トップQs
タイムライン
チャット
視点

ウェンズデー (テレビドラマ)

テレビシリーズ ウィキペディアから

Remove ads

ウェンズデー』(: Wednesday)は、『アダムス・ファミリー』のキャラクター、ウェンズデー・アダムスを主役にしたコメディホラーテレビドラマ。制作はアルフレッド・ガフとマイルズ・ミラー。主人公のウェンズデーをジェナ・オルテガが演じている。アダムス・ファミリーを演じるのは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズルイス・ガスマン、アイザック・オルドネス、フレッド・アーミセン。ほかにグウェンドリン・クリスティーリキ・リンドホーム、ジェイミー・マクシェーン、クリスティーナ・リッチらが出演している。監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるティム・バートンは、8つのエピソードのうち4エピソードを監督している。

概要 ウェンズデー, ジャンル ...

2022年11月23日にNetflixで全8話が一挙配信され、4週間で累計11.9億に及ぶ視聴時間を記録。第2シーズンの制作も決定した[1]

Remove ads

ストーリー

高校を退学になったウェンズデー・アダムスは、彼女の両親であるゴメズとモーティシアがかつて通っていた「異常な才能を持つ子どもたち」を育成しているネヴァーモア学園に入学する。自分の超能力を充分にコントロールできず、同級生に溶け込めないウェンズデーは、謎のモンスターによる殺人事件を目撃し、調査することを決意する。

キャラクター

メインキャスト

ウェンズデー・アダムス
演 - ジェナ・オルテガ (遠藤璃菜)
幻視能力を持つティーンエイジャーで、頭脳明晰で多国語を操り、フェンシングの腕も一流の才女。趣味は小説の執筆。白と黒のファッションを好む、ゴス系の少女。ペットのサソリを殺されてから泣くことをやめて以降、感情表現を封印。高校で問題を起こしたため、両親によって特殊な能力を持つ、除け者たちの学校であるネヴァーモア学園に送られる。
ウェンズデー・アダムス(子供時代)
演 - カリーナ・ヴァラディ
ラリッサ・ウィームス
演 - グウェンドリン・クリスティー (きそひろこ)
ネヴァーモア学園の校長。学園の卒業生で、ウェンズデーの母親、モーティシア・アダムスとルームメイトだった。
ラリッサ・ウィームス(少女時代)
演 - オリバー・ウィッカム
ヴァレリー・キンボット博士
演 - リキ・リンドホーム (園崎未恵)
ウェンズデーのセラピスト。
ドノバン・ガルピン
演 - ジェイミー・マクシェーン英語版 (増元拓也)
モンスターによる殺人事件を調査するジェリコの保安官。ネヴァーモア学園の生徒に疑いを持っている。タイラーの父親でもある。
タイラー・ガルピン
演 - ハンター・ドゥーハン (岩中睦樹)
ガルピン保安官の息子で、ジェリコの街中のコーヒーショップ「風見鶏カフェ」で働いている。ウェンズデーに淡い恋心を抱いている。
マリリン・ソーンヒル
演 - クリスティーナ・リッチ (小島幸子)
ネヴァーモア学園の寮母を務める植物学の教師。ウェンズデーが学校になじむよう、気を使ってくれる存在。

ネヴァーモア学園の生徒

イーニッド・シンクレア
演 - エマ・マイヤーズ (天野心愛)
ウェンズデーのルームメイト。明るくて心優しい性格。カラフルでキュートなものが好きで、ウェンズデーとは全てが対照的な人狼族の少女。周囲と距離を置くウェンズデーに気さくに接する。エイジャックスに恋心を抱いている。爪だけしか人狼化しないと家族に責められている事に悩んでいる。最終回で見事に人狼化する。
ゼイヴィア・ソープ
演 - パーシー・ハインズ・ホワイト英語版(シーズン1のみ) (熊谷健太郎)
自分のアートに命を吹き込む能力を持つ。ウェンズデーとは10歳の時に一度出会っている。
ビアンカ・バークレー
演 - ジョイ・サンデー (高梁りつ)
ネヴァーモア学園の優秀な生徒で、人の心を操ることが出来るセイレーン族。ゼイヴィアの元彼女。
エイジャックス・ペトロポラス
演 - ジョージ・ファーマー (野津山幸宏)
石化能力を持つゴルゴン族の男子生徒で、普段はニット帽で蛇の髪の毛を隠している。
ユージーン・オッティンジャー
演 - ムーサ・モスタファ (永竹功幸)
ウェンズデーと仲良くなる、学園の養蜂クラブの唯一の部員。ハチを操る能力を持つ。森の中でモンスターに襲われた際、重傷を負い入院した。
ローワン・ラスロー
演 - カラム・ロス (善養寺恭平)
テレキネシス能力を持つ。母は予知能力者で、ウェンズデーが学園に災厄をもたらすと予言した。ウェンズデーの目の前でモンスターに襲われる。

ネヴァーモア学園の教師

バリー・ドート
演 - スティーブ・ブシェミ(シーズン2)
オルロッフ教授
演 - クリストファー・ロイド(シーズン2)

アダムス・ファミリー

モーティシア・アダムス
演 - キャサリン・ゼタ=ジョーンズ (深見梨加)
長い髪に黒いロングドレスをまとったウェンズデーの美しい母。
モーティシア・アダムス(少女時代)
演 グウェン・ジョーンズ
ゴメズ・アダムス
演 - ルイス・ガスマン (辻親八)
醜悪な容姿のウェンズデーの父。妻とはべったりの愛妻家で、家族愛も深い。
ゴメズ・アダムス(青年時代)
演 - ルシアス・ホヨス
パグズリー・アダムス
演 - アイザック・オルドネス (永竹功幸)
いじめられっ子のウェンズデーの弟。
ラーチ
演 - ジョージ・バーシア
アダムス家の執事。
ハンド
演 - ビクター・ドロバントゥ
ウェンズデーの両親がウェンズデーの学園生活を見守るように派遣された"手だけの存在"。原語では"Thing"。
フェスター伯父さん
演 -フレッド・アーミセン (落合弘治)
ゴメズの兄でウェンズデーの伯父。
Remove ads

エピソード

さらに見る 通算 話数, タイトル ...

製作

要約
視点

制作経緯

[2][3][4][5]

2020年10月、ティム・バートンが指揮を執るアダムス・ファミリー・プロジェクトが発表された。シリーズの制作はMGMテレビジョンが担当し、バートンが監督を務める。アルフレッド・ガフとマイルズ・ミラーがショーランナーを務め、さらにゲイル・バーマン、ジョン・グリックマン、アンドリュー・ミットマンとともにエグゼクティブ・プロデューサーも兼任する[6]

2021年2月、Netflixはこの作品を全8エピソードのシリーズとして発注した[7]。2021年8月、ケイラ・アルパートがエグゼクティブ・プロデューサーとして加えられ、1.21、ティー&チャールズ・アダムス財団、グリックマニアもシリーズをプロデュースすることになった。 2021年12月、ダニー・エルフマンがシリーズに参加し、クリス・ベーコンを共同作曲者としてオリジナル・テーマを作曲したことが報じられ、彼の「テレビへの最初の本格的な進出」となった。

キャスティング

2021年5月19日、ジェナ・オルテガがタイトルロールにキャスティングされた。2021年8月6日、ルイス・グスマンがゴメズ・アダムス役で、2021年8月9日、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがモーティシア・アダムス役で未発表のままキャスティングされた。2021年8月27日、ソーラ・バーチ、リキ・リンドホーム、ジェイミー・マクシェーン、ハンター・ドゥーハン、ジョージー・ファーマー、ムーザ・モスタファ、エマ・マイヤーズ、ナオミ・J・オガワ、ジョイサンデー、パーシー・ハインズ・ホワイトがシリーズレギュラーとして追加されたと発表された。2021年9月15日、グウェンドリン・クリスティとビクター・ドロバントゥが主演に、アイザック・オルドネス、ジョージ・バーシア、トミー・アール・ジェンキンス、イマン・マーソン、ウィリアム・ヒューストン、ルヤンダ・ウナティ・ルイスニャウォ、オリバー・ワトソン、カルム・ロス、ジョナ・ディアス・ワトソンがレギュラーの配役でキャスティングされている。

2021年12月、バーチがシリーズを退場し、彼女のキャラクターである寮母タマラ・ノヴァックの配役は未定となった。2022年3月21日、1991年の映画と1993年の続編でウェンズデー・アダムスを演じたクリスティーナ・リッチがシリーズレギュラーとして起用されたことが発表された。2022年10月8日、フレッド・アーミセンがフェスター伯父さんを演じることが明らかになり、同時にリッチはマリリン・ソーンヒル役であることが確認された。

撮影

シリーズの撮影は、2021年9月13日にルーマニアのブシュテニで始まり、2022年3月30日に終了した。[8][9]第1シーズンの撮影中の経験について、オルテガは、プロダクションの早い撮影スケジュールのため、同シリーズでの仕事を「非常にストレスが多く、混乱した」、「これまでで最も圧倒される仕事だった」と語っている。[10]オルテガは、スージー・スーからインスピレーションを得て、ザ・クランプスの「Goo Goo Muck」のダンスを自ら振り付けた[11]。シーズン2の撮影は2024年4月を開始予定としており、ロケ地はルーマニアからアイルランドへと変更になった[12]

Remove ads

公開

2022年11月16日にロサンゼルスのHollywood Legion Theaterで初放送され[13]、11月23日にNetflixで8つのエピソードが一挙配信された。

配信開始1週間で3億4,123万時間という視聴時間を獲得。『ストレンジャー・シングス4』が保持していた記録を塗り替え、Netflix史上1週間で最も視聴された英語テレビシリーズとなった[14]

スピンオフ

2023年12月19日、フェスターおじさん英語版に焦点を当てたスピンオフドラマが開発中だと発表された[15][16]

出典

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads