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ストレンジャー・シングス 未知の世界
アメリカのテレビドラマ番組シリーズ ウィキペディアから
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『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(-みちのせかい、原題: Stranger Things)は、ダファー兄弟が制作し、Netflixで配信されているアメリカのSFホラードラマテレビシリーズである。兄弟はショーランナーを務め、ショーン・レヴィ、ダン・コーエンとともに製作総指揮を務めている。
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概要
要約
視点
シリーズは2016年7月15日にNetflixで初配信された。
1980年代、インディアナ州の架空の町ホーキンスを舞台に、第1シーズンでは、念動力を持つ少女(イレブン)が現れるなど、町のあちこちで超自然的な出来事が起こる中、少年(ウィル・バイヤーズ)の失踪事件の捜査に焦点を当てている。
第2シーズンでは、ウィルが逆さまの世界にいたことによる副作用で、現実の世界に実体が入り込んでくる様子が描かれる。
第3シーズンでは、イレブンとマイクの関係に焦点を当て、子供たちがアップサイドダウンの実体との戦いを続ける。
第4シーズンは、舞台をホーキンスだけでなくカリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州、アラスカ州、さらにソ連に広げ、ホーキンスでの新たな超自然現象と、イレブンの過去との因縁が描かれる。
出演は、ウィノナ・ライダー、デヴィッド・ハーバー、フィン・ヴォルフハルト、ミリー・ボビー・ブラウン、ゲイテン・マタラッツォ、ケイレブ・マクラフリン、ノア・シュナップ、セイディー・シンク、ナタリア・ダイアー、チャーリー・ヒートンら。
ダファー兄弟はこのシリーズを、捜査ドラマと超自然的な要素をホラー、SF、子供のような感性で描いたものとして開発した。1980年代を舞台に、当時のポップカルチャーを参考にしながら、スティーヴン・スピルバーグ、ジョン・カーペンター、スティーヴン・キングなどの作品、映画シリーズ『エルム街の悪夢』、クトゥルフ神話、日本アニメ(AKIRA)、ビデオゲームなどからインスピレーションを受けたテーマや演出を取り入れている。また、冷戦時代に行われた奇妙な実験や、政府の秘密実験にまつわる現実世界の陰謀論からもインスピレーションを受けている。
本作は、Netflixで記録的な視聴回数を獲得し、国際的に広くファンを獲得している。このシリーズは、そのキャラクター性、テンポ、雰囲気、演技、サウンドトラック、監督、脚本、そして1980年代文化へのオマージュなどが評価されている。
シリーズは、プライムタイム・エミー賞に39回ノミネート(うち6回は受賞)、ゴールデングローブ賞に4回ノミネート、英国アカデミー賞テレビ部門に1回ノミネート、全米監督協会賞に2回ノミネート、全米脚本家組合賞に3回ノミネート、グラミー賞に3回ノミネートなど、複数の賞やノミネートを受けている。
また、全米映画俳優組合賞(アンサンブル賞ドラマシリーズ部門)、アメリカン・フィルム・インスティチュート賞2回、クリティックス・チョイス・アワードテレビ部門1回、ピープルズ・チョイス・アワード3回などを受賞した。
2022年に最終シーズン5の製作が決定したが[1]、2023年5月に始まった2023年 全米脚本家組合ストライキ(en)の影響でシーズン5の撮影が延期[2]。その後、2024年1月から改めて製作を開始したことを番組公式SNSにて発表[3]。同年12月、シーズン5の製作が終了した[4]。同年11月6日、2025年に全8話配信することを発表した[5]。
