トップQs
タイムライン
チャット
視点
ウッディー・ウッドペッカー (1999年のテレビアニメ)
ウィキペディアから
Remove ads
『ウッディー・ウッドペッカー』(英: The New Woody Woodpecker Show)は、アメリカのコメディーアニメのテレビシリーズで、漫画家・アニメーターのウォルター・ランツが制作した短編アニメをベースにしている。アニメーターのボブ・ジャックが制作し、脚本家のケリー・アームストロングが共同開発した。最初の13話はジャックがアラン・ザスラヴと共同で監督し、14話からはザスラヴが単独で監督を務め、番組が打ち切られるまで監督を務めた。ユニバーサル・カートゥーン・スタジオが制作し、1999年5月8日から2002年7月27日まで、アメリカのフォックス放送のFox Kidsで放映された[1]。
![]() |
本作は、ワーナー・ブラザースの『ルーニー・テューンズ』に似た、オリジナル・シリーズのキャラクターと数人の新キャラクターがそれぞれのセグメントに登場する、『ウッディー・ウッドペッカー・ショー』のアップデート版である。1回24分のエピソードは3つのセグメントで構成され、通常はウッディー・ウッドペッカーが2つ、チリー・ウィリーが1つ登場し、ウィニー・ウッドペッカーやノットヘッド&スプリンターも一部のセグメントに登場する。53エピソード、157セグメントが制作された[2]。
Remove ads
登場人物
ウッディー・ウッドペッカー
- ウッディー・ウッドペッカー(Woody Woodpecker)
- 声 - ビリー・ウェスト(原)、渡辺久美子[3](日)、山寺宏一(ビデオ版)
- 大都会のアパートを見下ろすツリーハウスに住む、やんちゃなキツツキ。性格はトム・ソーヤーに似ており、怠け者で狂ったような物乞い、あるいはフリーターで、楽ばかりしようとするが回によってはしっぺ返しを喰らったりすることもある。このような性格はライバルには好かれないが、いたずら好きでずる賢い為、手ごわい。彼の父親はスコットランド人で、自分のスコットランドの伝統を誇りに思っている。
- ウィニー・ウッドペッカー(Winnie Woodpecker)
- 声 - B. J. ウォード(原)、かないみか(日)
- ウッディーのガールフレンドのキツツキ。ミーハーだがしっかり者でウッディーも敵わない人物。
- ノットヘッド & スプリンター(Knothead & Splinter)
- 声 - エリザベス・デイリー(ノットヘッド / 原)、北原冬子(ノットヘッド / 日)、ニカ・フッターマン(スプリンター / 原)、あかり(スプリンター / 日)
- ウッディーとウィニーの甥と姪で、ウッディーたちに辛くあたらずにはいられないキツツキのペア。コンビネーションも良く、叔父ウッディーも驚くほど。
- バズ・バザード(Buzz Buzzard)
- 声 - マーク・ハミル(原)、竹本英史(日)、岩崎ひろし(ビテオ版)
- 意地悪でずる賢いハゲタカで、シリーズ全体の主な悪役。いつもウッディーとウィニーを騙そうとするが毎回返り討ちに遭い、酷い目に遭う。
- ツイーキー・ダ・ラッキー(Tweakey Da Lackey)
- 声 - マーク・ハミル
- 普段はバズの子分であり、しばしば消極的な態度をとる家畜のカナリア。
- ウォーリー・ウォーラス(Wally Walrus)
- 声 - ビリー・ウェスト(原)、長嶝高士(日)、楠見尚己(ビデオ版)
- ウッディーのツリーハウスから見下ろせるアパートに住むスウェーデン人のセイウチ。ウッディーの隣人であり、長年のライバルでよく張り合うが騙されやすくまた他のライバル達と比べて善良な人物なため、時にコンビを組んで協力する場面もある。
- ミーニーさん(Miss Meany)
- 声 - アンドレア・マーティン
- ウッディーとウォーリーが住んでいるアパートの大家。皮肉屋で他のキャラクターよりも短気で暴力的で意地悪なところがある。仕事に真剣に取り組み、権力者を尊敬する勤勉な人物として描かれることが多い。
チリー・ウィリー
- チリー・ウィリー(Chilly Willy)
- 声 - フランク・ウェルカー(原)、 貴家堂子(日)
- 南極に住む基本的に声を発さないペンギンで、空腹を満たしたり、寒さをしのいだりする度に、災難に見舞われる。その無邪気な姿とは裏腹に、かなりの強かで抜け目がなく、目的を達する為ならなんでもする。
- スメドリー(Smedley)
- 声 - ビリー・ウェスト
- チリーと対立することが多い犬だが、通常は敵対するというよりも権威ある犬として描かれている。非常にのんびりした性格で、一般的にはその穏やかな態度を崩すことはないがチリーに振り回されている。
- チリー・リリー(Chilly Lilly)
- チリー・ウィリーのガールフレンドで、エピソード『チリー・リリー』に登場する、こちらも声を発さない雌のペンギン。
- メジャー・ブル(Major Bull)
- 声 - ケビン・マイケル・リチャードソン
- ホグワッシュの上を行くウシ。
その他
- 女神(Mother Nature)
- 声 - B. J. ウォード
