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カリア文字 (Unicodeのブロック)

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カリア文字(カリアもじ、英語: Carian)は、Unicodeブロックの一つ。

概要 範囲, 面 ...

解説

紀元前7世紀から紀元前3世紀に、現在のトルコアイドゥン県及びムーラ県にあたるアナトリア半島西南部のカリア地域で話されていた、インド・ヨーロッパ語族アナトリア語派カリア語を表記するためのカリア文字を収録している。

カリア文字は音素文字のうち子音と母音とに独立した文字が割り当てられているアルファベットに分類される。ラテン文字などと同様に左から右への横書き(左横書き)であり、単語毎に分かち書きをする。

カリア文字は同じ音素に多くの異体字形が存在しており、文字名の末尾に数値が付いているものは数値のないものの異体字形の一つであることを表している。例えばU+102A1 𐊡 CARIAN LETTER P2U+102B7 𐊷 CARIAN LETTER Pと同様に[p]を表し、互いに異体字の関係にある。

Unicodeのバージョン5.1において初めて追加された。

収録文字

さらに見る コード, 文字 ...
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小分類

このブロックの小分類は「字母」(Letters)の1つとなっている[1]

字母(Letters

この小分類にはカリア文字のうち、基本的な字母が収録されている。

文字コード

カリア文字(Carian)[1]
Official Unicode Consortium code chart (PDF)
 0123456789ABCDEF
U+102Ax 𐊠 𐊡 𐊢 𐊣 𐊤 𐊥 𐊦 𐊧 𐊨 𐊩 𐊪 𐊫 𐊬 𐊭 𐊮 𐊯
U+102Bx 𐊰 𐊱 𐊲 𐊳 𐊴 𐊵 𐊶 𐊷 𐊸 𐊹 𐊺 𐊻 𐊼 𐊽 𐊾 𐊿
U+102Cx 𐋀 𐋁 𐋂 𐋃 𐋄 𐋅 𐋆 𐋇 𐋈 𐋉 𐋊 𐋋 𐋌 𐋍 𐋎 𐋏
U+102Dx 𐋐
注釈
1.^バージョン16.0時点

履歴

以下の表に挙げられているUnicode関連のドキュメントには、このブロックの特定の文字を定義する目的とプロセスが記録されている。

さらに見る バージョン, コードポイント ...

出典

関連項目

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