沼尻鉱山
ウィキペディアから
ウィキペディアから
沼尻鉱山(ぬまじりこうざん)は、福島県猪苗代町にかつて存在した硫黄鉱山である。
沼尻鉱山 | |
---|---|
所在地 | |
所在地 | 耶麻郡猪苗代町 |
都道府県 | 福島県 |
国 | 日本 |
座標 | 北緯37度37分40.7秒 東経140度15分30.4秒 |
生産 | |
産出物 | 硫黄 |
歴史 | |
閉山 | 1968年 |
所有者 | |
企業 | 日本硫黄株式会社 ⇒株式会社日本硫黄観光鉄道 ⇒磐梯急行電鉄株式会社 |
取得時期 | 1907年 |
プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学 | |
安達太良山の西側斜面を鉱区としており、江戸時代には会津藩と二本松藩が権利を争った。明治時代に入り、民間による開発が進むと開発は盛んになり、噴火による被害を乗り越え、一時は年間一万トンを超える硫黄を産出する規模となった。1900年の噴火では鉱山に火砕流が到達し、多くの死者を出している。採掘された硫黄の搬出のために沼尻鉄道が敷設され、その終点である沼尻駅へは、鉱山から索道で硫黄が輸送されていた。しかし、1960年代に入ると石油精製の副産物由来の硫黄が市場に流通、価格が急落し閉山を余儀なくされている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.