- 自然界での自分の役割を果たせない怠け者のウッディーをいつも追いかけている妖精。エピソード『Woody And The Termite』『Downsized Woody』『Whistle Stop Woody』『Teacher's Pet』に登場する。『Teacher's Pet』では、前の3つのエピソードとは異なる外見をしているが、『Crazy Castle 5』では、『Teacher's Pet』の前のオリジナルの外見を保っている。
- クリーピー・バジャー(Creepy Badger)
- 声 - マーク・ハミル
- 不気味で猟奇的なアナグマ。一般的には真の悪役ではないが、ウォーリーの手下として一緒に働いたことがあり、あるエピソードでは主な敵役を演じたこともある。耳障りな深い声で話し、全体的に不気味である。また、トボガンぞりが大好き。キャッチフレーズは "Hiya, buddy!"。
- ニッキー・ニックナッカー(Nicky Knickknacker)
- 声 - ティム・カリー
- エピソード『Eenie, Meany, Out You Go』に登場する上流階級のアカゲラ泥棒。
- ウッディー・ウッドペッカーの父親(Woody Woodpecker's Father)
- 声 - コーリー・バートン
- ウッディーの父親であるキツツキ。
- キャブマン・ウッドペッカー(Caveman Woodpecker)
- 声 - チャーリー・アドラー
- 原始人のキツツキ。
- 裁判官(Judge)
- 声 - ビリー・ウェスト
- エピソード『Stage Fright』に登場し、バズとトゥイーキーを断罪する裁判官。
- ウィリー・ウォーラス(Willy Walrus)
- 声 - ロブ・ポールセン
- ウォーリーの甥で、エピソード『Stuck On You』『Just Say Uncle』に登場する。
- キューピッド(Cupid)
- 声 - ビリー・ウェスト
- エピソード『Date With Destiny』に登場するクピードー。
- ウッドロー・ウッドペッカー(Woodrow Woodpecker)
- 声 - チャーリー・アドラー
- 『Teacher's Pet』に登場する頭の悪いのキツツキ。
- ナットウィンク
- 声 - ? / 日下部ひろこ[4](日)
Remove ads
その他のキャスト
- ジェフ・ベネット - ピジョン・ボス(『Downsizing Woody』)
- ジュリー・ブラウン - 客(『Bad Hair Day』)、裁判官(『Winnie's New Car』)
- ダン・カステラネタ - ゴキブリ(『Brother Cockroach』)
- マーシャ・クラーク
- ウィー・ザ・キングス
- ダイアン・A・クレア
- ジム・カミングス - キャプテン・レッドウッド(『Woody's Ship of Ghouls』)、オーキー(『Woody's Ship of Ghouls』)、医師(『Couple's Therapy』)
- グレイ・デリスル - ラ・ルナ(『A Chilly Fashion Model』)、フリーダ
- デビ・デリーベリー - ファニウィンクル夫人(『The Ice Rage』)、フランシス・ファニウィンクル(『The Ice Rage』)
- パット・フラリー - 子供(『Mexican Chilly』)、ナッシュ(『Automatic Woody』)
- テレサ・ガンジェル - インガ・スモーガスボード(『Frankenwoody』)
- ジェス・ハーネル - ビジネスマン(『Wiener Wars』)、ジョー(『Wiener Wars』)、海賊(『Woody's Ship of Ghouls』)
- エレン・イデルソン
- ピーター・ジェイソン
- トニー・ジェイ - ギュンターの後見人(『Be A Sport』)
- トム・ケニー - ラッシュ(『Automatic Woody』)、シャレール・エルフ(『Yule Get Your's』)
- ジル・ティレイ
- ジョー・ララ (ミュージシャン) - ケーブルモグラ(『Cable Ace』)
- トレス・マクニール - ヘルガ(『The Chilly Show』)、雌鶏(『Chicken Woody』)
- キャンディ・ミロ - ジニー(『Niece and Quiet』)
- ラレイン・ニューマン
- ロブ・ポールセン - コーキー(『Woody's Ship of Ghouls』)、ルーイ(『Thrash For Cash』『Terror Tots』『Ye Olde Knothead And Splinter』)、ウッディ・クローン(『Two Woodys, No Waiting』)
- ブローガン・ロッチ
- ユージン・ロッシュ
- チャールズ・マーティン・スミス - マーティ(『The Chilly Show』)
- フランク・ウェルカー
Remove ads
エピソード
要約
視点
シーズン1(1999年)
シーズン2(2000年)
シーズン3(2002年)
日本放送版
TX放送分
CN放送分
2003年12月1日から2004年までカートゥーンネットワークで放送された。新エピソードが多く[8][9][10][11]、同じ声優と思われる。
※以下、放送日不明。
- みんなで騒ごう
- どっちがウッディー?