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ストーリー
要約
視点
シーズン1
1983年11月6日、インディアナ州のホーキンス研究所付近で、12歳の少年ウィル・バイヤーズが失踪する。ウィルの母のジョイスは必死に息子を探し、警察署長のホッパーが捜査を始める。頭を剃った謎の少女エル(イレブン)が現れ、マイク、ダスティン、ルーカスなどウィルの友達の少年たちと知り合いになる。失踪事件は続き、エルは不思議な能力を見せる。ホッパーは研究所を調べ、超自然現象が研究されていたことを知るが、捜査は妨害される。エルは研究所で自分が被験者であったことを思い出し、少年たちと協力して、ウィルを救い出すために"裏側の世界"に入る。
シーズン2
1984年10月28日、エルは政府から隠れてホッパーと一緒に住む。マイクに会いたがるが許されない。エルは逃げ出してトランス状態の母親に会い、シカゴに行き自分と同じく超能力を持ち、実験材料にされた少女カリに会う。仲間の危険を感じてホーキンスに戻る。ホーキンスでは転校生の少女マックスが少年たちの仲間に加わる。ウィルは再び裏側の世界の幻視にとりつかれる。ホーキンスには異変が続発し、町の地下には裏側の世界に通じるトンネルが張り巡らされ、町には巨大なナメクジのごとき怪物"マインド・フレイヤー"が跋扈する。マイクの姉ナンシーとそのBFのジョナサンは死んだバーバラのため、研究所の真相を明るみに出す。マインド・フレイヤーに支配されたウィルは研究所の兵士を罠にかけ、マインド・フレイヤーがそのほとんどを殺す。ジョイスらはウィルの体内のウイルスを追い出してマインド・フレイヤーと切り離す。エルはウィルの指示に従い、かつて自分が開いた裏側の世界へのゲートを閉じる。
シーズン3
1985年夏、エルはマイクと恋仲になり、ホッパーを不快にする。ホーキンスのショッピングモールの地下深くにソ連が秘密基地を建設して裏側の世界へのゲートを開く。ホッパーとジョイスは磁気異常を調べ、秘密基地の存在を知る。マインド・フレイヤーが侵入してマックスの義兄のビリーを皮切りに多くの市民に憑依し、エルやナンシーらと戦う。怪しいロシア語の通信を傍受したダスティンは、ナンシーの元BFのスティーブ、その同僚のロビン、ルーカスの妹エリカらとともに秘密基地を調査する。仲間たちはモールで合流し、マインド・フレイヤーと戦う間にホッパーが自分を犠牲にしてソ連の装置を破壊し、ゲートは閉じられる。三か月後、超能力を失ったエルとバイヤーズ家はホーキンスから引っ越す。
シーズン4
1986年春、バイヤーズ家とエルはカリフォルニアに住み、ホーキンスでは超自然的な惨殺事件が始まる。
ジョイスはホッパーの生存を知らされ、図らずもマレーとカムチャッカに飛んでソ連の収容所にいるホッパーを救い出す。彼らは捕獲されていた多数のデモゴルゴンを殺してヴェクナの力を弱める。
マイクがカリフォルニアに飛び、エルとバイヤーズ家を訪ねる。ホーキンス惨殺事件の犯人がエルであると信じるサリバン中佐の隊がバイヤーズ家を襲撃する。ホーキンスでの惨殺事件を解決するため、エルはオーエンズ博士にネバダ州の基地に連れて行かれ、ブレナー博士の監督の下で過去を追体験することで能力を復活させる。エルは研究所で大虐殺を起こした被験者001号(ワン)と戦い、「裏側の世界」に追放したことを思い出す。サリバン中佐の隊が基地を襲ってブレナー博士を殺す。マイクらはエルを探し、ネバダ州の基地に来て救い出す。
