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日本のテレビドラマ番組 ウィキペディアから
『赤い激突』(あかいげきとつ)はTBS系列で1978年6月23日~12月15日に放送されたテレビドラマ。赤いシリーズの7作目。
赤いシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第6作 | 赤い絆 | 1977年12月2日 - 1978年6月9日 |
第7作 | 赤い激突 | 1978年6月23日 - 1978年12月15日 |
第8作 | 赤い嵐 | 1979年11月30日 - 1980年3月28日 |
本作でシリーズが中断し、次回作『赤い嵐』までブランクが約1年間ある。
大谷松子の創設した大谷バレエスクールは、長女の大谷春子と婿養子である大谷高の夫婦によって運営され、その娘のさくら、夏子、百合の三姉妹も、そこで幼少からバレエを学んでいた。三姉妹の兄である澄夫は、弁護士になるべく司法修習生として地道に勉強をしていた。
ある日、春子が誕生日を迎えるというので朝から皆が喜んでいるとき、不審な男が外から大谷家を覗いていた。その男はたちまちにして警察に逮捕されたが、のちに石田シュンジから電話がかかってくる。春子の誕生日は、同時に春子の兄一郎が、大谷ユウサクの妾を殺害した日であり、その妾の息子が、ほかならぬ石田シュンジという因縁があった。
一方、不審者として連行され、のち警察からなんとか出てきた不審な男は、その大谷ユウサクの妾を殺害し、25年間逃亡し続けていた一郎だった。一郎は、時効を迎えたことで人の目を気にしないで生きていくことができるようになったと豪語し、大谷家に居候の身になる。だが、たちまちにして石田にそそのかされ、大谷家の子息として遺産を請求し、大谷家と大喧嘩をする。その際、春子を突き飛ばし、鏡に頭を思い切り打ちつけた彼女は気を失い救急車で運ばれることになった。ここから、24年間幸せな生活をしてきた大谷家の、不幸の連鎖が始まることになる。
過去のシリーズでレギュラー出演した俳優が目立つ。特に『赤い激流』からの再登場が多い。主要レギュラーで初出演となるのは、坂口良子、森下愛子、橋本功の3名だけである。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 監督 |
---|---|---|---|
1 | 1978年6月23日 | 帰ってきた家族の中の悪魔 | 増村保造 |
2 | 6月30日 | 愛する妻に植物人間の宣告!! | |
3 | 7月7日 | 親子の愛に裂かれる恋 | 国原俊明 |
4 | 7月14日 | 初めて知った!父母の秘密 | 瀬川昌治 |
5 | 7月21日 | パリの母 日本の母、二人の母の争い | 国原俊明 |
6 | 7月28日 | 禁断の恋!母と息子 | |
7 | 8月4日 | 命の絶唱!妻の私を殺して | 降旗康男 |
8 | 8月11日 | 父と娘の戦争!! | |
9 | 8月18日 | 家族の中で第一の殺人!! | |
10 | 8月25日 | 真夏の夜 消えた娘たち | 瀬川昌治 |
11 | 9月1日 | 蒸発した母の殺人事件 | 国原俊明 |
12 | 9月8日 | 死刑台の母は慟哭する | 瀬川昌治 |
13 | 9月15日 | 毒薬を盗んだ妻! | 国原俊明 |
14 | 9月22日 | 絶体絶命 二人の娘のどちらを選ぶの? | |
15 | 9月29日 | パリ-東京 殺人ジャンボ機!! | 野村孝 |
16 | 10月6日 | パリの母・日本の母、殺人の密約 | 瀬川昌治 |
17 | 10月13日 | その結婚、待った!! | |
18 | 10月20日 | 愛妻を失う日! | 国原俊明 |
19 | 10月27日 | 遂に来た!母の殺人事件 | 野村孝 |
20 | 11月3日 | 愛の殺人は私が犯人です!! | 降旗康男 |
21 | 11月10日 | 天国の妻よ!犯人を教えてくれ | 国原俊明 |
22 | 11月17日 | 私は恋のため犯人になる! | 瀬川昌治 |
23 | 11月24日 | 北国の街へ!恋と謎の旅 | 野村孝 |
24 | 12月1日 | パリの母 謎の帰国! | 国原俊明 |
25 | 12月8日 | 意外な真犯人!! | 増村保造 |
26 | 12月15日 | 家族の愛は永遠に | |
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