- The Legend of Rockabye Point
Remove ads
放送
本番組は、1999年5月8日から2002年7月27日までFox Kidsで放送され、2021年秋からアメリカのユニバーサル・キッズで再放送されることになった。カナダではYTV、イギリスではCBBCで放送された。日本ではテレビ東京とテレビ東京系列にて2001年4月5日から10月7日まで放送された。
2018年11月22日、Deadline Hollywoodは、Universal 1440 Entertainmentがフランチャイズに基づく新しい2Dアニメーションシリーズを制作し、2018年12月3日にウッディー・ウッドペッカーの公式YouTubeチャンネルでデビューしたと報じた[13]。
→詳細は「ウッディー・ウッドペッカー (2018年のアニメ)」を参照
Remove ads
放送局
主題歌
- オープニングテーマ
- この曲の冒頭にはグレイス・スタッフォードによる鳴き声が入る。
- エンディングテーマ
- 「Woody Wood Pecker」
- この曲は、海外版やCIC・ビクター ビデオ版の日本語吹き替えではオープニングテーマとなっており[22]、エンディングではまた別にこれをアレンジした曲が使われていた。
- 「あなたって?!」
- 作詞 - yuko、小林建樹 / 作曲 - 小林建樹 / 歌 - tef tef
- 2001年5月23日に発売された曲。
スタッフ
- エグゼクティブプロデューサー - ウィリアム M. ラーン
- 原作 - ウォルター・ランツ
- 製作 - ユニバーサル・カートゥーン・スタジオ、ユニバーサル・テレビジョン
日本語吹き替え版制作スタッフ
- テレビ東京版
- 音響監督 - 高橋秀雄
- 音楽プロデュース - 菊地圭介、市川邦泰
- 音楽協力 - テレビ東京ミュージック
- 日本語版制作担当 - 萩野宏、片柳優貴子
- 制作協力 - ユニバーサル スタジオ コンシューマー プロダクツ ジャパン デジタルコンテンツ
- プロデューサー - 崔鐘秀(テレビ東京)、成毛克憲
- ディレクター - 平川勇一
- 翻訳・脚色 - 望月美英子
- 音響制作 - 平田哲、明瀬礼洋
- オープニング・エンディング構成 - 農本太一
- 録音スタジオ - アバコクリエイティブスタジオ
- スペシャルサンクス - 田島裕子
- 番組宣伝 - 松坂忠光 (テレビ東京)
- 製作 - テレビ東京、NAS
- カートゥーンネットワーク版
- 翻訳 ^ 村治佳子[23]
Remove ads
ホームメディア
海外
イギリスではほとんどDVDが発売されておらず、以前はVHSであった。2018年2月現在、最初の13話はHuluとYahoo! Viewで視聴できる[24]。以前は、全53話がNetflixでストリーミング配信されていた。全シリーズは、2020年7月15日に開始されたNBCユニバーサルの新しいストリーミングサービス「Peacock」の一部である。
日本
日本ではパイオニアLDCから「ウッディー・ウッドペッカーとゆかいな仲間たち」のタイトルで発売されたこともあったが、2001年3月23日にはCIC・ビクター ビデオから「ウッディ・ウッドペッカーのホリデーは大冒険」と「ウッディ・ウッドペッカーのスポーツ大好き」の2本が山寺宏一による吹き替え版で発売された。
Remove ads
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads