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ハローズ玉島店

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ハローズ玉島店
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ハローズ玉島店（ハローズたましまてん）は、株式会社ハローズが運営する、岡山県倉敷市玉島にあるショッピングセンター、スーパーマーケット。ショッピングセンターとしての名称は「ハローズ玉島モール」[1]。

概要 ハローズ玉島モール HALOWS Tamashima MALL, 地図 ...

なお本項では、かつてこの地に所在した「ショッピングセンターパオ」と、そこに入居していた新倉敷サティ（元ニチイ新倉敷店）および「専門店街パオ」、サティと専門店街パオの閉店後に居抜き出店した「スーパーセンター トライアル倉敷店」についても記述する。

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ショッピングセンターパオ

要約
視点

岡山県を代表するショッピングセンターとして

1979年3月、地元主導型の「ショッピングセンターパオ」として開店[2]。「専門店街パオ」と新倉敷サティ（旧ニチイ新倉敷店）で構成され、主なテナントとして、アパレルショップ「スズタン」、CDショップ「エステム」、ファンシー雑貨店「りょうごく」、飲食店テナントは「赤い風船」、「クローバー」、「ドムドムハンバーガー」、「ミスタードーナツ」、「サーティワンアイスクリーム」などが出店していた[2]。最盛期の年商は100億円以上あり[2]、ジャッキー・チェンほか多くの芸能人イベントを開催するなど[2]、岡山県を代表するショッピングセンターであった[2]。

サティ閉店とボートピア計画頓挫

しかし1990年代にはイオン倉敷ショッピングセンターなど大型モールが相次いで出店したことから業績悪化し[2]、2001年のマイカル経営破綻により、翌2002年7月に核テナントの新倉敷サティが閉店した[2]。サティ閉店後は「専門店街パオ」の一部専門店のみで営業を続けた[2]。

→「過去に存在したマイカルの店舗 § 倉敷市」も参照

そして「専門店街パオ」を運営する協同組合パオが、後継テナント誘致を進めてきたが成功せず[3]、ビルの84％を所有する岡山市の平田興産が競艇場外発売場（ボートピア）誘致を計画し、地元町内会などに説明を行った[3][4]。これに対し、ビルの残り部分を所有する協同組合パオは、同年3月の臨時総会で「少しでも地元のプラスになるためのぎりぎりの選択」として計画に同意した[3]。

しかしこの計画に対して地元では反対運動が起き[3][5]、倉敷市立玉島北中学校PTAでは青少年に悪影響を及ぼすことを懸念し、玉島地区内の小中学校PTAや幼稚園などに協力を求めて反対署名を集め、同年5月末までに倉敷市長と倉敷市議会議長へ提出するとした[3]。この反対署名活動には周辺住民へも賛同の輪が広がり、玉島北中学校区内の小中学校PTA役員や周辺住民が署名を集め、2005年10月12日に玉島商工会議所会頭に反対要望書を提出した[5]。また同年にはトライアルカンパニーが「ショッピングセンターパオ」への出店意向を示したことから[5]、ボートピア誘致計画は中止された。

トライアル出店と不祥事による閉店

そして同2005年10月には「スーパーセンター トライアル倉敷店」が開店[2]。旧サティの内装と旧売場をそのまま活用し、旧パオ部分も含めて1階のみ使用していた[2]。

だがしかし、2010年4月に「スーパーセンター トライアル倉敷店」店内で、店長・従業員・契約警備員による恐喝事件が発生[2][6][7][8]。事件を起こした店長らは逮捕され[6]、同様に店長らが店内で起こした別の恐喝事件2件で再逮捕[8]。店長らは警察の調べに対し「本社の指示でやった」と供述したことから[7]、岡山県警がトライアルカンパニー本社などの関係先を家宅捜索するという騒動となった[7]。この事件により「スーパーセンター トライアル倉敷店」は、翌月の2020年5月17日をもって閉店した[2]。

→詳細は「トライアルカンパニー § 事件・不祥事」を参照

恐喝事件によるトライアルの閉店後、ビルのほとんどは空き店舗となり[2]、ビルの老朽化も著しいことから[2]、建物は解体され、跡地に株式会社ハローズが「ハローズ玉島店」を建設した。

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ハローズ玉島店

テナント

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脚注

関連項目

外部リンク

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