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サレム・ムバラク・アル=ヤミ
サウジアラビアの陸上競技選手 (1982-) ウィキペディアから
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サレム・ムバラク・アル=ヤミ(アラビア語: سالم مبارك اليامي、英語: Salem Mubarak Al-Yami、1982年2月9日 ‐ )は、サウジアラビアの陸上競技選手。専門は短距離走。自己ベストは100mが元サウジアラビア記録の10秒13、200mがサウジアラビア記録の20秒42。2000年世界ジュニア選手権男子100mの銀メダリストである。世界ジュニア選手権の100mでアジア勢がメダルを獲得したのはムバラク・アル=ヤミが初めてであり、2位という順位は現在もアジア勢最高成績である。
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経歴
1999年7月、世界ユース選手権の男子100mと200mで決勝に進出したが、100mは10秒51(+1.4)で5位[1]、200mも21秒54(+0.9)で5位と[2]、両種目ともメダルは逃した。
1999年8月、弱冠17歳でセビリア世界選手権の男子200mに出場すると、1次予選で21秒27(+0.1)の自己ベスト(当時)をマークしたが、組7着で敗退した[3]。
2000年9月、シドニーオリンピックの男子200mと4×100mリレーに出場し、オリンピックを初めて経験した。しかし、100mは1次予選で21秒18(+0.4)の組7着[4]、3走を務めた4×100mリレーは39秒94の組7着に終わり[5]、両種目とも最初のラウンドを突破できなかった。
2000年10月、世界ジュニア選手権の男子100mと200mに出場。100mは1次予選を10秒27(-0.6)のジュニアサウジアラビア記録(当時)で突破すると[6]、2次予選と準決勝も突破し、世界ユース選手権に続いて世界大会のファイナリストとなった。迎えた決勝では10秒38(+0.1)をマークし、マーク・ルイス=フランシス(10秒12)次いで銀メダルを獲得した[7]。世界ジュニア選手権の100mでアジア勢がメダルを獲得したのは男女通じて初であり、2位という成績は現在もアジア勢最高成績である。200mは準決勝で20秒95(+1.2)の組5着に終わり、決勝に進出できた組4着とは0秒07差で敗退した[8]。
2001年8月、エドモントン世界選手権の男子100mと200mと4×100mリレーに出場。シニアの世界大会初出場となった100mは1次予選を10秒34(+0.7)で突破し、シニアの世界大会で初めて次のラウンドに進んだが、2次予選は10秒21の組5着で敗退した[9]。2大会連続の出場となった200mは1次予選敗退に終わり、前回大会に続いて次のラウンドには進めなかった。3走を務めた4×100mリレーは予選を39秒15のサウジアラビア記録(当時)で突破すると[10]、準決勝では予選のタイムを塗り替える39秒04のサウジアラビア記録(当時)を樹立したが、決勝に進出できた4着以内には入れなかった[11]。
2002年4月、西アジア競技大会の100m決勝を10秒13(+1.6)のサウジアラビア記録(当時)で制した[注 1]。
2004年8月、アテネオリンピックの100mに出場すると、1次予選で10秒36(-0.4)をマーク。着順で2次予選に進出できた組3着とは0秒08差、タイムで拾われた最後の枠の選手とは0秒02差で2次予選進出を逃した[12]。
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自己ベスト
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主要大会成績
要約
視点
備考欄の記録は当時のもの
脚注
外部リンク
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