ホーキンスでは、ダスティンが一員であるダンジョンズ&ドラゴンズのクラブの主催者のエディが犯人と誤解されて追われる。仲間たちはD&Dのキャラクターのヴェクナが惨殺事件を起こしていると知り、ヴェクナにとりつかれたマックスを救う。クリール家の超能力者の息子が家族を惨殺した後に研究所に送られてワンとなり、「裏側の世界」でヴェクナとなったことがわかる。ヴェクナを倒す計画を実行し、エルはネバダ州でアイソレーション・タンクに入って計画を助ける。仲間たちは「裏側の世界」でヴェクナの体を焼く。エディは死に、ホーキンスでは大地震が起き、マックスは昏睡状態のままとなる。
皆がホーキンスに戻る。ヴェクナはまだ滅びておらず、「裏側の世界」がホーキンスを侵食する。
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登場人物
少年たち
- エル / イレブン / ジェーン・ホッパー(S1 - )
- 演 - ミリー・ボビー・ブラウン(幼少期:Martie Blair〈S4〉)、日本語吹替 - 釘宮理恵
- 本名はジェーン・アイヴス。物体を自在に操る超能力を持つ少女で、ホーキンス研究所の被験体「011(イレブン)」として育てられた。実験台にされていたせいで限られた言葉しか話せず、社会性や常識に欠けている。S1で研究所を脱出して、ルーカス、ダスティン、マイクの友人となり、イレブン(ELEVEN)の頭文字から「エル」と呼ばれるようになる[6]。S2でマイクと恋仲になる。S2の最終話で政府関係者に出生証明書を発行してもらい、ホッパーの子どもとして彼の姓を取得する。S4ではホッパーの失踪を受けてジョイスらと共にカリフォルニアに移住するも、転校先でいじめに遭う。
- マイク・ウィーラー(S1 - )
- 演 - フィン・ヴォルフハルト、日本語吹替 - 大塲駿平
- ホーキンス中学放送部のメンバー[6]。マイク、ウィル、ダスティン、ルーカスが所属する仲良しオタクグループのリーダー格で、友達思いの優しい性格。エルに想いを寄せていき、S2で恋仲となる。
- ウィル・バイヤーズ(S1 - )
- 演 - ノア・シュナップ、日本語吹替 - 山田瑛瑠
- ホーキンス中学放送部のメンバー。内気で純粋な性格。S1で「裏側の世界」に迷い込み、失踪する。救出されるも、S2で再び「裏側の世界」の幻覚を見るようになり、マインド・フレイヤーに操られる。
- ダスティン・ヘンダーソン(S1 - )
- 演 - ゲイテン・マタラッツォ、日本語吹替 - 林卓
- ホーキンス中学放送部のメンバー[6]。小学校4年の時に転校してきた。知的好奇心旺盛で明るい性格で、グループの中でも特にオタク的な言動が目立つ。S2でスティーブの友人となる。
- ルーカス・シンクレア(S1 - )
- 演 - ケイレブ・マクラフリン、日本語吹替 - 滝沢聖波
- ホーキンス中学放送部のメンバー[6]。現実的な性格で、S1で正体不明のエルに不信感を抱く。S2でマックスと恋仲になる。S4でオタクと呼ばれたくないという理由から高校のバスケットボール部員になる。
- マックス・メイフィールド(S2 - )
- 演 - セイディー・シンク、日本語吹替 - 金子睦
- S2で転校してくるマイクらの同級生。当初はオタクグループであるマイクらを軽蔑していたが、次第に仲間となる。スケートボードが好きで、男勝りで擦れた性格。S2でルーカスと恋仲になり、S3でエルと親友になる。
少年たちの家族
- ジョイス・バイヤーズ(S1 - )
- 演 - ウィノナ・ライダー、日本語吹替 - 園崎未恵
- ウィルとジョナサンの母で、ホッパーとボブの同級生。借金まみれで酒に溺れた元夫ロニーと離婚している[7]。家族思いで勇敢な性格。S1でウィルが失踪した際にはウィルの生存を固く信じ、誰よりも積極的に行動を起こす。「裏側の世界」の存在を知ってからは、ウィルやその友人の協力者となる。S2ではボブ、S4ではホッパーと恋仲になる。
- ジョナサン・バイヤーズ(S1 - )
- 演 - チャーリー・ヒートン、日本語吹替 - 河本啓佑
- ウィルの兄で[6]、ナンシーの同級生。家族思いで心優しいが陰気な性格で、写真が趣味。S1の当初からナンシーに思いを寄せていたが、自分の学校内での立場や彼氏のスティーブの存在もあり想いを伝えられずにいた。ウィルやバーバラの失踪事件を追う内に惹かれ合い、S2で恋仲になる。S3ではナンシーと共に新聞社「ホーキンス・ポスト」にインターンする。
- ナンシー・ウィーラー(S1 - )
- 演 - ナタリア・ダイアー、日本語吹替 - ふじたまみ
- マイクの姉で[6]、ジョナサンの同級生。ホーキンス高校新聞部。美人で聡明、芯の強い性格。S1の当初はスティーブと付き合っていたが後に破局。弟やその友人との関係も悪かったが、親友であるバーバラの失踪をきっかけに徐々に仲間となる。ウィルが失踪した際に、兄であるジョナサンを同級生内で唯一気にかけ、事件を追う内に惹かれ合い、S2で恋仲になる。S3ではジョナサンと共に新聞社「ホーキンス・ポスト」にインターンするも、典型的な男社会でパワハラやセクハラを受ける。銃器の扱いに長けており、戦闘時には率先してピストル、リボルバー、ライフル、ショットガンなどを撃つ。
- エリカ・シンクレア(S2 - )
- 演 - プリア・ファーガソン、日本語吹替 - 大谷理美
- ルーカスの妹。おしゃまで生意気な性格で、オタクである兄とその友人をからかっている。S3からマイクらと共に闘う仲間に加わる。
- ビリー・ハーグローブ(S2 - S3)
- 演 - デイカー・モンゴメリー、日本語吹替 - 益山武明
- マックスとは血の繋がらない義理の兄。マッチョでハンサムだが、気性が荒い。S2で転校してきて、スティーブに代わる学校のトップとなる。暴力的な父親からマックスの面倒を任されており、彼女に対してかなり過保護で過干渉である。S3ではプールのライフガードをしており、彼目当ての主婦がいつもプールサイドに集っている。S3でマインド・フレイヤーに操られ、エルの働きかけにより自我を取り戻すも、マインド・フレイヤーに殺害される。
- カレン・ウィーラー(S1 - )
- 演 - カーラ・ブオノ
- マイクの母[8]。美人で若々しくお茶目な性格。ビリーのファンで、プールサイドに集う主婦の一人。
- クラウディア・ヘンダーソン(S2 - )
- 演 - キャサリン・カーティン
- ダスティンの母。穏やかな性格で、抜けたところがある。愛猫のミュースを飼っている。
- テリー・アイヴス(S1 - S2)
- 演 - エイミー・マリンズ
- エルの母。限られた言葉を繰り返すトランス状態にある。妹と暮らしている。若い時にMKウルトラ計画の被験者になっており、その時エルを妊娠していた。切迫流産の末死産したと言われるが自身は赤ん坊の産声を聞いており、「施設に子どもを奪われた」と訴えるが誰にも信じてもらえなかった。単身、施設に乗り込んで子どもを奪い返そうとするも捕らえられ、電気けいれん療法を施された結果、他人と意思疎通ができなくなってしまった。
ホーキンス高校の生徒
- スティーブ・ハリントン(S1 - )
- 演 - ジョー・キーリー、日本語吹替 - 松田修平
- スクールカースト上位の典型的な人気者の不良で、通称キング。当初は悪役だったが、次第に面倒見が良く、仲間想いな面が見られるようになる。S1でナンシーと恋仲になる。ナンシーとの浮気を疑い、ジョナサンをいじめていた時があった。S2でナンシーと破局し、その後も未練がある。S2からはダスティンの友人。S3ではショッピングモールのアイスクリーム店「スクープス・アホイ」で働く。監督曰く、S1のみの登場人物だったが、思ってた以上に人気が出たのでレギュラー化させた。
