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オリンピックのレスリング競技
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オリンピックのレスリング競技(オリンピックのレスリングきょうぎ)は、1896年のアテネオリンピックから実施された。1900年パリオリンピックでは実施されなかったが、以降の夏季大会からは継続して実施されている。1896年当初の種目は男子グレコローマンのみで、男子フリースタイルは1904年セントルイスオリンピックから、女子フリースタイルは2004年アテネオリンピックから加わり[1]、2012年ロンドンオリンピックまでにそれぞれ25回、24回、3回の大会に参加した[2]。「フリースタイル」は1936年ベルリンオリンピックまでは「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン・スタイル」とよばれていた。長いので改称した[3]。
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実施階級
男子グレコローマン
男子フリースタイル
女子フリースタイル
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メダル獲得数の国別一覧
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参加国
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2020年大会以降の中核競技からの除外検討
近代オリンピックにおいて第1回からただ1回を除いて続いてきたレスリングであるが、2013年2月12日、IOC(国際オリンピック委員会)理事会において選定された2020年夏季オリンピックの「中核競技」から除外され、同年5月のプレゼンテーションを経て9月のIOC総会で追加される1枠を、他の7競技(野球・ソフトボール、ウエークボード、空手、スカッシュ、スポーツクライミング、ローラースポーツ、武術太極拳)と争うこととなった[4]。
IOCはこの決定について、人気度や競技人口などがこの決定に繋がったと説明している。2008年北京オリンピックで実施された競技に関するIOCの評価報告ではチケット売上、取材申請数、テレビ視聴者数、報道記事数、FILA(国際レスリング連盟)やIOCのウェブページへのアクセス数などにおいて、近代五種、テコンドー、ホッケー、カヌーなど、投票の対象となった他競技と比べて著しい遜色はなかったが[5][2]、2012年ロンドンオリンピックの評価報告では人気度やFILAの体制面、男女別種目数の不均衡(14対4)などで低評価だったとされ、これが理由となった[6]。しかし、2013年5月29日に公表されたロンドン五輪の評価報告では、テレビ放送実績などによる5段階のランク分けでレスリングはテコンドーと並び4番目のDで低評価ではあったが、Eランクの近代五種は上回っていた[7]。
2013年5月のプレゼンテーションを経て、レスリングは野球・ソフトボールやスカッシュとともに最終候補に残った[8][9]。危機感を持った国際レスリング連盟が、役員の女性登用などの組織改革や3分2ピリオドのトータル・ポイント制を導入するルールの改正、種目数の男女均衡化(フリースタイルでは男女とも6種目)などの競技の近代化を短期間で断行した。そして、同年9月8日のIOC総会での評決において他の2候補の得票を上回り、2020年及び2024年夏季オリンピックへの競技残留が決定した。
2028年ロサンゼルスオリンピックでボクシングの女子の階級数が6から7に増えたことににより男女種目数同数となり、レスリングは唯一の男女種目数不均衡があるオリンピック競技となった。それも12種目対6種目と不均衡が大きなものとなっている。
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脚注
関連項目
外部リンク
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