でこのような扱いで番組編成を行なっているのは『MANPA』が唯一のケースである[注釈 2][注釈 3]。特に2010年代(2018年4月まで)は一般的な1本30分のアニメ番組の間に自社制作のミニ番組(5分程度のショートアニメ作品や情報番組)を挿入し、複合的な番組形式を強化していた。2010年代末期以降、『MANPA』以外の他の曜日の深夜番組枠でも深夜アニメを放送するケースがあるが、新聞などの紙媒体の番組表に限り、枠名は使用せずに番組ごとに分けて掲載されている(EPGでは『MANPA』と同様に一まとめにされている)。
番組開始時間の冒頭の3分間程度はステーションブレイク(カウキャッチャー)となり、実際には2:02に番組枠全体のオープニングムービーを流してから第1部の放送が始まる。ただし、時期や週によっては冒頭のCMの時間が異なり、7分程度に延長されることもある。また、本枠以前の他の番組において放送時間が拡大されて5 - 10分程度遅れる週が少なくなく、当枠自体もスポットCMが追加されて5分拡大する場合が多い。この関係で、作品の公式サイトなどで告知される放送時間より数分単位で遅れて始まったり、途中で挿入されるスポットCMの長さによっては放送終了の時間が数分単位で延びたりする[注釈 4]など、番組ごとに録画を行う際の弊害が生じている。
『MONDAY PARK』時代より、読売テレビが製作に関与する作品を中心に独自のウェブサイトを開設しており(日本テレビ製作作品については、同局の公式サイト内へのリンクのみ)、『MANPA』への改称を機に『MANPA』合同のウェブサイトも開設された。その後、2013年に同局の既存のアニメポータルサイト『ANIME ROOM』へ統合され、現在に至る。
『MONDAY PARK』時代は、各種番組表で文字数の制約を受ける場合に『マンデーパーク』・『マンデー』・『月パーク』などと略記されることがあった。
Remove ads
歴史
読売テレビでは、深夜帯のアニメ番組は本枠の創設前から一貫して月曜日に編成されており、この方針は『MONDAY PARK』にも引き継がれた(当時は自社制作・全国ネットのアニメ枠も月曜日に編成されていた)。本枠の創設以降も、近畿地方では数年にわたり月曜日は読売テレビだけが継続して深夜アニメ番組を放送していた。
2006年7月期には、読売テレビが製作委員会に参加した『無敵看板娘』が当枠で放送され、同局は在阪局で最後となるUHFアニメ(TOKYO MXなどの独立局を中心に放送するアニメ番組群)の放送に参入した。この時は単発の試みに留まったが、2008年7月期の『乃木坂春香の秘密』で本格的に参入し、本枠で放送している。
そんな中、毎日放送(MBS)も『アニメシャワー』枠や『アニメイズム』枠(当時は名称使用開始前)を補完する形で本枠とほぼ同一の時間帯に単発で放送していた深夜アニメ枠を、2011年4月期よりレギュラー化。2012年1月期よりMBSが2本体制に強化すると、前述の通り読売テレビも『MONDAY PARK』から『MANPA』へ名称を変更して対抗し、2014年7月期まで競合が発生していた。翌10月期からはMBS側が番組枠を水曜日未明(火曜日深夜)に移設し(現在の『アニメ特区』枠に相当)、競合は解消された[1]。
本枠の創設当初は日本テレビ(日テレ)が製作した深夜アニメ番組の遅れネット、または月曜19時台の自社制作のアニメ番組の再放送が中心だったが、UHFアニメへの本格参入後は自社が製作委員会に参加するUHFアニメの放送を開始。2012年7月期の『薄桜鬼 黎明録』を機に自社が関与しないUHFアニメもネットを開始したが、それ以降は日テレ製作の深夜アニメは番組枠の不足などの理由でネットされないケースが増加している(サンテレビなどのエリア内の独立局でネットされた番組もある[注釈 5][注釈 6])。2019年7月期の『トライナイツ』を皮切りに、『MANPA』枠で放送しきれない番組は他の曜日に放送されるケースも散見されるようになった。
なお、主に2010年代以降は読売テレビの子会社であるYTE(旧・読売テレビエンタープライズ)が製作委員会に出資もしくは協力として参加している作品が多数発表されているが(一部は読売テレビと共同で参加)、読売テレビでは番組を放送しないケースがしばしば生じている(具体例は後述)。これらは主にUHFアニメとして、近畿地方ではサンテレビなどの他局[注釈 7]でネットされているが、中には近畿地方のどの放送局でも放送されないものもある[注釈 6]。具体例はYTEの記事を参照のこと。
Remove ads
オープニング・エンドカード
第1部の開始前には、オープニングムービー(かつては静止画)が流されるのが慣例となっている。また、オープニングムービーをベースにしたエンドカード(静止画に「おわり」や「END」と文字が振られたもの)があったが、エンドカードは廃止されている。
現在のオープニングは2023年4月より使用されており、「読売テレビアニメ放送55周年記念 MANPAオープニングムービーコンテスト」の最優秀賞を受賞した立命館大学の学生による作品で、『色とりどりの深夜』というタイトルが付けられている。先代のオープニングと共に、『ANIME ROOM』のトップページで動画として公開されている。
過去のオープニング
- MONDAY PARK時代
- MANPA時代
- スタジオディーンのアニメーターにより制作された。『MONPO』と描かれたロゴが登場すると、「O」がたこ焼きに変わり、たこ焼きが拾い上げられた直後に『MANPA』のロゴが完成するというもの(同時に、Pの中にたこ焼きが刺さる)。背景は時計回りに、空が朝から昼・夕方(日没)・夜に変化していくと同時に、地上には京都タワー・神戸ポートタワー・大阪城・通天閣の順に登場する。音楽はアレンジされたもので、締めくくりには『猫踏んじゃった』が用いられた。2012年1月から2013年9月まで使用された。
- 2013年10月から2023年3月までのものは、テーマソングの作曲を高梨康治、アニメーションの制作をサテライトが手掛けた。ヒロインの女の子がたこ焼き型のミサイルを空に向かって発射し、花火として爆発させ、MANPAちゃんとMANPAのロゴマークが登場するというもの。ムービー内には、読売テレビの開局55周年記念仕様のロゴマークが描かれた看板も登場する。
- 廃止されたエンドカードでは、提供クレジットと同様に黒縁・白文字で画面中央に「END」と後乗せで表示された(上記の先代のエンドカードではあらかじめ「END」または「おわり」と挿入されていた)。
放送作品一覧
要約
視点
作品の分類
放送中
放送予定
アニ探!
『アニ探! アニメ探偵団』は、2014年10月7日より『MANPA』枠内で放送されていたミニ番組。同年9月まで放送されていた『MANPAちゃん』と同様に、読売テレビのアニメや関連するイベントの情報を紹介する。時期により放送の時間帯が変動していた。2018年4月10日時点で第1部の前に放送されていたが、翌4月17日以降はミニ番組は放送されていない。
ラジオ番組の『水谷優子のアニメ探偵団II』や『アニメ探偵団3』とは無関係である。
- 出演
- 局長 - 高山みなみ
- 声のみの出演。「局長情報」としてアニメ情報を紹介している。
- 探偵 - 根本流風
- シャーロック・ホームズのようにインバネスコートと鹿撃ち帽を着用してリポーターを務めた。2015年5月放送分までは「キャンディボイス」のメンバーとしてクレジットされていたが、6月にメンバーを追加して「アイドルオーケストラRY's」[2]に改名し、8月放送分よりの「RY's」のメンバーとしてクレジットされている。読売テレビの公式サイトには、「キャンディボイス」時代の4人の名前(近藤ゆき、高橋紗妃、根本流風、濱頭優)がクレジットされている。
- 局長 - 高山みなみ
放送終了
自社製作
製作委員会への参加作品も含む。各作品についての詳細は各作品の記事を、放送に関しての特記事項は脚注を参照のこと。
- 自社製作アニメの例外パターン
MANPAちゃん
2012年10月16日から2014年9月30日まで、第1部と第2部の間に放送されたミニ番組。
「MANPAちゃんガール」と呼ばれる新人の女性声優により進行し、オープニングではMANPAちゃんガールが自ら描いたタイトル画が映される。当初は1人のみだったが、2014年1月以降は3人が担当した。この頃から、読売テレビが製作に関与しているゲームアプリ『戦国RUN』の紹介とプレイ、『ファミ通App』が監修するおすすめアプリの紹介も行われた。
2014年7月7日から9月29日まではTOKYO MXでも毎週月曜日 21:55 - 22:00に『MANPAちゃん-G』のタイトルで単独番組として放送されていた[5]。
- 歴代のMANPAちゃんガール
- 山口立花子(秋のMANPAちゃんガール、2012年10月16日 - 11月27日)
- 佳村はるか(2代目MANPAちゃんガール、2012年12月4日 - 2013年1月29日)
- 溝口小百合(3代目MANPAちゃんガール、2013年2月5日 - 3月26日)
- 田野アサミ(4代目MANPAちゃんガール、2013年4月2日 - 6月25日)
- 森島亜梨紗(5代目MANPAちゃんガール、2013年7月2日 - 10月1日)
- 市道真央[注釈 10](6代目MANPAちゃんガール・〈2014年1月より〉MANPAちゃんガール1号、2013年10月8日 - 9月30日)
- 新田ひより(MANPAちゃんガール2号、2014年1月7日 - 9月30日)
- 武藤志織(MANPAちゃんガール3号、2014年1月7日 - 9月30日)
- 過去の出演者
- サミュエル・ピナンスキー(翻訳家、2012年10月16日 - 12月18日)
- 浪川大輔(声優、2012年12月25日、2013年12月24日、2014年9月30日)
- 長崎行男(音響監督、2013年1月8日)
- 村田和也(翠星のガルガンティア監督、2013年4月9日)
- 諏訪道彦(読売テレビ編成局アニメーション部チーフプロデューサー、2013年6月11日)
- 川口敬一郎(人生相談テレビアニメーション「人生」監督、2014年7月8日)
日本テレビ製作
日テレと同時期に『MANPA』枠以外で放送した作品は後述。
- 日テレ製作アニメの例外パターン
その他の放送局製作
- その他の放送局製作アニメの例外パターン
UHFアニメ
- UHFアニメの例外パターン
再放送(ytvアニメアンコールセレクション)
再放送アニメの例外パターン
若手アニメーター育成プロジェクト(アニメミライ・あにめたまご)
読売テレビは毎日放送と共に近畿地方における『若手アニメーター育成プロジェクト』の発表作品のネット局となっており、年度によって両局のいずれかまたは両方でネットされる[注釈 12]。2012年の第2回から放送してきたが、2020年以降は毎日放送共々放送がなく、アニマックスでの独占放送となっている。
- しらんぷり(2012年3月20日)
- BUTA(2012年3月27日)
- デス・ビリヤード(2013年3月19日)
- 龍 -RYO-(2013年3月26日)
- パロルのみらい島、大きい1年生と小さな2年生(2014年4月1日)
- 音楽少女(2015年3月24日)
- ハッピーカムカム(2015年3月31日)
- カラフル忍者いろまき、UTOPA(2016年4月5日)
- Hello WeGo!(2019年6月25日)
- 斗え!スペースアテンダントアオイ、チャックシメゾウ(2019年7月2日)
- キャプテン・バル(2019年7月9日)
番組の移り変わり
- 2004年4月 - 2018年3月
- 2018年4月以降
Remove ads
脚注
関連枠
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads