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ジャズ (クイーンのアルバム)
クイーンのスタジオ盤 ウィキペディアから
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『ジャズ』(英語: Jazz)は、イギリスのロックバンド、クイーンの7作目のスタジオ・アルバム。1978年11月10日にEMI(イギリス)とエレクトラ・レコード(アメリカ)から発売され、同年11月25日に日本でもワーナー・パイオニア/エレクトラより発売された。
1975年発売の『オペラ座の夜』以来、ロイ・トーマス・ベイカーをプロデューサーに迎えた作品。ディスクジャケットにはロジャー・テイラーの提案で、ベルリンの壁に描かれていたものと同じデザインが採用された。
全英アルバムチャートで最高位2位[8]、Billboard 200で最高位6位を獲得[9]するなどのヒットを記録した。
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背景
前作『世界に捧ぐ』を引っ提げたライブツアー「News of the World Tour」終了後に夏季休暇を挟み、1978年7月にフランスにあるスーパー・ベア・スタジオで本作のレコーディング・セッションを開始し、のちにスイスのマウンテン・スタジオに場所を移して作業が行われた[10]。プロデューサーには『オペラ座の夜』以来となるロイ・トーマス・ベイカーが参加したが、ベイカーが参加した最後のクイーンのアルバムとなった[10]。
アルバムタイトルは、「前作のアンセム群を越えることが非常に困難である」という自覚と、「一つの方向性に偏らず、より多彩なアプローチに復帰することが前へと進む道筋になる」ということから「ジャズ」と命名された。なお、アルバムタイトルには「パンクやニュー・ウェイヴをはじめとしたあらゆるものへのアンチテーゼ」というニュアンスも含んでいる[10]。
1978年10月13日に本作からの先行シングルとして両A面シングル『バイシクル・レース / ファット・ボトムド・ガールズ』、1979年1月26日に本作からのリカット・シングル『ドント・ストップ・ミー・ナウ』[注釈 1]が発売された。なお、ボリビア、西ドイツ、スペイン、ユーゴスラビアでは「ムスターファ」、アメリカ、カナダ、ブラジル、ニュージーランド、ソ連では「ジェラシー」もシングル・カットされている。
1978年10月28日から1979年8月18日にかけて、本作を引っ提げたライブツアーを敢行した。
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2011年再発盤
2011年6月22日にユニバーサルミュージックよりリマスター盤及びボーナスEPが付属するリミテッド・エディションが発売された[11]。日本では先行発売されたほか、SHM-CD仕様となっている[11]。
リミテッド・エディションに付属のボーナスEPには、「ファット・ボトムド・ガールズ」のシングルバージョン、「バイシクル・レース」のインストゥルメンタルバージョン、「ドント・ストップ・ミー・ナウ」の別バージョン[注釈 2]、「レット・ミー・エンターテイン・ユー」のライブ音源、「ドリーマーズ・ボール」の初期段階のアコースティックバージョンの5曲が収録された[11]。
なお、従来の作品では、「ファット・ボトムド・ガールズ」の冒頭にてテープの不具合が生じていたが、再発盤では修正されている。
収録曲
要約
視点
特記がない限り、リード・ボーカルはフレディ・マーキュリー。
演奏
- フレディ・マーキュリー - リード・ボーカル(#1 - #10, #12)、バッキング・ボーカル(#1 - #7, #9, #12)、ピアノ(#1, #3, #4, #6, #8, #12)
- ブライアン・メイ - エレクトリック・ギター(#3以外の楽曲)、バッキング・ボーカル(#2, #4, #5, #7, #9, #11, #12)、アコースティック・ギター(#3, #9)、リード・ボーカル(#11)
- ロジャー・テイラー - ドラムス、バッキング・ボーカル(#4, #5, #7, #10, #12, #13)、パーカッション(#1, #12, #13)、リード・ボーカル(#10, #13)、エレクトリック・ギター(#10, #13)、ベース(#10, #13)
- ジョン・ディーコン - ベース(#1 - 9, #11, #12)、エレクトリック・ギター(#8)、アコースティック・ギター(#8)
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チャート成績
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認定
脚注
外部リンク
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