トップQs
タイムライン
チャット
視点
日本デジタル配信
ウィキペディアから
Remove ads
日本デジタル配信株式会社(にほんデジタルはいしん、Japan Digital Serve Corporation)は、ケーブルテレビ局向けにデジタルテレビ配信およびその他の支援を事業とする事業者。通称はJDS。
首都圏や静岡県にあるケーブルテレビ局およびジュピターテレコム(J:COM)グループなど全国各地のケーブルテレビ局と光ファイバー及び通信衛星を介し接続する広域ネットワークを構築し、デジタルテレビ(地上波、BS衛星波、専門チャンネル)信号の配信、ケーブルインターネット向けバックボーン事業等を行っている。
Remove ads
沿革
- 2000年(平成12年)4月10日 - 設立。
- 2001年(平成13年)4月 - 宇宙通信、三菱商事と共に衛星系によるCATVデジタル専門チャンネル配信会社の番組配信センター(後の株式会社アイ・ヒッツ)を設立。
- 2005年(平成17年)
- 2007年(平成19年)2月26日 - ジャパンケーブルネット等へもデジタル専門チャンネル配信を開始した。既存のネットワークとの関係や詳細は確認がとれていない(除くジャパンケーブルネット)。東名阪福ネットワークもそうだが、伝送路に衛星を使用せず天候障害が無い。JDSによれば、これで全国の多チャンネルCATV加入者の半数以上がJDSからの配信を受けることとなった。
- 2008年(平成20年)
- 2010年(平成22年)9月1日 - 北陸・甲信越地区に地上光ネットワークを構築し、13のケーブルテレビ事業者へ順次CSデジタル放送の配信サービスを開始[2]。
Remove ads
参加局一覧
要約
視点
サービスエリアが複数都県に跨る場合は本社所在地の都県に記載した。
首都圏光ネットワーク利用局
東京都
- イッツ・コミュニケーションズ
- 多摩テレビ
- ケーブルテレビ品川
- 東京ベイネットワーク
- 東京ケーブルビジョン
- ジャパンケーブルネット(JCN)(一部の局を除く)
- 各局へはジャパンケーブルネットからの独自配信。
- JCNサービス提供局
神奈川県
千葉県
埼玉県
茨城県
栃木県
静岡県
- ※TOKAIケーブルネットワーク以外は全国光ネットワーク利用局を参照
全国光ネットワーク利用局
旧称・東名阪福ネットワーク
- JCOM(J:COM)(一部の局を除く)
- グループ各局へはJCOMからの独自配信。
甲信越
- 山梨ケーブルサービス
- 日本ネットワークサービス(甲府CATV)
- 富士川シーエーティーヴィ
- 峡西シーエーテーブイ
- 笛吹きらめきテレビ(いちのみやふれあいテレビ)
- 上越ケーブルビジョン
- あづみ野テレビ
- インフォメーション・ネットワーク・コミュニティ(INC長野ケーブルテレビ)
- 上田ケーブルビジョン
- 信州ケーブルテレビジョン
- 須高ケーブルテレビ
- エヌ・シィ・ティ
北陸
- 金沢ケーブル
- 高岡ケーブルネットワーク
- 射水ケーブルネットワーク
- ケーブルテレビ富山
- となみ衛星通信テレビ
- TAM(Net3)
- 新川インフォメーションセンター(NICE TV)
- 新川地域介護保険・ケーブルテレビ事業組合(みらーれTV)
- 能越ケーブルネット
- 福井ケーブルテレビ
- 丹南ケーブルテレビ
東海・静岡(一部除く)
近畿
中国
四国
九州
衛星ネットワーク利用局
→アイ・ヒッツ#導入局・導入予定局を参照
Remove ads
デジタル放送配信サービス
要約
視点
デジタル専門チャンネルサービス → CSデジタル放送配信サービス
標準画質(SD)放送分はi-HITS(後述)からの信号供給を受けている為に基本的にチャンネル番号はi-HITSと同一であるが、必ずしもi-HITSのチャンネル番号が以下と同一になっているとは限らない。
ジュピターテレコム(J:COM)・ジャパンケーブルネット(JCN)など一部のケーブルテレビ局は音声を含む番組データのみを使用し、チャンネル番号等(ヘッドエンド)は独自仕様になっている。
放送チャンネル
※公式サイトのリストに従った。「ケーブル4K」(現・satonoka 4K)サービス開始などもあり、一部局については配信を取り止め、衛星波経由への切り替えを促した。放送大学についても地上波の放送終了に合わせ、BS経由への切り替えを促している[3]。
配信終了
BSデジタル放送サービス
地上デジタル放送サービス
地上デジタル放送配信は2003年12月より、ジャパンケーブルネットが保有する東京タワー向け受信設備(東京都江東区豊洲、データセンター「アット東京」内[4])、各局までの伝送設備等をジャパンケーブルネット、ジュピターテレコム、テプコケーブルテレビで共同利用してサービスを開始した。パススルー、トランスモジュレーション両方式を首都圏のみで配信をしている。
全国光ネットワーク
2008年以前は、「東名阪福ネットワーク」と呼んでいた光配信ネットワーク。
デジタル専門チャンネルサービス
「CSデジタル放送サービス」とうたっているが、社の内外を問わず伝送経路にはCS(通信衛星)は使用せず光ファイバーを主とした地上伝送ネットワークにより天候障害の影響を受けないサービスを提供している。なお、エンコード工程はi-HITSが担当している。
JC-HITSのHITS(Headend In the Sky)に対抗し、HOG(Headend On the Ground)[注釈 1]とこのネットワークを呼んでいる。
衛星ネットワーク
→詳細は「アイ・ヒッツ」を参照
別名i-HITS。通信衛星を用い、全国のケーブルテレビ局へ配信している。衛星運営会社の宇宙通信などと設立した株式会社アイ・ヒッツにおいて構築したネットワークであったが、2008年にアイ・ヒッツ社を吸収合併し運営していた。
「ケーブル4K」放送配信サービス
衛星波での4K・8K放送開始に伴い、このうちの4K試験放送の開始に呼応する形でケーブルテレビでの4K放送実現を支援する為に2015年12月1日より始めたサービス[5]。独自の編成で配信先CATV事業者やコンテンツ供給者から集めた4K制作番組を提供している。2023年12月1日に「satonoka 4K」に名称を変更し、「satonoka TV」の名称でHD画質の配信も開始した[6]。
Remove ads
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads
