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チュクチ・カムチャツカ語族
シベリア北東端部のチュコト半島からカムチャツカ半島にかけて話されている、いわゆる古シベリア諸語(古アジア諸語)に含まれる言語からなる語族 ウィキペディアから
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チュクチ・カムチャツカ語族(チュクチ・カムチャツカごぞく)は、シベリア北東端部のチュクチ半島からカムチャツカ半島にかけて話されている、いわゆる古シベリア諸語(古アジア諸語)に含まれる言語からなる語族。ルオラヴェトラン諸語とも[2]。

概要
北部のチュクチ語派と南部のカムチャツカ語派に分けられ、いずれも現在、民族としては存続していても話者は少なく消滅の危機(または既に死語)にある。
共通の性質としては、イテリメン語を除くと抱合語(複統合語)で能格言語であり、破裂音・破擦音には無声音しかない点などがある。チュクチ語は非相称的母音調和を示し、コリャ―ク語イテリメン語は部分的な母音調和を示す。
下位分類
他の語族との関係(仮説)
- ユーラシア大語族仮説:アルタイ諸語、ウラル・ユカギール語族、インド・ヨーロッパ語族などと関係
- ウラル・シベリア語族仮説:ウラル語族、ユカギール語族、エスキモー・アレウト語族と関係
- チュクチ・カムチャツカ・アムール語族仮説:ニブフ語と関係
関連項目
参考文献
- 小野智香子『イテリメン語文法―動詞形態論を中心に―』北海学園大学出版会、2021年3月31日。ISBN 978-4-910236-02-5.
- 金子亨(2011). "イテリメン語も孤立言語だった"(Itelmen was and is isolate) 千葉大学ユーラシア言語文化論集 (13): 1-19.
脚注
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