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クロス・マーケティング

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株式会社クロス・マーケティング(Cross Marketing Inc.)は、マーケティング・リサーチ事業やマーケティング・リサーチに関わるコンサルテーションを行う日本の企業[1]

クロス・マーケティンググループ > クロス・マーケティング
概要 種類, 本社所在地 ...

東京都新宿区に本社を置く。グループ親会社のクロス・マーケティンググループ東証プライム市場に上場している[1]

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概要

要約
視点

インターネットを用いたリサーチ事業を目的として、2003年4月に設立。順調に売り上げを伸ばし、2008年10月に会社設立から5年半で東証マザーズに上場。

その後、インターネットリサーチに加え、グループインタビュー(FGI)や会場調査(CLT)といった対面による定性・定量リサーチサービスを拡充し、多様な顧客ニーズに対応できる体制を整えた。2011年からは、リサーチ事業で培ったノウハウを活かし、システム開発などのITソリューション事業を開始。2012年には初の海外拠点として上海に現地法人を開設し、グローバル展開を本格化させた。

概要 種類, 市場情報 ...

2013年6月には、株式移転により持株会社の株式会社クロス・マーケティンググループを設立。同社がクロス・マーケティングに代わり東京証券取引所マザーズ市場に上場。事業拡大と組織再編を進め、2018年には東京証券取引所市場第一部(現 プライム市場)へ上場市場を変更[2]した。

株式会社クロス・マーケティングは、株式会社クロス・マーケティンググループが保有するリサーチ機能の根幹に位置し、生活者理解のためのマーケティング・リサーチ領域と、生活者データの効率的な収集・活用を推進するデータマーケティング領域を幅広く支援。その基盤となるのは、1,200万人を超える大規模なパネルネットワーク[3]。このパネルを活用することで、多様な属性を持つ生活者からのデータを効果的に収集・分析し、企業の様々なマーケティングニーズに対応するソリューションを提供している。

さらに、世界85か国以上エリアへのアンケートも可能で、海外市場におけるマーケティングリサーチのニーズにも対応できる体制を整えている[4]

提供するサービスは多岐にわたり、戦略立案の基礎となる市場調査から、具体的な施策の効果検証まで、ネットリサーチ、オフライン調査(グループインタビュー、会場調査など)、定量調査、定性調査といった多様な手法を組み合わせ、顧客の課題解決を総合的に支援している。

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沿革

  • 2003年
    • 4月 - インターネットを用いたリサーチ事業を目的として、東京都渋谷区において株式会社クロス・マーケティングを設立(資本金1,000万円)[5]
    • 10月 - 株式会社アクシブドットコム(現・株式会社VOYAGE GROUP)と業務提携
  • 2004年
  • 2006年
    • 3月 - 簡易集計アプリケーション「REAL CROSS (現Cross Finder2)」 を提供開始
    • 5月 - アクシブドットコムとの業務提携を発展的に解消し、新たに株式会社ECナビ(現・VOYAGE GROUP)及びその子会社株式会社リサーチパネルと資本提携、業務提携
  • 2008年
  • 2009年
    • 5月 - 株式会社リサーチアンドサーベイがグループ会社に[7]なり、オフライン調査が本格スタート
    • 5月 - 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)に加盟
  • 2011年
    • 1月 - 株式会社クロス・マーケティング 西日本営業所開設
  • 2012年
    • 5月 - 中国に現地法人「酷络司商务咨询(上海)有限公司(現Kadence China Inc.)」を設立
  • 2013年
    • 6月 - 株式移転により持株会社の株式会社クロス・マーケティンググループを設立。同社がクロス・マーケティングに代わり東京証券取引所マザーズ市場に上場[8]
    • 11月 - 株式会社クロス・マーケティンググループが株式会社ユーティルを連結子会社化[9]
  • 2014年
  • 2015年
    • 2月 - 株式会社クロス・マーケティンググループが株式会社リサーチ・アンド・デイベロプメントを連結子会社化[10]
    • 10月 - 株式会社クロス・マーケティンググループがタイに現地法人Cross Marketing(Thailand)Co., Ltd(現 Kadence International (Thailand) Co., Ltd. )を設立
    • 11月 - 株式会社クロス・マーケティンググループがJupiter MR Solutions Co., LTD(タイ)を子会社化
  • 2017年
    • 7月 - セルフアンケートツール「QiQUMO」提供開始
  • 2018年
    • 3月 - 株式会社クロス・マーケティンググループが東京証券取引所市場第一部へ上場市場変更
    • 3月 - インスタグラムマーケティングのタグピク社と業務提携[11]
    • 8月 - 株式会社クロス・マーケティング 名古屋営業所開設
    • 9月 - 外国人就労サイト運営YOLOJAPAN社と業務提携 在日外国人マーケティングリサーチサービスを拡充
  • 2019年
    • 1月 - SNSやオンライン上のクチコミ分析サービス 「Social Cross」を提供開始
    • 2月 - 性格パターン分析のディグラム・ラボ社と業務提携
  • 2020年
    • 2月 - 企業のビッグデータ活用に向けたCRM 分析支援サービス「カスタマージャーニー型データ分析」の提供開始
    • 2月 - コンテンツマーケティングのための戦略策定支援サービス 「データストーリーボード」の提供開始
    • 8月 - アジャイル型UXリサーチサービス「Cross-UX」開始 デジタル上の顧客体験価値の向上を支援~クロス・マーケティングとポップインサイト共同提供~
    • 10月 - 株式会社クロス・マーケティング、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントとの合併を完了
  • 2021年
    • 6月 - LINE株式会社が提供するLINEリサーチのオフィシャルパートナーに認定[12]
    • 12月 - 顧客志向のCRM活動を実現する カスタマーサクセスBI『CrossData』の提供開始
  • 2022年
    • 3月 - 株式会社クロス・マーケティング、株式会社ショッパーズアイとの合併を完了
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事業内容

クロス・マーケティングは、クロス・マーケティンググループが保有するリサーチ機能の根幹に位置し、生活者理解のためのマーケティングリサーチ領域と、生活者データの効率的な収集・活用を推進するデータマーケティング領域を幅広く支援している。

  • マーケティングリサーチ事業
    • ネットリサーチ: 約1,285万人のパネル(2025年2月現在)を活用し、インターネット上でアンケート調査を実施。迅速なデータ回収と柔軟な調査設計が可能。グローバル領域に強みをもつグループ企業・ネットワークも保有しており、世界各国の調査をワンストップで対応。セルフ型アンケートツールの「QiQUMO(キクモ)」も提供している。
    • オフラインリサーチ: グループインタビュー、デプスインタビュー、会場調査(CLT)、ホームユーステスト(HUT)など様々な調査を実施している。都内3箇所に専用の調査ルームを保有し、調理可能なCLTルームも完備。乳幼児からシニア層まで、年間40,000名以上のリクルーティング実績がある。
  • データマーケティング事業
    • 顧客の行動データと意識データを組み合わせることで、効率的なデータ収集と分析を行い、顧客インサイトを解明する。BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの活用支援やジャーニーデータ分析なども提供している。

関係会社

  • 株式会社メタサイト
  • 株式会社メディリード
  • 株式会社ウィズワーク
  • エンバイロセルジャパン株式会社
  • 株式会社エクスクリエ
  • 株式会社パスクリエ
  • 株式会社クロス・コミュニケーション
  • 株式会社オルタナエクス
  • 株式会社クリエイティブリソースインスティチュート
  • 株式会社トキオ・ゲッツ
  • 株式会社トラフィックス
  • 株式会社REECH
  • 株式会社クロス・プロップワークス
  • ノフレ食品株式会社
  • 株式会社MDIU
  • Kadence International Business Research Pte.Ltd.
  • Kadence International (Thailand) Co., Ltd.
  • Kadence International Inc. CHINA
  • 株式会社クロスベンチャーズ

脚注

外部リンク

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