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ジェイ・オペタイア

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ジェイ・オペタイアJai Opetaia1995年6月30日 - )は、オーストラリアプロボクサーシドニー出身。現IBF世界クルーザー級王者。

概要 基本情報, 本名 ...
概要 獲得メダル, オーストラリア ...

来歴

要約
視点

アマチュア時代

2011年、AIBA世界ジュニア選手権ライトヘビー級(80kg)で出場し、金メダルを獲得した[1]

2012年8月、16歳のときにロンドンオリンピックヘビー級(91kg)で出場し、1回戦で敗退した[2]。同年12月、AIBA世界ユース選手権ヘビー級(91kg)で出場し、準決勝で敗退し銅メダルを獲得した[3]

2014年8月、コモンウェルスゲームズに91kg級で出場し、準々決勝で敗退した[4]

プロ時代

2017年7月15日、ニューカッスルのウェスト・シティ・クラブでダニエル・アムマンとOPBF東洋太平洋及びオーストラリアクルーザー級王座決定戦を行い、9回1分49秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[5]

2017年10月21日、メルボルンメルボルン・パークでフランキー・ロペスとIBF世界クルーザー級ユース王座決定戦を行い、初回2分55秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[6]

2018年1月17日、シドニーのザ・スター・シドニー英語版でベンジャミン・ケルヒャーとオーストラリアクルーザー級タイトルマッチを行い、3回2分36秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[7]

2018年4月7日、ブリスベンブリスベン・コンベンション・アンド・エキシビション・センター英語版でルーカス・パズコウスキーとWBOアジア太平洋クルーザー級王座決定戦を行い、2回2分35秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[8]

2018年6月29日、ブリスベンのキング・ジョージ・スクエアー英語版でカーティス・ペゴラロとWBOアジア太平洋クルーザー級タイトルマッチおよびIBFパンパシフィック同級王座決定戦を行い、2回1分25秒KO勝ちを収めWBOアジア太平洋王座初防衛とIBFパンパシフィック王座獲得に成功した[9]

2019年5月15日、ザ・スター・シドニーでナヴォサ・イオアスタとWBAオセアニアクルーザー級暫定王座決定戦を行い、8回1分13秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[10]

2019年7月27日、シドニーのルナ・パーク・シドニー英語版でニコラス・チャララムポスとWBA暫定オセアニアクルーザー級タイトルマッチおよびWBOグローバル同級王座決定戦を行い、10回3-0(99-91、99-90、100-89)の判定勝ちを収めWBAオセアニア暫定王座初防衛とWBOグローバル王座獲得に成功した[11]

2019年11月16日、シドニーのホールデン・パビリオン英語版でマーク・フラナガンとWBAオセアニア・WBOグローバルクルーザー級タイトルマッチおよびIBFアジアオセアニア同級初代王座決定戦を行い、8回終了TKO勝ちを収めIBFアジアオセアニア王座獲得とWBOグローバル王座初防衛、WBAオセアニア王座2度目の防衛に成功した[12]

2020年10月22日、ブリスベンのフォルティツド・ミュージック・ホールでベンジャミン・ケルヒャーと2年9か月ぶりにIBFアジアオセアニア・WBOグローバルクルーザー級タイトルマッチでの再戦を行い、6回1分50秒TKO勝ちを収めIBFアジアオセアニア王座初防衛、WBOグローバル王座2度目の防衛に成功した[13]

IBF王者1期目

2022年7月2日、ゴールドコーストゴールドコースト・コンベンション・アンド・エキシビション・センター英語版でIBF・リングマガジン世界クルーザー級王者のマイリス・ブリエディスとIBF世界同級タイトルマッチを行い、12回3-0(116-112×2、115-113)の判定勝ちを収め王座を獲得した[14]。オペタイアは試合中に顎を2箇所骨折し、喋れない状態で勝利者インタビューも受けることが出来ないほどの重傷で病院で手術を受けた[15]

2023年7月11日、タスマン・ファイターズと共同プロモートの形でエディー・ハーン率いるマッチルーム・スポーツ・USAと契約した[16]

2023年8月8日、IBF世界クルーザー級2位のリチャード・リアクポーとの指名試合の入札が予定されていたが、入札が行われる数時間前にリアクポーが入札から撤退することを表明した[17]

2023年9月30日、ウェンブリーOVOアリーナ・ウェンブリーでIBF世界クルーザー級5位のジョーダン・トンプソン英語版とIBF世界同級タイトルマッチを行い、4回20秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[18]

王座返上及びIBF王者2期目

2023年12月18日、IBFが指名挑戦者のマイリス・ブリエディスとの再戦を指令していたが、オペタイアはサウジアラビアで12月23日に予定している試合にブリエディスが間に合わないとしてエリス・ゾロとの防衛戦を申請した。しかし、IBFがジョーダン・トンプソン戦に続く2戦連続の選択試合を認めず、またIBF世界クルーザー級のランク入りを果たしていないゾロとの試合を認めなかったため、オペタイアはIBF世界クルーザー級王座を返上した。オペタイアはサウジアラビアとの3試合契約の一環として、ゾロとの試合で45万ドル(約6400万円)を稼ぎ、契約全体では200万ドル(約2億9千万円)以上稼ぐことになると報じられた[19][20]

2023年12月23日、サウジアラビア・リヤドキングダム・アリーナでWBA世界クルーザー級11位のエリス・ゾロ英語版と対戦し、初回2分56秒KO勝ちを収めた(リングマガジン王座2度目の防衛)[21][22]

2024年5月18日、サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナでタイソン・フューリー対オレクサンドル・ウシクの前座で元IBF世界クルーザー級王者およびIBF世界同級3位のマイリス・ブリエディスとIBF世界同級王座決定戦を行い、12回3-0(117-111、116-112×2)の判定勝ちを収め1年10カ月ぶりの再戦を制すると共に5ヶ月振りの王座に返り咲いた(リングマガジン王座は3度目の防衛)[23][24]。なお、ブリエディスは試合から3ヶ月後の同年8月19日に現役引退を表明した。

2024年10月12日、リヤドのキングダム・アリーナでIBF世界クルーザー級11位で元IBO世界同級王者のジャック・マッシーとIBF世界同級タイトルマッチを行い、6回中に防戦一方となったマッシーのセコンドからタオルが投入され6回2分TKO勝ちを収め初防衛(リングマガジン王座は4度目の防衛)に成功した[25]

2024年12月14日、2025年1月8日にクイーンズランド州ゴールドコーストで行われる予定のIBF世界クルーザー級1位で指名挑戦者のフセイン・シンカラとの対戦についてシンカラが足首を負傷し靭帯損傷により全治3ヶ月と診断されたため欠場となり[26]、4日後の2024年12月18日にIBF世界同級10位および東京オリンピックヘビー級銅メダリストデビッド・ニカが代役出場することとなった[27]

2025年1月8日、クイーンズランド州ゴールドコーストのゴールドコースト・コンベンションセンターでデビッド・ニカとIBF世界同級タイトルマッチを行い、4回2分17秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[28]

2025年6月8日、クイーンズランド州ブロードビーチのゴールド・コースト・コンベンション&エキシビション・センターでIBF世界クルーザー級14位のクラウディオ・スクエオとIBF世界同級タイトルマッチを行い、5回36秒KO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[29]

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戦績

  • プロボクシング:28戦 28勝(22KO)無敗
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獲得タイトル

  • オーストラリアニューサウスウェールズ州ヘビー級王座
  • 第17代OPBF東洋太平洋クルーザー級王座
  • オーストラリアクルーザー級王座
  • IBF世界クルーザー級ユース王座
  • WBOアジア太平洋クルーザー級王座
  • IBFパンパシフィッククルーザー級王座
  • WBAオセアニアクルーザー級暫定王座(後に正規王座に昇格)
  • WBOグローバルクルーザー級王座
  • IBFアジアオセアニアクルーザー級王座
  • IBF世界クルーザー級王座(1期目:防衛1=返上)
  • リングマガジン世界クルーザー級王座
  • IBF世界クルーザー級王座(2期目:防衛3)

脚注

関連項目

外部リンク

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