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赤い嵐

日本のテレビドラマ番組 ウィキペディアから

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赤い嵐』(あかいあらし)はTBS系列で1979年11月30日から1980年3月28日まで放送されたテレビドラマ大映テレビとTBSの共同制作による『赤いシリーズ』の8作目。

赤いシリーズ
通番 題名 放映期間
第7作 赤い激突 1978年6月23日
- 1978年12月15日
第8作 赤い嵐 1979年11月30日
- 1980年3月28日
第9作 赤い魂 1980年4月4日
- 1980年9月19日
概要 赤い嵐, ジャンル ...

前作『赤い激突』終了から約1年のブランクを経て放送された。

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ストーリー

警視庁上野北警察署に勤務する警察官・大野真(柴田恭兵)は上野不忍池で血まみれの娘(能瀬慶子)を発見した。彼女は記憶喪失になっており、不憫に思った真は、「小池しのぶ」と仮の名をつけ、両親(淡島千景松村達雄)の経営する谷中の豆腐屋に住み込ませる。

記憶が戻らなくても健気なしのぶの姿に真は次第に魅かれていくが、そんな折、しのぶの周辺に謎の男・山根(緒形拳)が出没するようになる。山根の正体は刑事で、長野県内で起きた画家・田上洋平殺人事件の犯人を追っていた。山根によればしのぶの本名は田上雪子といい、殺された田上洋平の娘だという。しのぶの継母がすでに逮捕されていたが、山根は事件直後から失踪していたしのぶこそが真犯人だと確信して彼女を付け狙う。真はしのぶを連れ、真犯人を捜す旅に出るのだった。

出演

本作の実質主人公(詳細は後述)。上野北警察署の巡査。記憶喪失の娘に「小池しのぶ」と名付けて恋を寄せ、彼女を「しのぶちゃん」と呼んでいる。
大野豆腐店の女将。真・英二・正一の母。真が連れてきた雪子(しのぶ)を、大野家で住み込みで働かせる。
大野家の次兄。大手商社に勤務するエリートサラリーマン。
本作のヒロイン。不忍池で血まみれになっている所を真に助け出され、大野豆腐店で手伝いとして住み込みで働く。後に本名が「田上雪子」である事が判明。
大野家の長兄。大学の助教授。
正一の妻。
英二の妻。
令子の父。
令子の母。
真の上司。
雪子の父。
雪子の継母。殺人容疑で逮捕・起訴されるが冤罪で釈放される。
洋平の内弟子。
以上4人は、真の同僚で「5モンスター」のメンバー。
大野豆腐店の店主。千代の夫。真・英二・正一の父
長野県警の刑事。しのぶ=雪子が洋平殺害のカギを握ると睨んで、重要参考人としてしのぶの後を追い続ける。
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特別出演

大野豆腐店の隣にある寿司店「いずみ寿司」の店主で千代の弟。

当時大映テレビに籍を置いていたこと、及びこれまで同会社製作ドラマに主役クラスで数多く出演したという功績もあり、オープニングクレジットで監督の直前に「特別出演 宇津井健」という形で氏名表記がなされている。ただ他の大映テレビ作品で宇津井が特別出演した作品はストーリー上重要な登場人物だったが、本作は二人の理解者として何かと協力する。

出演者に関して

制作上の番組主演は淡島千景、準主演は石立鉄男、ストーリー上の主役は柴田恭兵、そのヒロイン役に能瀬慶子、という複雑な立ち位置がある。クレジットの順番も1)淡島千景、2)柴田恭兵、3)石立鉄男、4)能瀬慶子である。ちなみにトメは緒形拳(正確には特別出演の宇津井健の一つ前)。

赤いシリーズは宇津井健、山口百恵が主演を務めていたが、この当時は「山口百恵の歌手専念」に直面し、「シリーズが継続できるかどうか」という問題を抱えていた。大映テレビ・TBS・ホリプロの3社が協議した結果、ホリプロは能瀬慶子を推薦していたものの、大映テレビ側が能瀬の主役起用に待ったを掛け、プロデューサーの野添和子が出演をくどき落とした淡島千景をクレジット上の主演にするという条件が出た。緒形は『赤い激流』以来のレギュラー出演となった[1]

スタッフ・主題歌

サブタイトル

さらに見る 話数, 放送日 ...
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備考

放送局

特記の無い場合は、全て金曜 21:00 - 21:54に同時ネット。

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出典

外部リンク

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