トップQs
タイムライン
チャット
視点

カール・フローチ

ウィキペディアから

カール・フローチ
Remove ads

カール・フローチCarl Froch1977年7月2日 - )は、イングランドの元男性プロボクサーノッティンガムシャーノッティンガム出身。元WBC世界スーパーミドル級王者。元WBAIBF世界スーパーミドル級統一王者Super Six World Boxing Classic準優勝者。

概要 基本情報, 本名 ...
概要 獲得メダル, イギリス ...
Remove ads

来歴

要約
視点

父親はユダヤ系ポーランド人、母親はイギリス人[1]。9歳でボクシングを始めた[1]

2001年北アイルランドベルファストで開催された2001年世界ボクシング選手権大会にミドル級(75kg)で出場、準決勝で敗退するが銅メダルを獲得した[2]

2002年3月16日、イングランドロンドンでプロデビューし、4回TKO勝ち。

2003年11月28日、10戦目で空位のBBBofCイングランドスーパーミドル級王座を獲得。

2004年3月12日、12戦目でコモンウェルスイギリス連邦スーパーミドル級王座を獲得。

2004年9月24日、14戦目で空位のBBBofC英国スーパーミドル級王座を獲得し、コモンウェルスイギリス連邦王座の3度目の防衛にも成功。その後BBBofC英国王座は4度防衛、コモンウェルスイギリス連邦王座は7度防衛した。

2008年12月6日、24戦目のWBC世界スーパーミドル級王座決定戦でジャン・パスカル(カナダ)と対戦し、判定勝ちで王座を獲得。

2009年4月25日、ジャーメイン・テイラー(アメリカ合衆国)と対戦。3回にはキャリア初のダウンを奪われたが[1]、12回にパンチの連打を浴びせレフェリーストップ勝ちとなり、王座の初防衛に成功した。

Super Six World Boxing Classic

2009年10月17日、イングランドノッティンガムのナショナル・アイス・センターでSuper Six World Boxing Classicのグループステージ1として行われた試合で アンドレ・ディレル(アメリカ合衆国)と対戦し、2-1(2者が115-112、113-114)の判定勝ちで2度目の防衛に成功した[3]

2010年4月24日、デンマーク・ヘアニンの国際会議場でSuper Six World Boxing Classicのグループステージ2として行われた試合でミッケル・ケスラー(デンマーク)と対戦し、0-3の判定で敗れ3度目の防衛に失敗し王座陥落。初黒星を喫した[4]

2010年11月27日、フィンランドヘルシンキハートウォールアリーナでSuper Six World Boxing Classicのグループステージ3として行われた試合でアルツール・アブラハム(ドイツ)と空位のWBC世界スーパーミドル級王座決定戦で対戦し、3-0の判定勝ちで王座獲得に成功した。

2011年6月4日、アメリカ・ ボードウォーク・ホール・ダンスホールにて、Super Six World Boxing Classicの準決勝をグレン・ジョンソン(アメリカ合衆国)と対戦し、2-0の判定勝ちで初防衛に成功し、決勝進出を決めた[5]

2011年12月17日、アメリカ・ボードウォーク・ホールでSuper Six World Boxing Classicの決勝戦としてWBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォード(アメリカ合衆国)と王座統一戦で対戦し、12回0-3(2者が113-115、110-118)の判定負けを喫しWBC王座の2度目の防衛に失敗し王座から陥落。WBAスーパー王座獲得に失敗しSuper Six World Boxing Classicを準優勝で終えた[6]

2012年5月26日、ノッティンガムのノッティンガム・アリーナでIBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ブーテ(ルーマニア)と対戦し、5回1分5秒TKO勝ちを収め7ヵ月ぶりに王座に返り咲きに成功した[7]

2012年11月17日、ノッティンガムのキャピタルFMアリーナでユーサフ・マック(アメリカ合衆国)と対戦し、3回2分30秒KO勝ちで初防衛に成功した。

2013年5月25日、ロンドンにあるO2アリーナにてWBA世界スーパーミドル級レギュラー王者ミッケル・ケスラーと再戦となる王座統一戦を行い、12回3-0(116-112、115-113、118-110)の判定勝ちを収めWBA王座(ユニファイド王座)を獲得するとともにIBF王座2度目の防衛に成功した[8]

2013年11月23日、マンチェスターマンチェスター・アリーナジョージ・グローブス(イギリス)と対戦し、9回1分33秒TKO勝ちを収めWBA王座は初防衛、IBF王座は3度目の防衛に成功したが、レフェリーのストップが速すぎたと物議を醸した[9]。その後2014年5月31日に再戦を行う事が決定した。

2014年1月24日、IBFがカール・フローチとジョージ・グローブスに再戦を命令した。

2014年5月31日、ロンドンにあるウェンブリー・スタジアムでジョージ・グローブスとダイレクトリマッチで再戦し、8回2分34秒KO勝ちを収めWBA王座は2度目、IBF王座は4度目の防衛に成功した[10]

2014年6月6日、WBAはフローチを2014年5月度の月間MVPに選出された[11][12]

2015年2月3日、IBF世界スーパーミドル級王座を返上した[13][14]

2015年2月10日、WBAはIBF王座を返上し統一王者ではなくなったフローチをユニファイド王者からレギュラー王者としてランクインした[15]

2015年2月28日、WBAがWBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォードとの王座統一戦の交渉を30日以内に合意させ、120日以内に試合を行うよう指令を出した。対戦交渉が合意に至らない場合は入札となることを明かした[16][17]

2015年5月8日、WBAが2014年5月31日以降防衛戦を行わなかったことを理由にフローチが保持していたレギュラー王座を剥奪し、フローチをWBA世界スーパーミドル級スーパー王者アンドレ・ウォードの指名挑戦者とすることを発表した[18][19]

2015年7月14日、「ボクシングで成し遂げたきたことを誇らしく思うが、グローブを吊るすときがきた」と現役引退を表明し解説者に転身した[20][21]


Remove ads

戦績

  • アマチュアボクシング:96戦 88勝 8敗
  • プロボクシング:35戦 33勝 (24KO) 2敗
さらに見る 戦, 日付 ...
Remove ads

獲得タイトル

  • BBBofCイングランドスーパーミドル級王座
  • コモンウェルスイギリス連邦スーパーミドル級王座
  • BBBofC英国スーパーミドル級王座
  • WBC世界スーパーミドル級王座(防衛2)
  • WBC世界スーパーミドル級王座(防衛1)
  • IBF世界スーパーミドル級王座(防衛4)
  • WBA世界スーパーミドル級レギュラー王座(防衛2)

表彰

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads