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ゲームアーカイブス
PlayStation Storeにおけるクラシックゲームのダウンロード販売サービス ウィキペディアから
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ゲームアーカイブスは、PlayStation Storeで過去に発売されたPlayStation、PlayStation 2、PCエンジン(CD-ROM2、SUPER CD-ROM2、PCエンジンスーパーグラフィックスも含む)用のソフトをダウンロード販売するサービス。
対応機種はPS3・PSP・PS Vitaだが、ソフトが両機種対応の場合はPS3とPSP、PS Vita間でソフトとセーブデータをコピーし、一つのタイトルを共有して遊ぶことも可能である。なお、PS4、PS5は対応していない。
- 本項では日本で配信された体験版を除くタイトルの一覧も発売順に列記する(タイトル名はゲームアーカイブス公式サイトでの表記をそのまま用いる)。
- ネオジオステーション、セガソフト復刻配信、カプコンアーケードキャビネットについてはそれぞれを参照のこと。
概要
要約
視点




2006年11月22日よりPlayStation Storeで原則、水曜日に配信されていた(2007年10月から2012年4月までは第2・第4水曜、2012年5月以降は第2水曜、これとは別にPCエンジンアーカイブスは第3水曜に配信された)。
2003年以前の過去の作品においては、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)の設立前に発売された作品も含まれるため、配信時に改めてCEROによる審査を受けている。
その他のソフトは全てCERO:A(全年齢対象)となっており、2021年現在、CERO:教育・データベース区分のソフトは配信されていない。
2007年4月26日からPS3向けの配信が開始されてからは、ほとんどのタイトルがPS3・PSPの両方でプレイできるようになり、セーブデータの共有も可能となった。
PSPの場合、L2・R2の入力は、初期状態でそれぞれアナログパッドの左右に割り振られている(他の入力も含め、オプションで割り振りを変更可能)。ただし、ソフトの互換性や操作系の違いなどの問題により、いずれかのみの対応となっているソフトも一部ある(PSPはL3・R3・左右アナログスティックの入力に非対応)。また、元のゲームソフトが多人数プレイに対応しているタイトルであっても、PSPで動作させたときは2人以上で同時にプレイをすることはできない(通信対戦などには対応していない)。
2007年11月14日よりPS3の振動機能に対応した。
2007年9月20日からは、PS3がなくてもPC経由でPSPにダウンロードできるようになり、さらに2008年10月15日にPSPのみでもダウンロードできるようになった(ただし、ネットワーク環境が必要)。2008年10月30日にはPC用のストアがリニューアルされて、専用ソフトによるダウンロードとなった。
2009年7月15日には、PlayStation以外のプラットフォームとしては初めてとなる「PCエンジンアーカイブス」の取り扱いが開始され、PCエンジン用のゲームソフトが配信された[1]。PlayStation用のタイトルと同様にPS3・PSPの両方でプレイが可能で、また、いつでもシステムメニューからのセーブとロードが可能というオプションが追加された。
2011年12月17日発売のPlayStation Vitaは当初はPCエンジンアーカイブスのみ対応、PlayStation用ソフトは2012年8月28日のシステムソフトウェア1.80のアップデートで対応した[2][注釈 1]。
2012年7月25日からは、PlayStation 2のソフトをPS3でプレイできる「PlayStation 2 アーカイブス」の配信を開始した[3]。
配信タイトルはPS初期の作品であるアークザラッド等をはじめとして、ソニー・コンピュータエンタテインメント(現:ソニー・インタラクティブエンタテインメント、以下SCE)の看板タイトルが主である。しかし任天堂が展開するバーチャルコンソールと同様に、キャラクターゲームにおける版権やタレントゲームにおける肖像権などの問題により、配信された実績が非常に少ない。リンダキューブ、ポポロクロイスシリーズなどのSCEを代表する外部版権を原作とするソフトが配信されている一方、グランツーリスモシリーズやPS一周年として作られたビヨンドザビヨンドは配信されていない。スーパーロボット大戦シリーズも、外部版権クロスオーバータイトルとしての特性上、配信元による自社版権として扱われており、知的財産権も管理されている[注釈 2]が、バーチャルコンソールでは配信されていないのに対して、ゲームアーカイブスでは配信されている。
2010年6月29日公開のPSPシステムソフトウェア6.30において、同バージョンで提供されたフォーマット別分類機能の項目にネオジオが存在したことからPCエンジンに続いてネオジオ用ソフトのサービスも行われるという噂があったが[4]、こちらは「NEOGEO Station」という別のカテゴリとなった。ネオジオステーションはPS3、PSPに対応しているが、PS3版とPSP版は別個のタイトルとして扱われる。このためPS3版を購入したとしても、PSPで遊ぶためには別途PSP版を購入する必要がある。
2021年7月2日にPlayStation 3、同年8月27日にPlayStation VitaのPlayStation Storeの新規購入サービス終了に伴い、本コンテンツの新規購入も終了予定となっていたが[5]、同年4月20日の発表で、PS3およびPS VitaのStore閉鎖を撤回した[6][7]。
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セーブデータ
PS1用ソフトのセーブデータはゲームアーカイブス版とパッケージ版で互換性があり、PS1のメモリーカードに保存されているセーブデータを「メモリーカードアダプタ(CECHZM1J)」でPS3本体内に保存し、PS3でプレイすることができる。また、PS3とPSP、PS VitaをUSB接続すれば、PS3とPSP・PS Vitaへセーブデータを相互に変換・移動することもできる。
PS2ソフトのセーブデータはゲームアーカイブス版とパッケージ版で互換性は無いため、PS2やPS2互換性のある初期型PS3で作成したセーブデータをゲームアーカイブス版で引き継ぐことはできない。
PCエンジンアーカイブスはバックアップRAMによるセーブ機能に対応したソフトのみPS3とPSP・PS Vitaで共有することが可能で、中断セーブのデータは共有することは出来ない。
保存先
ダウンロードしたソフトは、PSPではメモリースティックDuo(PSP Goでは本体内蔵メモリーまたはメモリースティックマイクロ)、PS3では内蔵HDDに保存される。
PlayStation Storeでのゲーム配信においては、一つのPlayStation Networkのアカウントにつき、PS VitaとPSPの合計で最大2台、PS3で最大2台まで認証が可能(制限台数を超えた場合は、同一アカウントで運用しているいずれかの機器の認証解除が必要となる)なため、購入したゲームアーカイブスのソフトは制限台数までであれば他のPS3・PS Vita・PSP本体へのコピー・移行が可能となっている。
PlayStation
要約
視点
開始時期は不明であるが、2013年12月現在ではPS2アーカイブスとの区別のためか、PlayStation Store内では『初代PSアーカイブス』と表記されている。
2006年(全18タイトル)
2007年(全140タイトル)
2008年(全110タイトル)
2009年(全86タイトル)
2010年(全186タイトル)
2011年(全116タイトル)
2012年(全37タイトル)
2013年(全27タイトル)
2014年(全34タイトル)
2015年(全12タイトル)
2016年(全19タイトル)
2017年(全16タイトル)
2018年(全10タイトル)
2019年(全4タイトル)
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PlayStation 2アーカイブス
2012年(全25タイトル)
2013年(全19タイトル)
2014年(全25タイトル)
2015年(全47タイトル)
2016年(全1タイトル)
2017年(全1タイトル)
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PCエンジンアーカイブス
本項の配信は一部を除きハドソンが全ての配信を行っていたが、ハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収、解散以降新規配信は行われていない。
2009年(全11タイトル)
2010年(全23タイトル)
2011年(全14タイトル)
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配信終了ソフト
- 2010年12月24日 ブラックマトリクスクロス(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2010年12月24日 ブラックマトリクスダブルオー(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2011年-2012年 パチパラシリーズを除くアイレムソフトウェアエンジニアリングのソフト全て[8](PCエンジンアーカイブス『R-TYPE』を含む)
- 2013年4月10日 ARTDINK BEST CHOICE クーロンズ・ゲート -九龍風水傳-(アートディンク)後に配信先をシティコネクションに変更し配信再開
- 2014年8月12日 ACTION BASS(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 ことぶきグランプリ〜めざせ!原チャリキング〜(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 ぼくは航空管制官(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 PIPE DREAMS 3D(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 ザ・ビストロ〜料理&ワインの職人たち〜(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 ヴィジランテ8(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 SPEEDBALL 2100(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 