トップQs
タイムライン
チャット
視点

エスキモーコシャクシギ

ウィキペディアから

エスキモーコシャクシギ
Remove ads

エスキモーコシャクシギNumenius borealis)は、チドリ目シギ科ダイシャクシギ属に分類される鳥類

概要 エスキモーコシャクシギ, 保全状況評価 ...
Remove ads

分布

以前は夏季にカナダで繁殖し、冬季になるとアルゼンチンチリへ南下し越冬していた。

形態

全長29-34cm。翼開張81-85cm。上面は濃褐色、下面は淡黄色の羽毛で覆われる。静止時には翼の先端が尾羽の先端よりも後方にある。

嘴は下方へ湾曲する。後肢は短い。

生態

非繁殖期にはパンパスに生息し、渡りの途中では草原プレーリーヒース)、岩礁海岸干潟にも生息する。大規模な群れを形成し生活する。

食性は雑食で、昆虫貝類ゴカイ果実ガンコウラン)などを食べる。

ツンドラに巣を作り、5-8月に1回に4個の卵を産む。

人間との関係

開発による生息地の破壊、乱獲などにより生息数は激減している。近年はまれに不確実な目撃例があるのみで、確実な繁殖地や越冬地も不明。1992年における生息数は約50羽と推定されている。

関連項目

参考文献

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2000年、195頁。
  • 『絶滅危惧動物百科6 サイ(スマトラサイ)―セジマミソサザイ』 財団法人自然環境研究センター監訳、朝倉書店2008年、28-29頁。

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads