ONライナー号
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ONライナー号(オーエヌライナーごう)は埼玉県さいたま市大宮区の大宮駅と千葉県成田市の成田国際空港を結ぶ高速バスである[1]。2024年4月1日以降、全面的に運休扱いとなっている[2]。
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2013年11月) |
1989年4月28日に運行開始[3]。鉄道では直行できなかった埼玉県の大宮駅と成田空港を結ぶ路線として開設された。愛称は「大宮 (Omiya)」と「成田 (Narita)」を結ぶことから、頭文字を取った。
開設当初は1日18往復(2015年11月時点では13往復)が設定され、供給過剰を危惧する意見もあったが、乗換えなしの利便性が好評となり、1998年12月に成田エクスプレスが大宮駅に乗り入れを開始して以降も、変わらず良好な乗車率を保っている。今日では、成田空港への空港連絡バスは東京都、千葉県以外のさまざまな地区からも多くの便数が運行されているが、その先駆けとなった路線ともいえる。
大宮駅に乗り入れている3社と成田空港に乗り入れている3社がすべて参入したため、運行開始当初は6社での共同運行・運賃プール精算制であった。
なお、ジェイアールバス関東(八日市場支店が担当)は2009年3月31日の運行をもって撤退したため、現在は以下の5社により運行されている。
西武バス大宮営業所 - 大宮駅西口 - 新都心出入口(成田空港発と大宮〈さいたま〉発の一部はさいたま新都心駅西口 - 新都心西出入口) - (首都高速埼玉新都心線・埼玉大宮線) - 美女木JCT - (首都高速5号池袋線) - 板橋JCT - (首都高速中央環状線・湾岸線) - 湾岸市川IC - (東関東自動車道) - 成田JCT - (新空港自動車道) - 新空港IC - 成田国際空港
さいたま新都心駅西口 - 大宮駅西口 - 新都心西出入口 - (首都高速埼玉新都心線・埼玉大宮線) - 美女木JCT - (首都高速5号池袋線) - 板橋JCT - (首都高速中央環状線・湾岸線) - 湾岸市川IC - (東関東自動車道) - 成田JCT - (新空港自動車道) - 新空港IC - 成田国際空港
大宮駅西口 - 岩槻IC - (東北自動車道) - 川口JCT - (首都高速川口線・中央環状線・湾岸線) - 湾岸市川IC - (東関東自動車道) - 成田JCT - (新空港自動車道) - 新空港IC - 成田国際空港
※2009年3月31日の運行をもってJRバス関東が撤退したため、同社担当分の2往復が減便となり、翌日以降6社18往復体制から5社16往復体制になった。同年12月1日のダイヤ改正により京成担当便のうち、大宮(さいたま)行1本が減便され15.5往復となった。さらに2015年11月1日のダイヤ改正で13往復に減便された。
5社とも、直結クーラー装備によりホイールベース間床下がすべてトランクとなった空港リムジン仕様のトイレ付40人乗りハイデッカーが使用されている。
運行当初はシルバーメタリックに白帯を斜めに入れた6社共通カラーであったが、1991年にJRバス関東が自社カラーでかしま号と共通の予備車(日野・セレガ)を導入しており、その後は車両代替時に他路線との共通化という観点から自社カラーに戻した事業者が多く、最後まで専用車が残っていた東武バスウエストも2008年秋で代替されて全廃となっている。また、運行開始当初は国際興業のみスーパーハイデッカー(いすゞ・スーパークルーザー)で、リムジン仕様ではなかったが、車両代替時にリムジン仕様のガーラとなった。
1990年代に国際興業のONライナー仕様車を繁忙期に大宮 - 大阪間の夜行高速バス「サテライト号」(後にやまと号埼玉線へ事実上の統合、現在は廃止)の増発に回した際、後部の「OMIYA - NARITA」の表記に「OMIYA - OSAKA」のシールを貼って運行したことがある。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.