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アレク・マノア
アメリカ合衆国のプロ野球選手 (1998-) ウィキペディアから
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アレク・アイザック・マノア(Alek Isaac Manoah, 英語発音: /ˈælɪk məˈnoʊə/; 1998年1月9日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミ・デイド郡ホームスタッド出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのトロント・ブルージェイズ所属。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
高校時代の2016年にMLBドラフトで指名がなかったため、ウエストバージニア大学へ進学した[2]。
大学1年目の2017年は19試合(先発10試合)に登板して1勝1敗、防御率3.07の成績を記録した[3]。
プロ入りとブルージェイズ時代
2019年のMLBドラフト1巡目(全体11位)でトロント・ブルージェイズから指名され[6]、契約を結びプロ入りを果たした。契約金は455万ドル[7]。傘下のA-級バンクーバー・カナディアンズでプロデビューし、6試合に先発登板して0勝1敗、防御率2.65、27奪三振の成績を記録した[8]。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[9]、公式戦への出場はなかった[10]。
2021年はAAA級バッファロー・バイソンズで開幕を迎えた[10]。5月27日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入り[11]。同日のニューヨーク・ヤンキースとのダブルヘッダーの第一試合に先発登板してメジャーデビューを果たし、6回無失点でメジャー初登板初勝利を記録した[12]。6月19日のボルチモア・オリオールズ戦で、2-2で迎えた4回裏にライアン・マウントキャッスル、DJ・スチュワートに連続で本塁打を浴び、続くマイケル・フランコの肘付近に死球を当て、両軍ベンチから選手が飛び出し乱闘寸前となった。これが故意死球と見なされて退場となり、22日に5試合の出場停止処分を受けた[13][14]。7月2日のタンパベイ・レイズ戦では球団新記録となる7者連続三振を記録した[15]。9月以降の登板では6試合に先発登板して37.1回を投げ、4勝0敗、防御率3.38、41奪三振、WHIP1.02という好成績を残し、9月・10月度のルーキー・オブ・ザ・マンスに選出された[16]。
2022年はシーズン前半戦だけで10勝を記録し、自身初めてオールスターゲームに選出。オールスターでは中継を担当するFOXの企画の一環として、ピンマイクを胸に付けて登板し、1イニングを3奪三振で無失点に抑えた[17]。後半戦も好調を維持し、9月は月間防御率が0.88という成績でピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞した。年間を通してエースとして活躍し、チームトップとなる16勝を記録しチームのプレーオフ進出に貢献した。オフの11月16日、ア・リーグのサイ・ヤング賞投票結果が発表され第3位に選出された[18]。12月5日にはファーストチームの先発投手の1人として自身初となるオールMLBチームに選出された[19]。
2023年は自身初めて開幕投手を務めた(3.1回を5失点で勝ち負けつかず)。しかしこのシーズンは不振に陥り、自身7連敗を喫した。6月5日のヒューストン・アストロズ戦では一死しか奪えず6失点でKOされると、翌6日にオプションで傘下のルーキー級フロリダ・コンプレックスリーグ・ブルージェイズへ降格した[20]。7月7日のデトロイト・タイガース戦で復帰するも、8月11日にマイナーオプションにより傘下AAA級バッファロー・バイソンズに配属された。しかしバッファローでは1試合も登板することなく、9月の時点でシーズン終了となった[21]。このシーズンは3勝9敗で防御率5.87という成績であった。
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選手としての特徴
球種 | 割合 | 平均球速 | 最高球速 | ||
% | mph | km/h | mph | km/h | |
フォーシーム | 36.2 | 93.7 | 150.8 | 97.3 | 156.6 |
スライダー | 27.8 | 81.1 | 130.5 | 88.1 | 141.8 |
シンカー | 26.7 | 92.8 | 149.3 | 95.6 | 153.9 |
チェンジアップ | 9.4 | 86.8 | 139.7 | 93.3 | 150.2 |
最速97.3mph(約156.6km/h)のフォーシームと90mph前半のシンカー、スライダーをバランスよく投げる。スライダーは野球アナリストのロブ・フリードマンがTwitterに投稿したデリン・ベタンセスの動画を参考にしたという[23][24]。
家族
兄のエリック・マノアもプロ野球選手であり、ニューヨーク・メッツ傘下に所属している[25]。キューバ系アメリカ人である。
詳細情報
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
表彰
- ルーキー・オブ・ザ・マンス:1回(2021年9月)
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス:1回(2022年9月)
- オールMLBチーム[26]
- ファーストチーム(先発投手):1回(2022年)
記録
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2022年)
背番号
- 6(2021年 - )
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脚注
関連項目
外部リンク
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