- ロビン・バックリー(S3 - )
- 演 - マヤ・ホーク、日本語吹替 - 清水理沙
- ショッピングモールのアイスクリーム店「スクープス・アホイ」で働くスティーブの同僚。のちにマイクらと共に闘う仲間となる。同性愛者で、同級生のヴィッキーに想いを寄せている。
- エディ・マンソン(S4)
- 演 - ジョセフ・クイン、日本語吹替 - 清水優譲
- ダンジョンズ&ドラゴンズの「ヘルファイア・クラブ」のリーダーで、麻薬ディーラー。S4でチアリーダーのクリッシーとバスケ部のパトリックを惨殺した疑いをかけられて指名手配される。身の潔白を証明するためにマイクらに協力する。
- バーバラ・ホランド(S1)
- 演 - シャノン・パーサー、日本語吹替 - 西川侑津佳
- ナンシーの親友。真面目で冴えない性格。デモゴルゴンによって「裏側の世界」に連れ去られ、最初の犠牲者となる。
- トミー・ハーガン(S1 - S2)
- 演 - チェスター・ラッシング
- スティーブの友人で、キャロルの彼氏。いじめっ子。S1でスティーブと決裂し、S2では新たな学校のトップとなったビリーの取り巻きとなる。
- キャロル・パーキンス(S1)
- 演 - チェルシー・タルマージ
- スティーブの友人で、トミーの彼女。トミーと同じくいじめっ子。
- ヘザー・ホロウェイ(S3)
- 演 - フランチェスカ・レアーレ
- ビリーの同僚のライフガード。マインド・フレイヤーに操られる。
- クリッシー・カニンガム(S4)
- 演 - グレース・ヴァン・ディーン
- チアリーダー部。ヴェクナに操られてエディの目の前で不審死を遂げる。
- ジェイソン・カーヴァー(S4)
- 演 - メイソン・ダイ、日本語吹替 - 角田雄二郎[9]
- バスケットボール部キャプテン。ビリーに代わる学校のトップ。クリッシーと交際していたが、彼女を殺した犯人をエディだと思い込み、バスケ部の仲間と彼を追う。
- フレッド・ベンソン(S4)
- 演 - ローガン・ライリー・ブルーナー
- ナンシーの新聞部での同期。ヴェクナに操られて不審死を遂げる。
- ヴィッキー(S4)
- 演 - エイミーベス・マクナルティ
- スティーブとロビンの同級生。ロビンの片思いの相手。
ホーキンス警察署の関係者
- ジム・ホッパー(S1 - )
- 演 - デヴィッド・ハーバー、日本語吹替 - 山野井仁
- ホーキンス警察署の署長。ジョイスとは高校時代の同級生。ガンで幼い娘のサラを失くしており、ドラッグとアルコールに溺れていた過去がある[7]。S2ではエルを匿い、亡き娘と思い育てる。S3でソ連の研究所に潜入した際に捕えられ、S4ではソ連軍の捕虜として収容される。
- カルヴィン・パウエル(S1 - )
- 演 - ロブ・モーガン
- ホーキンス警察署の巡査で、ホッパーの部下。S4ではホッパーの後任として警察署長を務める。
- フィル・キャラハン(S1 - )
- 演 - ジョン・レイノルズ
- ホーキンス警察署の巡査で、ホッパーの部下。
ホーキンス研究所の関係者
- マーティン・ブレンナー博士(S1 - S2、S4)
- 演 - マシュー・モディーン 日本語吹替 - 森田順平
- ホーキンス研究所の所長[10]。マッドサイエンティストで、超能力の研究のために子どもたちを被験体として育てている。子どもたちからは「パパ」と呼ばれる。S1でデモゴルゴンに襲われたのちに行方不明となるが、S4でニーナ計画遂行のために再びエルの前に姿を現す。その後、エルの存在を危険視した米軍によって射殺される。
- サム・オーウェンズ博士(S2 - )
- 演 - ポール・ライザー 日本語吹替 - 水内清光
- アメリカ合衆国エネルギー省の幹部で、ブレンナー博士の後任としてホーキンス研究所の所長を務める。S2でウィルのトラウマの治療と研究を担当する。S2の最終話で研究所をクビになり、その後はエルの出生証明書を発行するなど、ホッパーたちに協力する。S4ではブレンナー博士と共にニーナ計画に着手するも、方針で対立したブレンナー博士によって監禁される。
- カリ・プラサード / エイト(S2)
- 演 - リネア・ベルテルセン、日本語吹替 - 大谷理美
- 他人に幻を見せる超能力を持つ少女。ホーキンス研究所の被験体「008(エイト)」。研究所を出た後、闇社会に生きている。
- ヘンリー・クリール / ピーター・バラード / ワン(S4)
- 演 - ジェイミー・キャンベル・バウアー(幼少期:ラファエル・ルース)、日本語吹替 - 日野聡
- 強力な超能力で家族を惨殺した少年。惨虐な性格。ホーキンス研究所に送られ、最初の被験体「001(ワン)」となる。ヴェクナの正体。
- コニー・フレイザー(S1)
- 演 - キャサリン・ダイアー
- ブレンナー博士に遣える政府のエージェント。ホーキンス研究所から脱走したイレブンを追う。
- エレン・スティンソン(S4)
- 演 - パリス・ベンジャミン
- オーウェンズ博士に遣える政府のエージェント。ホッパーとジョイスをソビエト連邦からホーキンスに移送する。
- ハーモン(S4)
- 演 - アイラ・アミース
- オーウェンズ博士に遣える政府のエージェント。エルを探す米軍によって射殺される。
- ウォレス(S4)
- 演 - ケンドリック・クロス
- オーウェンズ博士に遣える政府のエージェント。エルを探す米軍によって捕えられ、拷問される。
ホーキンスの住民
- ボブ・ニュービー(S2)
- 演 - ショーン・アスティン、日本語吹替 - 坂詰貴之
- ジョイスの彼氏で、ジョイスとホッパーの同級生。家電販売店「ラジオシャック」の店主。マイクらが所属するホーキンス中学放送部を設立した。
- マレー・バウマン(S2 - )
- 演 - ブレット・ゲルマン、日本語吹替 - 辻井健吾
- ホーキンス研究所を調べる陰謀論者。ロシア語に堪能。S3からホッパーやジョイスと行動を共にする。
- スコット・クラーク(S1 - S3)
- 演 - ランディ・ヘブンス、日本語吹替 - 佐野康之
- ホーキンス中学校の科学教師。ホーキンス中学放送部の顧問で、マイクらに慕われている。
- ベニー・ハモンド(S1)
- 演 - クリス・サリバンス
- ホッパーの友人で、ファストフード店「ベニーズ・バーガーズ」の店主。ホーキンス研究所から脱走したエルを一時保護するも、エルを追うフレイザーによって射殺される。
- ラリー・クライン(S3)
- 演 - ケイリー・エルウィス
- ホーキンスの市長。
- トム・ホロウェイ(S3)
- 演 - マイケル・パーク
- ヘザーの父で、ナンシーとジョナサンがインターンする新聞社「ホーキンス・ポスト」の編集者。マインド・フレイヤーに操られる。
- ドリス・ドリスコル(S3)
- 演 - ペギー・マイリー
- ナンシーとジョナサンの取材を受ける老女。マインド・フレイヤーに操られる。
- ウェイン・マンソン(S4)
- 演 - ジョエル・ストッファー
- エディの叔父。
- ビクター・クリール(S4)
- 演 - ロバート・イングランド(若い頃:ケヴィン・L・ジョンソン)
- ヘンリーの父。家族を惨殺した犯人として逮捕され、ペンハースト精神病院に収監されている。
- アンソニー・ハッチ
- 演 - エド・アマトルード(S4)
- ペンハースト精神病院の院長。
ソビエト連邦の人々
- エンゾ / ドミトリ・アントノフ(S4)
- 演 - トム・ヴラシア
- ソ連の収容所の看守。英語に堪能。賄賂に応じてホッパーの脱獄を手助けする。
- ユーリ(S4)
- 演 - ニコラ・ジュリチュコ
