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おざわゆき
日本の漫画家 (1964-) ウィキペディアから
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おざわ ゆき(1964年[2]11月13日[3] - )は、日本の漫画家。愛知県名古屋市出身[4]。夫は代表作である『築地あるき』や『築地まんぷく回遊記』の共著者である渡邊博光。
略歴
中学時代から少女漫画誌に投稿をはじめ[4]、高校1年生時に集英社の少女漫画誌『ぶ〜け』でデビュー[2]。2012年(平成24年)に父のシベリア抑留体験を元に描かれた『凍りの掌 シベリア抑留記』で第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞[2][5][6] 。2015年(平成27年)には『凍りの掌 シベリア抑留記』と母の戦争体験を元に描かれた『あとかたの街』が第44回日本漫画家協会の大賞を受賞している[2]。2018年(平成30年)には、講談社『BE・LOVE』連載中の漫画『傘寿まり子』が第42回講談社漫画賞一般部門を受賞した。
なお、『凍りの掌 シベリア抑留記』は、元々同人誌として刊行され全3巻が2008年(平成20年)に完結[5]。2012年(平成24年)に再編集版が一般書として刊行された[5]。2015年(平成27年)には新装版がBE・LOVEコミックスより刊行されている。2019年(令和元年)8月10日には作者が『凍りの掌 シベリア抑留記』を描き上げるのに悪戦苦闘する姿をドラマ化したドラマ×マンガ『お父さんと私の“シベリア抑留”〜「凍りの掌」が描く戦争〜』がNHK BSプレミアムで放送された[7]。
また、『あとかたの街』も『凍りの掌 シベリア抑留記』と同じくNHKでテレビドラマ化され、ドラマ×マンガ『あとかたの街〜12歳の少女が見た戦争〜』として2020年(令和2年)8月14日にBSプレミアムで放送されている[8]。これは作者による母親への取材の過程をドラマにし、実際の漫画を随所に織り交ぜて進行するもので、木村多江がおざわゆき役を演じた[8]。
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作品リスト
- マイ・ラブないと(『ぶ〜け』1981年増刊号) 単行本未刊行
- 幾何学模様の青春(『ぶ〜け』1984年2月号) 単行本未刊行
- 凍りの掌 シベリア抑留記(2012年)
- あとかたの街(『BE・LOVE』2014年2号 - 2015年18号) 全5巻
- 傘寿まり子(『BE・LOVE』2016年12号 - 2021年7月号) 全16巻
- LP〜ライフ・パートナー〜 3番目の配偶者(『オフィスユー』2019年6月号 - 2021年10月号) 全3巻
- またのお越しを(『BE・LOVE』2022年2月号[9][10] - 2025年6月号[11]) 既刊3巻
- #異世界オバサン #転生したらホス狂いだった(『JOUR』2024年11月号) - 『#アンソロジー #レンアイ離婚 #異世界オバサン』に収録。
渡邊博光との共著
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出典
関連項目
外部リンク
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