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クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ

アメリカ合衆国のロックバンド ウィキペディアから

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ
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クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジQueens of the Stone Age、略称はQOTSA)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州パームデザート出身のハードロックバンド1997年カイアスのギタリストだったジョシュア・ホーミを中心に結成された。

概要 クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ, 基本情報 ...
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来歴

ストーナーロックの雄だったカイアスの解散後、ギタリストのジョシュア・ホーミスクリーミング・トゥリーズのサポートメンバーを務める傍らで新バンドの結成を模索。1996年に「ガンマ・レイ」名義で活動を開始するが、同名のジャーマン・メタルのバンドが存在することが判明。改名を余儀なくされ、音楽プロデューサーでジョシュア・ホーミの旧友であるクリス・ゴスの発案により、「石器時代のおかま」を意味する「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」と名乗ることになった。

1997年パール・ジャムのストーン・ゴッサードが設立したレーベル「ルーズグルーヴ」よりセルフタイトルのデビューアルバムを発表。その直後にカイアス時代の盟友、ニック・オリヴェリが加入。2000年にはインタースコープ・レコードに移籍し、2ndアルバム『R指定』をリリース。同アルバムはNME誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、一躍注目を集める。2002年にはデイヴ・グロールをドラマーとして迎え、3rdアルバム『ソングス・フォー・ザ・デフ』を発表。全世界で100万枚以上のセールスを記録し、続くツアーで世界的な人気を確立した。しかし、2004年にオリヴェリが脱退。ジョシュ・オムは一時は解散も考えたが、バンドの存続を決意する[9]

新体制の下、2005年の4thアルバム『ララバイズ・トゥ・パラライズ』は全米チャート初登場5位を記録。2007年には5枚目のアルバム『エラ・ヴルガリス』をリリース。同年にはジョシュア・ホーミがザ・ディスティラーズのメンバーとして知られるブロディ・ドールと結婚。2008年レディング&リーズ・フェスティバル出演の後、活動を小休止する。

2012年11月6日、ジョシュア・ホーミは現在6枚目のアルバムを制作中であること、脱退したジョーイ・カステロに代わってデイヴ・グロールがドラムで参加していることを明らかにした[10]。また、トレント・レズナーや元メンバーのニック・オリヴェリも制作に加わっている[11]。制作終盤にはドラマーとしてジョン・セオドア(元マーズ・ヴォルタ)が参加し、そのままメンバーとなった。

2013年6月、6枚目のアルバム『ライク・クロックワーク』をマタドール・レコードよりリリース[12]。同アルバムはアメリカでは発売初週に9万1000枚を売り上げて(うち13%に相当する1万2000枚がヴァイナルLPである)Billboard 200で1位を獲得した。バンドにとって、そしてマタドール・レコードにとっても初の出来事である [13]。また、全英アルバムチャートでも初登場2位[14]を記録している。2014年に行われた第56回グラミー賞ではリンジー・バッキンガム、デイヴ・グロール、トレント・レズナーのと共にパフォーマンスを披露。

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現在のメンバー

要約
視点
Thumb
結成時からのメンバーでバンドの大黒柱のジョシュ・オム

元メンバー/コラボレーター

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2ndおよび3rdアルバムに参加したニック・オリヴェリ。
ボーカル
ギター
  • ビリー・ギボンズ : ZZトップのメンバー。「ララバイズ・トゥ・パラライズ」にゲスト参加。
  • クリス・ゴス : マスターズ・オブ・リアリティのメンバー。結成以来、全ての作品にゲスト参加。「R指定」と「エラ・ヴルガリス」ではプロデュースも務めた。
  • デイヴ・キャッチング : イーグルス・オブ・デス・メタルのメンバー。「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」、「R指定」、「ソングス・フォー・ザ・デフ」、「ララバイズ・トゥ・パラライズ」に参加。
  • ディーン・ウィーン : ウィーンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。
ベース
  • ニック・オリヴェリ - 元カイアスのメンバー。「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」、「R指定」、「ソングス・フォー・ザ・デフ」、「ライク・クロックワーク」に参加。一部の曲でリード・ボーカルも担当。
  • アラン・ヨハネス - 元イレブンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」以降の作品にベースやギター、キーボードで参加しているマルチプレイヤー
ドラムス/パーカッション
  • デイヴ・グロール : フ―・ファイターズ、ニルヴァーナのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」、「ライク・クロックワーク」のレコーディングおよび2002年にはライヴに参加。
  • ジョーイ・カステロ : 「ララバイズ・トゥ・パラライズ」から「ライク・クロックワーク」のレコーディングおよび2002年から2012年までのライヴに参加。
  • ジーン・トラウトマン : 「R指定」、「ソングス・フォー・ザ・デフ」のレコーディングおよび1999年から2002年までのライヴに参加。
  • アルフレッド・ヘルナンデス : 元カイアス。「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ」に参加。
  • マット・キャメロン : サウンドガーデン及びパールジャムのメンバー。結成初期から2008年ごろまで散発的にライヴに参加。
  • ジャック・ブラック : シングル『Burn The Witch』で手拍子と足踏みを披露している。
キーボード
  • ナターシャ・シュナイダー : 故人。元イレブンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。2005年、2006年にアラン・ヨハネスと共にライヴに参加。

ストリングス

  • パズ・レンチャンティン : ピクシーズのメンバー。元ア・パーフェクト・サークル、ズワンのメンバー。「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。
  • アナ・レンチャンティン : パズ・レンチャンティンの姉で「ソングス・フォー・ザ・デフ」に参加。
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ディスコグラフィ

アルバム

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ライヴアルバム

  • Over the Years and Through the Woods (2005年) CD + DVD : 同年にロンドンのブリクストン・アカデミーとココにて行われたライブの模様を中心に収録。
  • Rated R Deluxe Edition (2010年) CD : 2000年のレディングフェスティバルに出演した際の音源をフルで収録。なおディスク2の6曲目からがそのライブ音源となっている。
  • iTunes Festival: London 2013 (2013年) iTunes : 同年に出演したiTunes Festival(現Apple Music Festival)でのライブより6曲を収録。
  • ...Like Cologne (2013年) Spotify : 同年にドイツのケルンにて行われたアコースティック・ライブより3曲を収録。

来日公演

  • 2002年 フジロック・フェスティバル : グリーンステージに出演。デイヴ・グロールもドラムスとして出演。
  • 2003年1月 : 単独公演のために来日し、福岡、東京、大阪、名古屋の4都市でライブを行った。
  • 2005年 フジロック・フェスティバルキャンセル
  • 2008年 サマーソニックキャンセル
  • 2011年 フジロック・フェスティバルキャンセル
  • 2017年 フジロック・フェスティバル
  • 2018年 新木場スタジオコースト 、サマーソニック(東京)
  • 2024年2月 : 単独公演のために来日し、大阪、東京の2都市でライブを行う。

脚注

外部リンク

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