- ソ連の密輸人。英語に堪能。エンゾの仲間であり、大金と引き換えにホッパーの脱獄を手助けする。
- アレクセイ(S3)
- 演 - アレク・ウトゴーフ
- ソ連人科学者。ホーキンスのショッピングモールの地下で働く。ホッパーに捕らえられ、マレーの自宅まで連れていかれる。
- グリゴーリ(S3)
- 演 - アンドレイ・イーウチェンコ
- ソ連国家保安委員会(KGB)の殺し屋。ホッパーらを追う。
- ステパノヴ将軍(S3)
- 演 - ジョン・ウォッカ
- ソ連国家保安委員会(KGB)の将軍。
- オゼロフ大佐(S3)
- 演 - ミーシャ・クズネツォフ
- ソ連軍の大佐。研究所で捕えたスティーブとロビンを拷問する。
その他の人々
- スージー・ビンガム(S3 - )
- 演 - ガブリエラ・ピッツォロ、日本語吹替 - 木村涼香[11]
- ダスティンの彼女。ハッカー。ユタ州ソルトレイクシティに住むモルモン教徒。
- アーガイル(S4)
- 演 - エドゥアルド・フランコ、日本語吹替 - 石狩勇気[12]
- カリフォルニアでのジョナサンの友人。大麻中毒者。ピザ店「サーファーボーイ・ピザ」に勤務する。
- アンジェラ(S4)
- 演 - エロディ・グレース・オーキン
- カリフォルニアの高校でのエルとウィルの同級生。エルを常習的にいじめるも、反撃したエルに顔を殴られて病院に搬送される。
- ジャック・サリバン中佐(S4)
- 演 - シャーマン・オーガスタス
- アメリカ合衆国陸軍将校。クリッシー惨殺事件を調べる。
裏側の世界の怪物
- デモゴルゴン(S1 - )
- マインド・フレイヤーによる侵略において、主力として働く「裏側の世界」の、ヒトなどを捕食する怪物である。 限定的だが知性を持ち、残忍で凶暴である。ナメクジ様の生き物の状態で犠牲者の体から孵化すると、オタマジャクシ状に成長し、完全に成熟する前には「デモドッグ」とダスティンが名付けた未熟な状態へと徐々に変化する。Mark Stegerによって演じられる成熟したデモゴルゴンは、「裏側の世界」への扉が偶然ホーキンスに開いた後に現れる[13]。こちら側に来たデモゴルゴン(S1)は、最終的には倒されるが、ウィルの拉致でもって形成され残留していたウィルとマインド・フレイヤーとの精神的なつながりは、ホーキンスに"デモドッグ"の大群を解き放し、デモドッグたちがマインド・フレイヤーとつながろうとするも、スティーブたちの活躍もあり、全て倒される。S4ではコウモリの姿をしたものも現れる。
- マインド・フレイヤー(S2)
- 「裏側の世界」と呼ばれる平行世界に潜む邪悪で肉体を持たない存在として登場する。「裏側の世界」では、全ての生き物がマインド・フレイヤーの巣の延長線として働き、別次元から自らをウィルたちの住む世界へと広げようとするマインド・フレイヤーの欲望に基づいて考え、行動する。S1では、ウィルが「裏側の世界」にいる間にその体に侵入し、彼を介してホーキンスを密かに自分たちの世界と同じように改造しようとする。そして、ウィルと入れ替わるようにして孵化したデモゴルゴンを送り込む。S2では、「裏側の世界」と同じようするために世界を改造し、その改造計画に干渉する人々をデモドッグを使って排除にしている一方で、その一部がウィルの体に植え付けられていたことが判明する。イレブンたちがマインド・フレイヤーの侵略の足掛かりを断って、"裏側の世界"とのゲートをなんとか閉じた一方で、ウィルの体から追い払われたその一部はBrimborn Steel Worksに逃げ込む。S3において、ソ連人たちによって開かれた新しいゲートによりマインド・フレイヤーは単離した体の一部をマウスを手始めに生物に感染させ、その細胞成分を吸収することで、自らの器としての体を作らせる。マインド・フレイヤーはほぼイレブンを殺すことに成功しかけるが、ジョイスとホッパーによるソ連の秘密研究所への潜入と新しいゲートの閉鎖により足掛かりを失う。
