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ビデオ・オン・デマンド
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ビデオ・オン・デマンド(Video On Demand)とは、視聴者が観たい時に様々な映像コンテンツを視聴することができるサービスである。略称「VOD」。
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VODにおいて配信されるコンテンツは、公開済の映画や放送済の放送番組、オリジナルの映像作品を配信するものもある。
課金方法としては、コンテンツごとに課金するもの(エレクトリック・セルスルーやペイ・パー・ビュー)、月会費や年会費を支払い多くのコンテンツが観放題となるもの(サブスクリプションモデル)などがある。
概要
ユーザが要求した時点でコンテンツを配信する通信であり、放送では行うことができない映像の一時停止・巻戻し・早送りなどの操作が可能なサービスが多く、利便性が高い。レンタルビデオ店に借りに行ったりする代わりに、インターネットにより瞬時に視聴することが可能である。
また、セットトップボックス(STB)を用いて、テレビ受像機で視聴可能なサービスもある。
レンタルショップでは、店舗側の都合による非入荷や、制作元などの意向で特定の店舗以外には入荷を許可しない、予算等の関係でレンタル店チェーンの本部が流す所を限らせている事などから、店頭で取り扱いができない場合があるが、こうした作品でも、このシステムにより利用可能な場合もある。
VODのサービス形態
- AVOD(エー・ヴイ・オー・ディー)
- Advertising Video On Demand(アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンド)。
- 広告型動画配信。企業からの広告掲載によって配信業者が収益を得て、視聴者は無料または低価格で動画が視聴できる配信形態。
- SVOD(エス・ヴイ・オー・ディー)
- Subscription Video On Demand(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド)。
- 定額制動画配信サービス。定額料金を支払うことで、用意されている映像を期間内であれば無制限に視聴できる配信形態。
- TVOD(ティー・ヴイ・オー・ディー)
- Transactional Video On Demand(トランザクショナル・ビデオ・オン・デマンド)。別名「電子レンタルビデオ」
- 期限付きのペイ・パー・ビュー。レンタル型の動画配信形態で、利用者は視聴期限内でコンテンツを視聴することができる。
- EST(イー・エス・ティー)
- Electric Sell-Through(エレクトリック・セル・スルー)。
- 視聴期限のないペイ・パー・ビュー(PPV)。インターネット上でコンテンツファイルを購入するサービス形態。
- 本来はコンテンツファイルを利用者のPC、スマートフォンなどのデバイスに保存し、購入者がコンテンツファイルの所有権を有する形態を指していたが、映像は購入したサービス上で無期限に視聴できるが、コンテンツファイルの所有権を有さないタイプのサービスもこの形態に含まれるようになっている。
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視聴デバイス
- パーソナルコンピューター
- スマートフォン、タブレット
- コネクテッドTV(スマートテレビ、ストリーミングデバイス・ゲーム機・ブルーレイディスクレコーダーなど外付け機器介してインターネット接続されたテレビ)
- プロジェクター
- バーチャル・リアリティヘッドセット
主なビデオ・オン・デマンドサービス
プロコンテンツ型動画配信サービス
チューナー接続型ビデオ・オン・デマンドサービス
ユーザー投稿型動画配信サービス
→詳細は「動画共有サービス」を参照
日本未上陸のVODサービス
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NVOD(Near VOD)
従来技術の延長でVODに似たサービスを実現するものとして、NVOD(Near VOD)がある。これは比較的短時間の間隔をずらして次々と同じ番組を送出するもので、例えば120分番組を12のチャンネルで10分おきに送出すると、視聴者は最大10分待てば必要な番組を冒頭から観ることができる。
技術的には単なる多チャンネル放送であり、帯域さえ確保できればよい。しかし、あらゆる番組を常時NVODで放送するほどの帯域は用意できないため、現実的には本来のVODに期待されるサービスとは隔たりがある。
脚注
関連項目
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