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ピョートル・アンデルジェフスキ
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ピョートル・アンデルジェフスキ(ポーランド語: Piotr Anderszewski [pjɔtr andɛrˈʂɛfski], 1969年4月4日 - )は、ポーランドのピアニスト。
姓・名の日本語表記については、「アンデルジェフスキ(ー)」や「アンデルシェフスキ(ー)」、「ピオトル」などの揺れが見られる。
経歴
1969年、ポーランドのワルシャワで生まれた。父親はポーランド人、母はハンガリア人で、ポーランド人とハンガリー人という過程であった[1]。6歳でピアノの学習を開始。ワルシャワ音楽院に学んだほか、リヨン音楽院やストラスブール音楽院、ロサンゼルスにある南カリフォルニア大学に留学した。
1990年のリーズ国際コンクールでは、予選で弾いたベートーヴェンの《ディアベリ変奏曲》の圧倒的な演奏が絶賛されながらも、続くヴェーベルンの《ピアノのための変奏曲》での自身の演奏に納得できず、本選を棄権したことから、「完璧主義者」と評された。
フィリップスとヴァージン・クラシックスにて多数の録音を行っており、2000年と2008年にはブルーノ・モンサンジョン監督によって2つのドキュメント映像が制作された。前者では、ベートーヴェンのディアベリ変奏曲の演奏風景が、後者では、列車移動でヨーロッパで演奏旅行を行う姿が撮影されている。
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受賞・栄典
- 1999年:シマノフスキ賞を受賞。
- 2001年:ロイヤル・フィルハーモニー協会から最優秀器楽演奏家賞を授与された。
- 2002年4月:栄えあるギルモア・アーティスト・アワードを獲得した[2]。
レパートリー
フレデリック・ショパンやカロル・シマノフスキといった「お国もの」も取り上げてはいるが、バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ウェーベルンといったドイツ・オーストリアの音楽をレパートリーの中核に据えている。室内楽奏者としてはヴィクトリア・ムローヴァとの共演で、ヤナーチェクやドビュッシー、プロコフィエフ、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを録音している。
家族・親族
- 姉:ドロータ・アンデルシェフスカ(Dorota Anderszewska)はヴァイオリニストである。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- “招聘会社KAJIMOTOによるプロフィール”. 2012年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- “EMIクラシックスによる録音情報”. 2011年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- “IMG Artistsによるプロフィール”. 2016年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月28日閲覧。
- 2000 ドキュメンタリー「ディアベリ変奏曲」
- 2008 ドキュメンタリー「落ち着きのない旅人」
脚注
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