- ザ・フレイド(S3)
- マインド・フレイヤーによって支配される地球由来の生き物の総称。マインド・フレイヤーとの残留物が体から抜けるまでは、ウィルがその最初のケースである(S2)。後に、単独で離れていた残存物が、ホーキンス中のネズミを支配し始め、最終的には人間をも支配する。支配された人間たちの大半は有毒な化学物質を摂取させられ、徐々に溶けることでイレブンを殺そうとしているマインド・フレイヤーのこの世界での体を作り出すための原材料にされる。
- ヴェクナ(S4)
- ダンジョンズ&ドラゴンズの邪悪なキャラクターであり、PTSDを抱える人々にとりつき、悪夢を見せてから24時間以内に、犠牲者を空中に浮かせ体を捻じ曲げて惨殺する。マックスがとりつかれるが、好きな曲を聞かせることで救われる。その正体は、ホーキンスのクリール家に生まれた、超能力を持つ邪悪な息子ヘンリーである。家族を惨殺したのちに研究所に運ばれて被験者「001(ワン)」となり、他の子供たちを惨殺したのちにエルによって裏側の世界に追放され、ヴェクナの姿となる。
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エピソード
要約
視点
シーズン1 (2016年)
2016年7月15日に一括配信された。
シーズン2 (2017年)
2017年10月27日に一括配信された。
シーズン3 (2019年)
2019年7月4日に一括配信された。
シーズン4 (2022年)
第4シーズンは、1986年の春休みの頃を舞台としている[14]。2022年5月27日に配信されたが、配信前にアメリカ・テキサス州の小学校において、銃犯罪(ロブ小学校銃乱射事件)が発生したことを受けて、Netflixはアメリカ向け配信分の第1話冒頭において、1年前に撮影されたフィクションである旨の断り書きを急遽挿入した[15]。
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派生作品
コミック
ゲーム
- Stranger Things: The Game (IOS, Android) (日本未発売)
- Stranger Things 3: The Game (Steam)
- Stranger Things: Puzzle Tales (IOS, Android) (日本未発売)
- Dead by Daylight - DLCコンテンツ (現在は上場廃止)
- Minecraft ストレンジャー・シングス 未知の世界スキン パック (Xbox One, Xbox Series X/S)
- Far Cry 6 消失 - 追加コンテンツ(PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X/S、Xbox One、Windows)
演劇
- Stranger Things: The First Shadow (the Phoenix Theatre on London’s West End) 2023年12月14日より[24]
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受賞歴
- 第69回クリエイティブアーツ・エミー賞 - キャスティング賞、メインタイトルデザイン賞、メインタイトルテーマミュージック賞、編集賞、音響賞
- 第70回クリエイティブアーツ・エミー賞 - 音響賞
- 第45回ピープルズ・チョイス・アワード - テレビ番組賞、テレビドラマ賞、テレビ女優賞
脚注
外部リンク
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