シープ(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 Tyco R/C(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 パチスロ完全攻略〜高砂スーパープロジェクト〜(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 パチスロ完全攻略〜高砂スーパープロジェクト2〜(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 RAINBOW SIX(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2014年8月12日 GRAND THEFT AUTO(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2018年1月19日 GRANDIA III(ゲームアーツ)[9]
- 2018年10月30日 新スーパーロボット大戦(バンダイナムコエンターテインメント)
- 2018年10月30日 続ぐっすんおよよ(バンダイナムコエンターテインメント)
- 2019年12月13日 ロックマン8 メタルヒーローズ(カプコン)[10]
- 2019年12月13日 ロックマンX4(カプコン)[10]
- 2019年12月13日 ロックマンX5(カプコン)[10]
- 2019年12月13日 トロンにコブン(カプコン)[10]
- 2020年9月29日 スーパーロボット大戦Z(バンダイナムコエンターテインメント)[11]
- 2025年6月 グラディウスV(コナミデジタルエンタテインメント)
- 配信終了日不明 聖霊機ライブレード(ウィンキーソフト)
- 配信終了日不明 加賀クリエイト配信ソフト全て
- 配信終了日不明 雪ん娘大旋風 さゆきとこゆきのひえひえ大騒動(スターフィッシュ・エスディ)
- 配信終了日不明 ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター(カプコン)
後に配信再開されたタイトル
- 2012年8月22日 ハムスター配信ソフトの一部[12] - 2014年10月22日 配信再開[13]
- アーケードヒッツ 水滸演武
- アーケードヒッツ マジカルドロップ
- キュイーン
- マジカルドロップIII よくばり特大号!
- マジカルドロップF 大冒険もラクじゃない!
- ザ・ファミレス 史上最強のメニュー
- 満福!!鍋家族
- 焼肉奉行
- やきとり娘〜スゴ腕繁盛記〜
- サイドポケット3
- 2013年12月19日 アテナ配信ソフト - トリニティに販売権利を委譲して2015年3月11日 配信再開
- デザエモン プラス
- プロ麻雀 極PLUS
- 信長秘録 下天の夢
- マネーアイドル エクスチェンジャー
- 井出洋介の麻雀教室
- デザエモン Kids!
- プロ麻雀 極 PLUS II
- アテナの家庭盤 -ファミリーゲームス-
- 女子高生の放課後...ぷくんパ
- ブロキッズ
- わくわくバレー
- プロ麻雀 極 天元戦編
- 2016年4月28日 トゥエンティワンより配信されていたテクノソフトのゲーム全て[14] - セガゲームスに販売権利を委譲して2016年11月22日 配信再開
- Neorude
- Neorude2
- Neorude〜刻まれた紋章〜(ネオリュード3)
- REVERTHION (リヴァーシオン)
- THUNDERFORCE V Perfect System
- おみせde店主
- くっつけっと
- マイガーデン
- 球転界
- 鋼鉄霊域(スティールダム)
- 風の丘公園にて
- 2018年2月1日 ケムコより配信されていた『パカパカパッション』シリーズ - ガンホー・オンライン・エンターテイメントより同年5月23日 配信再開
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エピソード
東京ゲームショウ2006の基調講演において、久夛良木健SCE社長(当時)がゲームアーカイブスの前身企画であるeディストリビューション配信サービスを語った際には、現行の方式と異なりクラウド配信によるソフトの提供が計画として発表された。 その際に自社のみならず他社製ハードへの対応構想が発表され、メガドライブが例に挙げられたものの[15]、セガは正式発表できる段階にないと否定[16]。ゲームアーカイブスにセガ製ハードのソフトが加わる事は無かったが、セガは独自に欧米においてメガドライブタイトルを複数収録したオムニバスソフトを発売し、収録作のうちいくつかは日本国内においても2011年7月6日よりPlayStation Storeにて単体で配信された[17]。 その後もセガ・マークIII・メガドライブ・セガサターン・ドリームキャスト・アーケード版のゲームに追加要素を加えた移植版をダウンロードゲームとして配信するサービスは継続され、移植元のハードによって「セガビンテージコレクション」「セガエイジスオンライン」「ドリームキャスト復刻プロジェクト」「MODEL2 コレクション」などの名称でそれぞれ提供された。
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脚注
関連項目
外部リンク
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