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両唇鼻音

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両唇鼻音(りょうしんびおん)とは子音の類型の一つ。下唇と上唇で閉鎖を作り、口蓋帆を下げて呼気を鼻へも通すことによって生じる音。国際音声字母[m]と記述される。有声両唇鼻音は、発話言語のおよそ96%において出現が確認されている子音の一種である[1]。この音を表す国際音声記号(IPA)の記号は ⟨m⟩ である。両唇鼻音は英語にも存在し、「map」や「rum」における “m” の音がそれに当たる。この音を欠くことが知られている言語は非常に少なく、たとえばワイアンドット語などがその例である。独立した鼻音音素自体をまったく持たないことが確認されている言語も少数存在し、クイルユート語、マカー語、そして中央ロトカス語がそれに含まれる[2]

概要 両唇鼻音, IPA 番号 ...
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特徴

Thumb

  • この音は舌上の気流によって生成されるものではないため、中線音側面音の二分法は適用されない。
  • その気流機構は肺臓気流機構であり、これは他の多くの音と同様に、肋間筋および腹筋によって空気を押し出すことによって調音されることを意味する。

異音

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言語例

この音はモホーク語などを除いてほとんどの言語に存在する。日本語ではま行の頭子音。

  • アラビア文字: م
  • ラテン文字: m
  • ギリシア文字: μ
  • キリル文字: м
  • 注音符号:
  • ハングル:

存在

要約
視点
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硬口蓋化

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軟口蓋化

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参考文献

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