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SEGA AGES

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SEGA AGES(セガ エイジス)とは、セガが過去にリリースしたコンピュータゲームを最新ハードで復刻するシリーズ作品[1]

シリーズの歴史

  • 1996年 - セガサターンで「SEGA AGES」と題された初のシリーズが始動。1998年まで13タイトルがリリースされた。
  • 2003年 - PlayStation 2で「セガエイジス2500シリーズ」と題された新シリーズが始動。シリーズ中期より有限会社エムツー(M2)が開発を担当、現在まで続くシリーズの特徴を作り上げ、2008年までに33タイトルがリリースされた。
  • 2012年 - 「セガエイジスオンライン」と題されたシリーズが展開。CD-ROMの大容量を活かし一つのディスクに多数の作品を収録したタイトルが多かった方針を転換し、このシリーズからインターネットを利用した「配信ゲーム」として、各作品を個別にリリースする事が基本となる。PlayStation 3で6作品、Xbox 360で5タイトルがリリースされた(XboX 360はオムニバス収録作品)。
  • 2018年 - Nintendo Switch版「SEGA AGES」シリーズが同年9月から展開スタート。
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セガサターン版

セガ往年の名作やアーケードゲームをセガサターンに完全復刻させるプロジェクトとして、1996年5月発売の「宿題がタントア〜ル」を皮切りに1998年10月まで断続的に発表された。

シリーズ

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セガエイジス2500シリーズ

要約
視点

セガエイジス2500シリーズ(SEGA AGES 2500シリーズ)はセガの名作を2,500円(税抜)の廉価版ソフトとしてPlayStation 2で発売したシリーズ。

当初は、オリジナル版で擬似3Dだった『スペースハリアー』を3Dポリゴンリメイクするなど、名作のリメイク版のみを収録する傾向が強かった。しかし、このようなリメイクやアレンジは一部のユーザーからは不評だったこともあり、途中から「オリジナル版+リメイク版」や「オリジナル版の完全移植」に方針が変更された。1度はリメイク版として発売した『スペースハリアー』もアーケード版、セガ・マークIII版の完全移植版を、Vol.20『スペースハリアーII』として発売した。

当初はSIMPLEシリーズで廉価版ソフトのノウハウを持つディースリー・パブリッシャーとセガの合弁企業であるスリーディー・エイジスから発売していたが、3D Agesが2005年9月をもって解散したため(2005年12月に清算結了)[2]、Vol.16以降はセガからの発売となっている。

シリーズの枠内でできるタイトルはほとんどやり尽くしたという理由から、Vol.33の『ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』をもってシリーズは一時休止が告知されたが、プロデューサー[誰?]はインタビュー記事において「シリーズが終了したわけではなく、シリーズ新作が出る可能性はある[要出典]」という趣旨のコメントを[いつ?]した。

シリーズ

一部のタイトルはPlayStation 3向けのゲームアーカイブス(下記表では「GA」と英略)で配信中。

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セガエイジスオンライン

要約
視点

PlayStation 3およびXbox 360向けのオンライン配信サービス。日本版含む海外版およびバージョン違いの収録、トライアルモード(オンラインによるスコアやタイムアタック)、リプレイモード(保存とランキングからのその場再生かDL)、ジュークボックス機能、どこでもセーブとロードが可能、プレイ中のオンライン待ち受け機能、トロフィー実績の実装などが新たに追加されている。

アドバタイズデモ、コインクレジット投入、画面下部に表示される走査線などを忠実に再現している。

PlayStation 3

各600円(税込) 一部のタイトルはPlayStation 3向けのゲームアーカイブスで配信中。

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Xbox 360

各800マイクロソフトポイント

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Nintendo Switch版

要約
視点

2018年9月20日から、「ニンテンドーeショップ」を経由した有料のダウンロード作品として2作品を配信開始してスタートした。なお、当初の開始予定は8月だったが前記の日程に延期された。

以降、おおむね1ヶ月に1作ペースで配信、2020年8月26日の配信で、当初予定していた19作品のリリースを全て完了した[6]。なお、本来は初リリース以降も2作同時リリースのペースを目標としていた[7]

開発は「セガエイジス2500シリーズ」後期と同じく有限会社エムツー(M2)が担当[8]。Nitendo Switch版はテレビゲームのオンライン化が一般的な時代に配信開始したのでオンライン対戦プレイやネットランキングなどの導入が積極的に行われている。奥成洋輔は、Nintendo Switchを携帯した際の遊びやすさを気にして制作していきたいとの意気込みを、2018年のNintendo Dreamで語った[9]

関係する人物

  • 奥成洋輔(シリーズスタート当時はセガゲームス、現在はセガの社員) - 本シリーズでは「シニアプロデューサー」職。「セガエイジス2500シリーズ」中核スタッフ。
  • 堀井直樹 - 株式会社エムツー代表取締役。開発現場のボス。
  • 小玉理恵子 - 奥成と同様の経緯で生前はセガ社員。Switch版「SEGA AGES」シリーズ全体を統括する「リードプロデューサー兼ディレクター」職。オリジナル版ではスタッフだった『ファンタシースター』(第1作目)がSwitch版「SEGA AGES」に移植する際にもアドバイスなどをしている。

制作経緯

奥成をはじめとした中核スタッフは、同シリーズ展開終了後、セガ3D復刻プロジェクトで同種の移植シリーズを展開。最終作となった『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』の企画を進めていた2016年の初旬頃から、再び据え置き機でセガレトロゲーム移植作を展開したいという企画を進めていた。『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』リリース以降にこの企画が本格化。ブレインストーミング中には様々な案があり、一時期はバーチャル・リアリティヘッドセット向けソフト化も検討されたこともあったものの、ユーザーのニーズが合わなかったと判断され、お蔵入りになった。最終的にはNintendo Switchという「携帯も出来る据え置きゲーム機」の発表が好機となり、同ハード向けに制作することとなった。

シリーズ名称は、松原健二(当時のセガゲームス代表取締役社長)による「新生としてリブートをかけるなら、ブランドを立てなさい」との指示が決め手となり、後に欧米のスタッフの意見も採り入れ全世界展開が決まったこともあり、ワールドワイドに意味が通りやすい「SEGA AGES」の名前に落ち着いた[9]

最初に提出したロゴデザイン案は90種類もあったが、日本とアメリカとヨーロッパのスタッフ、開発とマーケティングと宣伝などの部署が参加し、デザインを投票した結果、ドットデザインが選ばれた。その理由について、小玉は「スタッフの多くは、ドット風の文字デザインに、昔遊んだゲームの思い出が詰まっていると感じており、今回の復刻シリーズに相応しいという意見でした。また、カラーリングはデザイン案として虹色やスチームっぽい質感の硬いデザインなどもありましたが、セガと言えばやっぱりブルーが良い、という意見が多く、このデザインに決めました。」と述べた[9]

当初の予定は全てのタイトルを2018年から2019年の半年間で全部出すつもりだったが、実際は様々な難解な問題が生じて2年掛かった。この時の奥成は驚いた[10]

タイトル一覧

正式なタイトルには作品名の頭に「SEGA AGES」が付く。下記では省略。

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脚注

外部リンク

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