ハービンマオ

ハービンマオ（欧字名:Harbin Mao、2015年4月2日 - ）は、日本の競走馬、繁殖牝馬^[1]。主な勝ち鞍に2018年の関東オークス。

ハービンマオ
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欧字表記	Harbin Mao[1]
品種	サラブレッド[1]
性別	牝[1]
毛色	栗毛[2]
生誕	2015年4月2日（10歳）[1]
抹消日	2019年10月2日[2]
父	ハービンジャー[1]
母	ダンシングマオ[1]
母の父	ゴールドアリュール[1]
生国	日本（北海道登別市）[1]
生産者	登別上水牧場[1]
馬主	森口隆一郎[1]
調教師	中舘英二（美浦）[1]
競走成績
生涯成績	9戦2勝[1] 中央：6戦1勝 地方：3戦1勝
獲得賞金	4185万円[1] 中央：620万円 地方：3565万円
勝ち鞍 JpnII 関東オークス 2018年

馬名の由来は、父名より＋母名の一部^[2]。

経歴

2017年11月19日、東京競馬場5Rの2歳新馬戦（芝1800m）で北村宏司を背にデビューし、ブラストワンピースの5着。2戦目からは松岡正海に乗り替わり、そのまま主戦騎手に定着した。

3歳シーズンの3月からダート路線に転向し、その転向初戦で初勝利を収めた。6月、初の重賞挑戦として関東オークスに出走。道中中団でレースを進め、2周目3コーナーで3番手まで押し上げ、直線で先に先頭にたったゴールドパテックを交わして重賞初優勝を果たした^[3]。古馬と初対戦となった8月のブリーダーズゴールドカップは5着。年末のクイーン賞は不良馬場で先行馬決着の中、後方からの競馬でメンバー中最速の上がり3ハロン39秒7の脚で追い上げ4着だった。

4歳シーズンはレースに出走することなく、10月2日付で競走馬登録を抹消、引退した^[4]。引退後は生まれ故郷の登別上水牧場で繁殖牝馬となる。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com^[5]およびJBISサーチ^[6]に基づく。

競走日	競馬場	競走名	格	距離（馬場）	頭 数	枠 番	馬 番	オッズ （人気）	着順	タイム （上り3F）	着差	騎手	斤量 [kg]	1着馬（2着馬）	馬体重 [kg]
2017.11.19	東京	2歳新馬		芝1800m（良）	14	6	9	043.8（11人）	05着	R1:51.9（33.4）	-0.5	0北村宏司	54	ブラストワンピース	450
0000.12.09	中山	2歳未勝利		芝1800m（良）	16	1	1	022.50（7人）	05着	R1:49.5（35.7）	-0.3	0松岡正海	54	エフティアテナ	450
2018.01.27	東京	3歳未勝利		芝1800m（稍）	16	8	16	027.50（8人）	11着	R1:50.4（35.2）	-1.4	0松岡正海	54	シャドウアイランド	448
0000.03.04	中山	3歳未勝利		ダ1800m（良）	16	3	5	007.50（4人）	01着	R1:57.2（39.2）	-0.6	0松岡正海	54	（エナグリン）	450
0000.05.19	東京	3歳500万下		ダ2100m（良）	16	3	6	027.90（9人）	09着	R2:14.8（38.8）	-1.7	0松岡正海	54	ダイシンカローリ	452
0000.06.13	川崎	関東オークス	JpnII	ダ2100m（稍）	13	4	5	021.10（6人）	01着	R2:17.6（40.0）	-0.1	0松岡正海	54	（ゴールドパテック）	458
0000.08.16	門別	ブリーダーズGC	JpnIII	ダ2000m（不）	15	7	12	025.20（6人）	05着	R2:07.4（39.8）	-1.8	0松岡正海	55	ラビットラン	464
0000.10.21	東京	ブラジルC	OP	ダ2100m（良）	16	7	13	060.1（14人）	14着	R2:12.6（38.6）	-2.2	0松岡正海	51	ラインルーフ	462
0000.12.12	船橋	クイーン賞	JpnIII	ダ1800m（不）	11	7	8	014.40（5人）	04着	R1:54.2（39.7）	-1.5	0松岡正海	53	アイアンテーラー	469

繁殖成績

	生年	馬名	性	毛色	父	馬主	管理調教師	戦績	出典
初仔	2021年	ゼットレジーナ	牝	栗毛	ニューイヤーズデイ	(有)フォーレスト	栗東・吉田直弘	7戦2勝（現役）	[7]
2番仔	2022年	アイルクリール	牡	栗毛	ゴールドシップ			（デビュー前）	[8]
3番仔	2023年	コズミックフレア	牝	鹿毛	アメリカンペイトリオット			（デビュー前）	[9]
4番仔	2024年	ハービンマオの2024	牡	栗毛	オルフェーヴル			（デビュー前）	[10]

• 2025年4月11日現在

血統表

ハービンマオの血統			（血統表の出典）[§ 1]
父系	デインヒル系
父 *ハービンジャー 2006 鹿毛	父の父 Dansili 1996 黒鹿毛	*デインヒル	Danzig
			Razyana
		Hasili	Kahyasi
			Kerali
	父の母 Penang Pearl 1996 鹿毛	Bering	Arctic Tern
			Beaune
		Guapa	Shareef Dancer
			Sauceboat
母 ダンシングマオ 2007 鹿毛	母の父 ゴールドアリュール 1999 栗毛	*サンデーサイレンス	Halo
			Wishing Well
		*ニキーヤ	Nureyev
			Reluctant Guest
	母の母 *エスカビオーサ 1992 鹿毛	Payant	Cipayo
			Piccalline
		Elegia	Utopico
			Emisaria
母系(F-No.)	(FN:19-c)			[§ 2]
5代内の近親交配	Northern Dancer：S5×S5×M5			[§ 3]
出典	[11] [11] [11]

• 半弟カワテンマックス（父ドレフォン）は2024年ゴールドウィング賞、2025年新春ペガサスカップ勝ち馬。