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なつぎり型巡視艇
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なつぎり型巡視艇(英語: Natsugiri-class patrol crafts)は、海上保安庁の巡視艇の船級。区分上はPC型、公称船型は特23メートル型[3][4][5]。
設計
1988年のなだしお事件を受けて、横須賀港周辺の航路哨戒用として建造されたのが本型である。設計面では、昭和59年度計画で建造されていたしまぎり型をベースとしているが、船質は耐航性高張力鋼に変更された。これによる重量増を補うため、全長を増して造波抵抗の低減を図っている[5]。甲板・上部構造物はアルミニウム合金製である。航路哨戒用であることから、視界確保のため操舵室を半段高くし、また上部には全周を監視できる指揮所を設けた[3]。
主機関はタイプシップの構成が踏襲され、V型12気筒のMTU 12V396 TB93ディーゼルエンジン(1,500馬力 / 1,975 rpm)が搭載された。推進器は固定ピッチ・プロペラである[6]。高速時の操縦性能を確保するため、吊り下げ舵2舵とされた[3]。
同型艇
※巡視艇の船名は、随時、改名されることがある。
参考文献
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